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料理番組で、作りかけた料理はその後どうなる?
民放ではお昼から夕方にかけて、NHK教育テレビでは夜のゴールデンタイムで、根強い人気をもっているのが料理番組だ。放送がはじまったころには、ちょっと目新しい料理やおもてなし料理が主だったが、いまでは内容も色々、ダシのとり方など基本中の基本から、一人暮らし向き、はじめて包丁をもつ男性向き、カンタンで栄養のある朝ご飯など、視聴者のニーズに合わせてバラエティ豊かな内容となっている。そんな料理番組でよくあるのが、「このまま弱火で30分煮込みます。煮込んだものがこちらです」といって、サッと鍋を入れ替えるワザ。 限られた時間内で手順を示そうとおもったら、どうしてもこうしないわけにはいかないのだが、煮込む前の鍋はいったいどうなってしまうのだろうか?あのまま捨てられてしまうのだろうか?気になって聞いてみたところ、あとでちゃんと最後まで料理して、スタッフで食べるそうだ。一回の収録で、リハーサルでつくる分と本番でつくる分、それにあらかじめ下味をつけておいたり、煮込んでおく分など、多めに材料を用意しておかなくてはならない。その量は、できあがりの分量の二倍から、ときには四から五倍にもなる。 収録時にできあがった料理はもちろん、切りかけの野菜やつくりかけの料理も、収録後に全部完成させて、スタッフにふるまわれる。 一週間分をまとめて収録してしまう番組などでは、50人分もの料理ができてしまうこともあるが、そういうときは、局内のヒマなスタッフを集めてきて食べる。なかには、このときを楽しみにしている人もいるとか。 試食後のスタッフの感想も、番組制作者にとっては貴重な意見となるので、「おいしい!」と言われると、やはりホッとするそうだ。
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