イドラ~私的遍歴~

イドラ~私的遍歴~

2008.06.20
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カテゴリ: 写真
「雲のない日 そらはさびしい」 八木重吉 でしたかね?


「あ、この色! という空に遇った。」
という一言を読んで・・・

「あ、夕べぼくは雲をながめていた」
と思ってこのブログになったわけさ。

雲の写真と 草野心平 の「 宮沢賢治 の『 春と修羅 』に於ける雲」という評論の一部とを並べながら紹介します。


日は今日は小さな天の銀盤で

雲がその面を

どんどん浸しかけてゐる( 宮沢賢治 )


雲 00150%.jpg



まことのことばはうしなはれ

雲はちぎれてそらをとぶ( 宮沢賢治 )



雲 00350%.jpg


昨日夕方の雲は
何かを話しかけてきてるような感じがして
気になった。


雲 00450%.jpg


一人の詩人( 宮沢賢治のこと

滅多に成し得ない問題として残るのは、これだけの多数の雲々が各々特異な風貌を持っていることなのだ。(中略)

こんな多数の雲々が、しかもそれぞれ異なった容姿や性格を以って流れているのはただごとではないのである。(草野心平著「『春と修羅』に於ける雲」より)




雲 00950%.jpg



この国に「詩」が始まって以来、遂にこの詩集以外には見ることの出来なかった、それこそ日本の詩史のなかの新しい雲の歴史的群団なのである。(by草野心平)



雲 00250%.jpg



万葉の原始の眼もこれ程までに原始ではなかったし、所詮近代知性の眼も、あの雲々の転変生成をこれほどまでに分解して、しかも新鮮度無類の姿を展開してはくれなかった。(by草野心平)








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最終更新日  2008.06.20 18:27:09
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