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今回は、ひらがなを作ってみます。こういうのを作る人は比較的少ないようですが、POP体や丸文字のようなデザインで作ると可愛い感じになるし、名前やメニューその他、用途は広いと思います。作る時の基本は絵やアルファベットと同じなのですが、ひらがなの場合に行き詰まりそうなところや綺麗にかたちを取りやすい方法を書いていきます。まず、画像左上の“あ”を見てください。いちばん上から作り始めた場合は矢印1で交差する線を入れますが、これは、以前このブログのワイヤークラフトで文字を作る:その1でやった、アルファベットの“t”の場合を参考にしてください。交点でまず左に曲げ左端の部分で手前に折り重ねて右端まで行きます。右端で裏側に折り重ね、交点に戻ったら下に曲げます。(左右の順序は逆でもいいのですが、斜めに交差する場合は、まず鈍角方向に曲げた方が見た感じ綺麗になります)交差する線を入れたら曲線で(あなたのデザイン次第で直線でもいいのですが)下まで行って裏側に折り重ね矢印3まで戻ります。ここで右斜め上に方向を変えて矢印2まで行きます。ここで手前に曲げて戻るのですが、その時、間にワイヤーが入る分の隙間をつくるようにするのがコツというか、ここでの特徴になります。こうすると後の工程を終えてからも見た目がすっきりし、また、強度が出て形が崩れにくくなります。それから下まで下り、最後の曲線部分は先程の2のところでワイヤーの間をくぐらせます。その時、それまで作った部分をなるべく崩さない方がいいですが、どうしても多少は崩れますので、後でかたちを調えてください。曲げるべき部分はしっかり曲げるようにして形を取っていれば後でうまく直すことができます。その辺りがいいかげんだと最終的に歪んだりいびつになったりします。このテクニックは“め”や“ぬ”を作る時、応用できます。“は”を作るのも似た感じです。矢印1でワイヤーの間をくぐらせます。最後は矢印2で交差の線を入れるのと、いちばん上に行ってから2まで戻って交差の線を作る方法とありますが、どうするかは次に続く文字にうまく繋がるものを考えてください。なお、“は”は左側のはねた部分の先からスタートして上まで行ったら左の横線に行っても作れますが、どちらにするかは前後の繋がりを考えて選択してください。もっといい方法を考えついたならば、もちろん、そちらで…。これは“ほ”や“な”を作る時に応用してください。“ゆ”の作り方で考え込む人がいるかもしれませんが、“みゆき”の中にあるのを見てくださいね。矢印1で上方に曲げ、折り返して下まできたら裏側に折り重ね矢印2で左へ行ってから、手前に折り返して矢印1までの曲線を作ります。“ふ”は“ふるうつ”の中のを参考にしてください。濁点ですが、私は渦巻きにしています。ワイヤークラフトのちょっとしたテクニック:part1」参照でも、これは、それぞれ自分流でつくりやすいようにやってください。文字にしても自分のデザインでできれば、それがいちばんです。以上で、だいたいの文字は作れると思います。“か”は左端の矢印1からスタートなら縦の交差線を入れて右下のはねたところで折り返し、矢印2で右にでます。スタ―とは矢印1’の位置からでも、その逆にいちばん上からでもできます。これも前後の繋がりを考えて方法を選んでください。それから、次の文字に移る時ですが、文字を書き順に近いものでとか、上から下になどとこだわっていると、うまく続かなくなる場合があります。例えば”ひろみ”の場合、“ろ”を通常の書き順とは逆に作った方がうまく続きます“つとむ”で“つ”から“と”へ行く時も、との最後の部分に行って逆方向に作っていくわけですね。字の組合せによっては繋げていくのが、かなり難しいこともあると思います。そういう時は大きさを変えたりデフォルメするなど、工夫してみてください。このブログのワイヤークラフト講座http://plaza.rakuten.co.jp/phantaz/diary/?ctgy=3サイトにあるワイヤークラフトの作り方フレーム http://www.d1.dion.ne.jp/~phantaz/frhow.htmノーフレーム http://www.d1.dion.ne.jp/~phantaz/howto.htm/
