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マサ1788

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ガーベラ@ Re:幸福を人と分かち合えば、それは減るどころか更に増大するのです 初コメントお邪魔致します少なからずや…自…
H4O@ Re:どう思いますか?(10/24) 病院だけのせいにするのはおかしいのでは…
まさみ2240 @ 日本脳炎 三年前のワクチン積極勧奨中止のきっかけ…
Jan 1, 2009
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 年があらたまるとき、三好達治の詩のこんな一節が頭に浮かぶ。

  ひととせふれば年はあけ

  また新年となりました

 一年が過ぎ、次の一年が始まる。歳月の流れは変わることがない。

 そのたびに新鮮で、前向きな気分にさせられるお正月だが、ことしは

少し様子が違う。

 この先、待ち受ける厳しさに、多くの人が身を硬くしているかのよう

だ。

 無理もないだろう。



企業が一転、営業赤字に陥る。

 解雇されて住まいまで失う人が増えていく。

 ただならぬことが目の前で起きている。

 海の向こうの危機が、たちまち押し寄せた。

 同じように一年一年を重ねるうちに、いつか私たちの豊かさは不安定

で危うい土台の上に立ってしまっていたようだ。

見失ったものとは グローバル化や金融システムのゆがみ、規制緩和

など多くの要因が語られる。

 ここ数十年来、経済活動を律してきた考えが底流にあることは間違

いないだろう。

 この間に、私たちは何を得て、何をなくしてきたのか。



 現実をしっかりつかみ、これからを見据えたい。

 年の初めは、いい機会である。

 たとえば、熟練の技を訪ねて原点を探るのもいいだろう。

 神戸市東灘区の中井松幸さん(73)は、靴づくりで長いキャリアを

もつ「神戸マイスター」だ。



 作業の合間に「革と仲良く引っ張り合わんと」と話す。

 同じ革でも部分によって柔らかさは違う。

 感触をたしかめ、手に込める力を変えながら進めていく。

 そうすると形くずれしないのだそうだ。

 修理を頼まれた靴の底のすり減り方を見ると「勉強になる」ともおっ

しゃっている。

 予想していない減り方なら、次に生かす。

 半年前の注文も手つかずだが、ペースは変わらない。

 長い間、値段も変えていないそうだ。

 作り手と商品や客とのつながりが見える仕事場にいると、国境を超

えて巨大化したものづくりとの距離を実感する。

 お金が人間を振り回し、「派遣切り」などの言葉が飛び交う。

 そんな世界が遠くかすむ。

 気になるのは、経済活動の姿をじわじわと変えてきた流れが、それ

以外にも浸透しているのではないかという点だ。

 社会のいろんな場面で競争や効率が求められ、成果をあげなければ

ならない。

 勝ち組と負け組に分かれれば、もっぱら語られるのは自己責任。

 いったんしくじると、立ち直るのは難しい。

 その果てに、人間やいのちを思いやる感性が薄れていくようなら、深

刻というべきである。

 ここでも、私たちが置き去りにしたり、見失ったりしたものがあるに

違いない。

 現状は「百年に一度の危機」という。

 たしかに、世界経済を襲った激震は一九二九年の大恐慌に匹敵する

といっていい。

 国際協調をさらに強め、かつてと同じ道をたどることは避けねばなら

ない。

 ただ、次の時代を切り開く考えが生まれたのも、大恐慌のなかから

だった。

 いま再び、社会のあり方を根底から問う作業が求められていると受け

止めたい。

 百年に一度の危機を、新たな潮流を生む百年に一度の機会にするこ

とだ。

 人と人がつながる 「アラフォー」に「グー!」。

 昨年の流行語大賞に選ばれた言葉だが、相次ぐ食品偽装に怒る主

婦が漏らした一言の方が「変」の年にふさわしいかもしれない。

 「いったい何を信頼したらいいのか、分からなくなった」

 不安定さ、危うさが目につく暮らしに、確かさを取り戻さないといけ

ない。

 もちろん、大きな枠組みに頼らざるを得ない部分は多いが、いまの危

機のなかでのぞいた欠陥やほころびに目を向ければ、身近でできるこ

とも浮かんでくるだろう。

 不信の広がりに歯止めをかけ、信頼を再構築する。

 分断や孤立ではなく共生をめざす。独断ではなく共感、協力にかけ

る。

 まずは、私たちの足元から、そうした価値観や規範を大切にして、人

と人、人とモノ、人と地域をつなぎ直したい。

 心強いことに、問題意識をもった取り組みが兵庫県内の各地で続い

ている。

 分野はさまざまだが、あらためて生きる基盤を固めようという点では

共通する。

 そうした実践を通じて、年始を覆う重苦しさを乗り越える手がかりを

探ってみたいものだ。






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Last updated  Jan 1, 2009 08:21:11 PM
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