イドラ~私的遍歴~

イドラ~私的遍歴~

2012.02.03
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カテゴリ: あの頃の話
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楠久津に床屋はなかったから
おふくろが知り合いの散髪屋さんを家に呼んで
土間で髪を切ってもらっていた。
まるでおぼっちゃまみたいな環境みたいに
受け止められるかもしれないが
ぼくがひとりっこで気がよわくて
家からでていけなかったものだから
しかたなく床屋さんに来てもらっていたのだ。
貧しい家の暗い土間で


さて
昭和38年頃
縄屋の2,3軒先に新しい家が建った。
水色のさわやかな色の床屋だった。
われわれは「原床屋」と呼んで
小学生になるとよくいった。

原床屋のおじさんんがお金を受け取る姿を見て
「将来はおいも床屋さんになろう!」
と心にぼんやりと夢見たことがあった。
小学1年生のときの夢が大工さんだったので
小学2年生のときの夢は床屋さんだったから


昭和38年には
楠久津に水道ができた年でもあった。

わがやにテレビが購入されるのは
翌昭和39年の春だった・・・

ちなみに

われわれの記憶のなかにあるのみである・・・







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最終更新日  2012.02.03 21:57:21
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