June 30, 2005
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ちょっと以前のことですが、私の作品を見て「これくらいできるならちゃんと資格を取ればいろいろいいことがある。資格を取りなさい」とかエラそうにのたまわれた人がいます。まあ、見た感じは善良な一般ピープルなんですが、私はちょっとこの方のアタマを疑いました。つまるところ、相手がどういう考えをもっているかもわからない見ず知らずの人間に聞いたふうなこと抜かすんじゃねえよ、ということになるのですが、世の中にはどうもこういうおせっかいな人種がいて困ったものです。まあ、その人にしてみれば親切で言ってやってるんだということになるのでしょうけどね。最近は世の中が個人主義的な傾向になってきていて、自分的にはまあそれでいいんじゃないかと思っているのですが、一部の方々はどうも、そういうのが気に入らないようで、おりあらば他人に関わっていこうまさに虎視眈々。例えば“挨拶運動”だとか、他人の子供でも声を掛けようだとか、やってるのもそういう類なのでしょうか。しかし私が思うに、大人がやたらと子供におせっかいをするような世の中は、むしろ子供たちには居心地が悪いことこの上なく、かえって非行に走ることになるのではないか…。それに若い頃にはある程度放っておいて少しくらい不良をやらせたほうが、成長してから頼りがいのある立派な市民になれるような気がします。わたしのように成績はそこそこで万引きをやったこともないような子供は、大人になるといつ何時社会をひっくり返そうとするかわからないアナーキストになったりするものですwということで、資格についてですが、もちろんワイヤークラフトをやるのに資格は要りません。作品を売ろうが、HPを作ろうが、人に教えようが、青柳啓子先生のようにTVに出ようが、まったく自由なわけです。だいたいにおいて、クラフトやアートというものは何の後ろ盾ももたず、いわばひとりで戦うもの。何をかたちにできるかが勝負です。この道何十年とか自慢しても、今日始めたばかりの子供の方がインパクトのあるすぐれた作品を作ったのなら負けという世界のはずです。まあ、ワイヤークラフトでもどこかの教室で生徒さんに段階のある資格を与えてたところがあったかと思いますが、どういうものなのか詳しくは存じ上げませんので…。以前生徒さんのHPがありましたが閉鎖みたいですね。あんまり書くと業務妨害とか言われそうなので、この辺で。人間というのは自分の感覚や判断に自信を持つのが難しい傾向にありますから、ある種の権威が認めてくれれば安心できる面があるのでしょう。それで多少の収入アップに繋がればという希望もあって、いわゆる資格ビジネスが盛んなのでしょうか。そういえば、学歴というのも一種の資格なのかもしれませんね。でも、実際に資格を持ってる人がその分野で明確な力をもち得るのかといえば、それは疑問だと思います。医師のようなものは、いいかげんな治療をしたら人命に関わることだけに、国家が試験を行って認定するのももっともですが、でもニセ医者が患者さんからは名医と慕われていた話なども、よく聞きますねw
June 29, 2005
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文字でいちばん作りやすいのは、やはりアルファベットの筆記体でしょう。紙などに書く感じで作っていけばOKなのですが、一筆書きと似て非なるところは1回だけ折り重ねられることです。画像の“a”の字だと青の矢印2で向こう側に曲げ、下方向に折り重ねます。この基本を使っていけば、それほど難しいことはないと思いますが、“t”をどう作るのかは、ちょっと考えてしまう人がいるかもしれませんね。これは下の画像のようにすると、うまく決まると思います。2の矢印のところで左に曲げ、左端の部分で手前に折重ねて右端部分まで行きます。そこで裏側左方向に折り重ねて線が交差するところ(3の矢印)で上に曲げます。