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Jun 28, 2020
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カテゴリ: その他
​​コロナの前から働き方改革として在宅勤務を意識的に取り入れていくという努力目標はあったが、形式的なものに過ぎず定着はしていなかった。しかし、今回のコロナの件で否応なくその働き方の形態にせざるをえなくった。


幸か不幸か、在宅勤務の取り組みが布石となっていたのか、ビジネスチャットとリモート会議ができる環境にあり、Face to Faceというほどではないにしろ、それに近い感覚の環境で仕事が回っていたのではないかと思う。


ビジネスチャット(使っているのはMicrosoftのTeams)はLINEのような感じだが、メールと比べるとリモートでの意思疎通がやりやすいと感じる。これがあれば誰がどこにいてもつながってさえいれば仕事はスムーズにこなせるのではないかと思う。メールとの棲み分けが難しいところではあるけれども。


しかし、仕事空間という意味でどうしても在宅勤務は違和感を感じざるを得なかった。


1つは表現しにくいけれど、会社の自分が座って仕事をしている空間が仕事から離れてリラックスするはずの自宅にやってくるという違和感。刑務所の牢獄というものがそのまま自宅にやってくるという感覚。これがいやだった。やはり障害者として働いている苦痛が会社だけでなく自宅に存在するというのが初めはいやだった。そのうち慣れてはきたが。


それから、やはり同じ空間を共有するという意義が在宅勤務になってくると感じざるを得ず、空気を読むというかそんなことが在宅勤務でパソコンの画面を通して離れて仕事をしていると感じにくい。


よく無駄なことだと言われるけれど、通勤も歩くのがエクササイズになっているし、電車に乗っている時間も会社にいるのと自宅にいるのとはまた違った空間で、行きは会社に着くまでの心の準備を整える時間。帰りは会社を離れて拘束時間から解き放たれるという至福の時間となっている。


今月はまだ在宅勤務中心ということで、1週間ずっと在宅だったり、週に2日会社に出勤したりという感じだったが、来月からは基本的に出社で場合によって在宅勤務をするという形態に変わる。





もちろん、会社に行くということは苦痛に変わりはないのだけれど、20年以上続けていることなので、当たり前に存在する苦痛である。苦痛への対処が分かっている。


あと約10年で定年である。そうすると今までの日常ががらりと変わる。そのことが脅威だと思っている。





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Last updated  Jun 28, 2020 06:09:36 AM
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