イドラ~私的遍歴~

イドラ~私的遍歴~

2012.02.17
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カテゴリ: あの頃の話
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「ますや」と「あずまや」の間の
細い路地を抜けると
楠久川には木の橋がかかっていたんだ
いまはもうまい・・・

「ますや」も「あずまや」も
やがてどこだったのかもわからなくなってしまうのだろう

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「しらうお」なのか「しろうお」なのか
いまだにはっきり区別がつかないんだが
ちいさなしろいさかなにちがいはない


村人のだれかたちが
季節になると
網をこうして仕掛けている姿がみられる

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楠久津には
路地というか数軒の家々に
名前がついていた
(後日詳しく書く)
そして
楠久川の南側の道を
「新田(しんでん)」と呼んでいた。

その新田の道の南側に

野菜を作っていた。
誰からかりた土地なのかも知らない。
我が家の畑だと思っていた。
とうきび(トウモロコシ)が実ったことだけを
はっきりとおぼえている。

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「楠久川」も「楠久橋」とかいう呼び名に
なじみがないのだ

川なのか海なのかわからないのが楠久川だったし
川遊びといっても
かなり危険で海水だったから

福川内のほうから流れてきてて
荒熊稲荷神社の横あたりまでは
たしかに田舎の川のような景色なのだが
山代座のあった橋あたりから先が
僕らにとっての川なんだが・・・


縄屋の裏に石段があって
川までおりていけたが
フナムシがたくさんいて
いっせいに動き出すのが
子どもの頃はすこし気味がわるかったんだ・・・

楠久川


きれいな川ではなかったが
まぎれもなく
ぼくらのふるさとの川にまちがいない


資料:楠久川水系








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最終更新日  2012.02.17 22:56:14
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