Nov 15, 2004
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 今日の話題は、「南極と凍傷」です。

 昭和基地にいますと凍傷(とうしょう)の心配はほとんどありません。しかし、一歩、基地の外に出て内陸旅行等に行くとなると、南極の厳しい気候(低温と風)から凍傷になることがたびたびあります。

 凍傷とは、火傷(やけど)と反対に皮膚が低温にさらされて細胞が死んでしまう症状です。凍傷にも度数が合って、1度ですと皮膚の表面だけ死んでしまって、茶色い色に変色し薄いかさぶたのようになります。2度ともなると水疱ができて皮膚の中まで死んでしまいます。もう少し進んで3度ぐらいになるとあとが残ってしまいます。もっとひどくなると、指先などは壊疽(えそ)になってしまい腐ってきます。こうなると切断をせねばなりません。

 通常、観測隊員が経験するのは、この1から2度ぐらいです。通常は、-20度程度でも凍傷にはなりませんが、風があると急速に顔の皮膚の温度は下がり、気がついたときには頬(ほほ)や鼻が真っ白にになっています。早く気がつくと皮膚をこすって1度ぐらいですみます。ほっておくと2度ぐらいになります。

 観測隊員同士で頬や鼻を見てあげながら、外での作業を行います。鼻を落とさないために!(笑)


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最終更新日  Nov 15, 2004 12:58:29 PM
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