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2017.10.29
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輸血を禁忌とする宗教ってあるじゃん。
あの宗教って、医者でも信者はいるんだよね。
で、その医者は輸血を患者に勧めるかっていうと、普通に勧める。
これを矛盾と思うかどうかっていうと、矛盾は無いんだよ。

「は?輸血をすると地獄に落ちるって信じてるんでしょ。じゃあ、なんで患者に勧めるの?矛盾してるじゃん!」って思う?
でも、その理屈でいうと、その医者は患者に…
「あなたは輸血をしないと死にます。しかし、輸血をして生き延びても地獄におちるので輸血は勧めません。」
っていう行動が正しいってことになるよね。
つまり、その医者のなかでは「職業倫理と自分の信仰は別」って割り切ってるんだよね。


子供を含めた移植医療への臓器提供っていうのも同じように考えられる。
脳死の患者に臓器移植を勧める医療従事者が、本人の臓器提供を拒否していても矛盾はない。
小児の臓器提供を勧める医療従事者が、自分の子供の臓器提供を拒否しても矛盾はない。
それを「は?おかしいでしょ?」って言うならば…

「移植医療に携わるからには、臓器移植に同意するべきだ」
とか
「臓器提供カードに同意しない人間は、移植医療に関わるべきじゃない」
とか
「お父さんは移植医療に関わっているから、お前も臓器提供に同意しなさい」
っていうのが「矛盾しない正しい行動」ってことになる。

そこを考えると

って話になる。

つまり
「私は死刑制度に反対の弁護士です。この殺人者の死刑に反対します」
っていう行動と
「私は死刑制度に反対の弁護士です。しかし、私の家族を殺したこの殺人者に死刑を求刑します」


え?
本当に?





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最終更新日  2017.10.29 23:09:43
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