Jun 8, 2007
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 昭和基地に持ち込む食料の中で生鮮品は、保存期間を延ばす努力をしても限界があります。越冬報告書を見てみると努力の結果がかいまみられます。観測隊は、11月に東京港を出港して途中オーストラリアの西海岸で最後の食料補給を行って12月上旬ごろ昭和基地に到着します。どの程度、どの食料品が持つのか越冬報告には書いてありますので紹介しましょう。

 きゅうり、セロリ、西瓜、メロン、ピーマン、さつまいもは、昭和基地上陸までに腐ってしまって基地に搬入されることがなかった生鮮品と報告書には記してあります。西瓜はどこかの時点で食べたと思うのですが、さつまいもにはお目にかかったことはありませんでした。バナナは、船上で傷んできたので皮をむいて冷凍保存にしたとなっています。

 グレープフルーツ、キューイフルーツ、レモンは、3月下旬、オレンジは、4月上旬とあります。果物はこの時点でリタイアです。しかし、良いものだけ選別して冷凍にした様です。そういえば越冬中に食べていた覚えがあります。

 5月上旬、しょうが(以降冷凍保存)、にんにく(皮を向いて醤油づけ)、6月下旬、キャベツは、腐ったところは皮むきをし石灰をつけて保存していました。8月頃に牛乳、人参、生卵の順にダウン。牛乳は分離してしまいました。

 成績の良いのは、リンゴ(10月中旬)、玉ねぎ、馬鈴薯は、なんと1年後の12月上旬までもっています。実はこれには、一工夫をしています。10度の室内に玉ねぎは重ならない様にし、馬鈴薯は3月頃に芽を摘んで保存しています。

 何となく、長持ちしているものって栄養価が高そうな気がしますね。

■PEN□ 





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最終更新日  Jun 8, 2007 12:35:43 PM
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