そして頂点(1の矢印)で裏側に折り重ねて下降します。トータルでは3重に重なってるわけですが、実際はどこも2重です。(矢印の番号は作業工程と違いますので注意してください。ちょっと紛らわしかったですが、すみません)個々の文字については こちら を参考にしてください。工具はワイヤーを支えることに使うようにして動かさず、もう一方の手(右利きでペンチを右手で持った場合は左手)を使って曲げてください。ワイヤーの弾性があるので、特に細かい部分などは思うように形が取れないかもしれませんが、そういう場合はペンチで挟んで形を整えます。微妙な手の力の入れ方がポイントになります。活字体で作る場合は右から左とか、上から下という作り方だけだと次の文字にうまく続いていかないことがあります。知り合いの名前などを作って数をこなし、経験的に会得していくのもいい方法ですね。プレゼントすれば感謝と尊敬(?)をされるかもwひとつの文字について始まりや終わりの位置が異なる複数の作り方を考えておけば、いろいろなケースに対応できるでしょう。以上の原則を頭に置けばひらがなや漢字も作れます。私は依頼されてアラビア語のを作ったこともあります。
June 22, 2005
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昨日、静岡県の開運アクセサリーの会社が1億2000万円所得隠しで摘発されました。東京、大阪、仙台などにアクセサリーショップを出店。女性向けの雑誌などでも「運が開ける」「恋愛を後押しする」とPRし、アクセサリーを1個1万円から数万円で売っていたということです。http://www.shizuokaonline.com/local_social/20050616105341.htm 「関係者によると、同社は社員に支払った給与の一部を会社に戻させるなどの方法で所得を隠していた」とあったので、何か笑える話があるのではないかと調べてみたら、なんと、ここは事実上カルトではあ~りませんか。かつては「古代帝国軍」と称して国家転覆を唱え、軍事訓練やウヨまがいの街宣活動をしていたとか。しかも内部で階級制をしいたりエロ儀式や教祖のハーレム状態など、一時のオウムを彷彿とさせる事実が伝えられています。詳しくは告発サイトでどうぞ。なかなか笑えて暇つぶしになりますよ。http://zynebreaker.hp.infoseek.co.jp/ そういえば2ちゃんねるなどで、何年も前から話題になってましたね。当局は何やってんだという気もしますが、まあ知ってはいても一般社会にたいした実害はないから好きにさせてたんでしょうか。商品には付加価値をつけて売れば利益が大きくなるわけで、流行とかブランドというのもそういうものでしょうが手っ取り早いのはやはり霊感商法ですかねえ。統一教会の壷売りなどは一般ピープルにも知られてしまって商売がやりにくくなってしまったのか、最近あまり聞きませんね。まあ、人目につかないどこかでしぶとく続けてるんだとは思いますが。どちらかといえば最近はNPOに潜りこんだりしてるのかな?私もオカルトグッズを作ろうかしらw。招き猫はもう作ってるからサクラや自作自演で宝くじが当たりましたとか、経営してる会社が大量受注、上場しましたなんて噂を広げたりして…。これを手元におかないと死後、永遠に無間地獄に落ち、家族親族にも災いが降りかかるぞとか強迫観念を与えるのもよくある手ですね。でも当方は何しろワイヤークラフトのハンドメイドなので、大量に作るのは面倒だし腱鞘炎になる怖れもあります。そうだ、オークションに出せば騙されたアホたちは先を争って入札、価格は跳ね上がりますね。ひひひひ。誰かサクラとかやって手伝ってくれる人いませんか?地位や名誉だったら、もちろん最高のを差し上げます。最後の刑事・民事の責任まで、ちゃんとお任せしますから。
June 17, 2005
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私の本サイトの方のカウンターが30000に近くなっています。たぶん数日の内に超えるでしょう。アクセスしてくださってる方、ありがとうございます。1999年開設なので、活発なサイトに比べると数的にかなり劣るのですが、ま、カウンターにはいろいろあって、うちのは重複は数えず、いったんブラウザを閉じてからでないとカウントされない厳しい(?)ものなので、数え方の緩いのならもっと行ってるだろうとは言えます。ブロードバンドが普及してからはトータルアクセスなら毎日100を超えてますから、マイナーなジャンルのHPとしては、まあこんなものでしょう。私のやっていることは本来ならオフでナマ作品を見ていただくべきものです。ワイヤークラフトは写真に撮りにくく、実物とは見た感じがかなり違う場合もありますし。ただ、以前にも書いたことがありますが、私は特に波長の合わない方とのお付き合いが苦手なので不特定な方とお会いすることになるイベントに出て行きたいとは思わないのが現在のところです。最近はインターネットでの活動しかしていないのですが、気がつけば海外のサイトでリンクしてくださるところも多く、もしかすると日本のワイヤーアーティストでグローバルに知られているトップの方にいるかもしれませんwでも、こういうのはwebの時代ならではですね。例えば、音楽ではストリートからメジャーデビューしているミュージシャンが、かなりいるようで、ストリート出身を主とした事務所もあると、何かで見たことがあります。ストリートから出てひじょうに成功している例はBOOMやゆずでしょうが、どのようなところからでるにしろ、この世界で成功して、広くその名前を知られるのは一部の人たちですからね。では、インターネットとなるとどうなんでしょう。2ちゃんねるのDTM板に出没していた方がメジャーデビューしたと書きこまれていたのを見ましたが、まだ一般の世界で有名なところまでは行ってないかもしれません。muzieなんかにも、けっこういい曲があるようですが、どうなんでしょうね。もちろん業界の方は新しい才能を探してあちこちチェックしているのでしょう。TV・ラジオや有線で流れているのと遜色ない作品がネット上にもあるように思うんですが。活字の世界では「電車男」はいうまでもなく、ブログでも出版化されて相当売れてるのがあるようです。ライブドアブログは某幻冬舎と提携して面白いものは書籍化するのだそうですが、これはブロガーの間で出版熱を煽って自費出版で儲けようという戦略のもとに行われているのだという説を唱える人もいます。今は出版不況なので、出版社は本を売るより作者に費用を出させる事実上の自費出版で儲ける傾向にあるらしいですね。よく出版社サイトで行われている新人賞なんかも、そういうカモを見つけるのが目的で、応募すると営業マンから自費出版を勧める電話がしつこくかかってきたりすることもあるそうです。そういえば「詩人」という方たちがおられますが、本当に詩だけで生活できているのは日本だとST大先生だけだとか、まことしやかに囁かれていて、まんざら嘘でもないようです。そればかりか詩壇ではかなり有名な先生でも、出版費用自分持ちで発行部数は数百部ということも珍しくないとか。そこから考えると、オフの同人誌なんかで詩人さんが推敲を繰り返した力作も、はたしてどれだけ読まれるのか、実は悲惨な数なのかもしれません。それなら、サイトを持っている有名ネット詩人さんの方が遥かに多くの人の目に触れているわけですね。投稿サイトあたりで書きなぐったって、もっと読まれそうな感じがします。さて、それではネットでの活動がどれだけ評価されるかというと、まだまだオフの力に及ばない面があるようです。まあ、オフにはこれまで培われてきたそれなりの権威があるわけですからね。これは一種の既得権益で、だから実力のない人でも認められたりする、といっても、必ずしもネットでは実力があれば評価されるとも言えないでしょう。それからオフの場合、媒体が物であることも強みではないでしょうか。紙とかCDは触感を感じられるので、人間のフェティシズムに訴えかける面を持っていると思います。ネットにはこれがまったくと言っていいほど存在しません。本当に雲を掴むような話です。最近、ネットで活動していた人の間でオフに何かを求める傾向があるのはネットの希薄さから不安な感じになるからでしょうか。ネットよりも確かで権威のある評価を求めることもあるでしょう。ネットでの評価は実態がない感じ、というより、皆同列に並んでしまうので他人との差異を求める人は不満を感じるのかもですね。それから、これはフェティシズムと同じようなことかもしれませんが、生身の人間と触れ合いたい欲望(?)もあるのでしょう。しかし、企業でも団体でも、ネットにサイトがあることはステイタスというか、HPがなかったらちょっと信用がおけないような印象をもたれる時代になりつつあると言えないでしょうか。これからはインターネットでの評価も、しだいに実をともなうものになって行くのかもしれません。そうだとすれば私のような人間にとっては嬉しいことです。でも、正体を隠したカルトやマルチや詐欺師なんかが忍び寄ってくることもおおいにありそうな状況ですね。気をつけましょう。
June 15, 2005
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ぜんぜん入札もなかったですね。というか、出品物へのアクセスが、それぞれ10~20程度と少ないです。普段のよりも少ないくらい。「招き猫」とか「テディベア」というキーワードで検索する人がいるんじゃないかと思ってましたが、どうも、そういうこともなかったらしいですね。「ワイヤークラフト」で探した人もほとんどいなかったんだと思います。買うのでないにしても、どんなものが出てるかとか、どのくらい入札があるだろうかとかも見ないわけなので、まだ超マイナーな分野だということでしょう。ま、興味のある人はオークションじゃなくてサイトやブログに検索かけてるでしょうけどね。オークション全体を見ても、1円スタートなのに入札のないのが半分はあったんじゃないでしょうか。それから、1円で落札が圧倒的な感じ。品目から類推すると、落札者は何らかの業者さまじゃないんでしょうか。ディスカウントショップみたいなのを経営していて、そこで売るとか。それなら仕入れ値が安くてウハウハでしょうね。古書店の方なんかでも他の店やブックオフの100円コーナーで掘り出し物を探すとかなり美味しいことがあるらしいし、そんな感じで、この辺は新しい商売の方法として注目されてるのかも。まあ、不用品処分でそういう対象になりそうな品を送料落札者負担で出すなら、いいのではないでしょうか。落札価格も、その品物の本来の価値と比較してひじょうに低いようでした。終了1時間前ですがロレックスが22万、人気再燃のたまごっちが8分前で3900円とか、まあ、買うほうなら断然お得で、次回は皆さん覗いてみられたらいいかと思いますよ。売る方としては、まあ落札価格が低いのは当然予想できるとして、宣伝効果もあまりないんじゃないでしょうか。これは、いまのところなので、これからどうなるかはわかりませんが。楽天は、まだちょっとヤフオクに及ばないのかな。
June 13, 2005
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当然、ワイヤークラフト作品を出品です。1円スタートのイベントですね。1円スタートかつ72時間で終了するオークションを集めたイベントです。3日間で終わるというスピード感と、1円スタート(最低落札価格なし)という要素が加わり、多数のアクセスが見込めます。ということです。出品物はこちら。■三輪車4点セット終了時間:06/12 00:30:30■招き猫終了時間:06/12 09:43:39■テディベア終了時間:06/12 22:53:52終了は12日ですが、それぞれ時間差をつけてます。ワイヤークラフトは写真映りが悪いので実物は意外といいかもです。もちろん信じるかどうかは自己責任ですが。実際には落札価格に送料600円(超過分は当方負担)+振り込み手数料を払っていただくことになります。なんだ、1円では済まないのかと思われる方も多いでしょうか?ま、どうしても貰っていただきたいというわけでもないので…wそれに、オークションだから人気が出れば落札価格が高くなる可能性だってあるんですけどね。入札が多くて値段が跳ね上がることは期待しない方がいいでしょうが、まあ、話の種にということで、今後も、こういうのに参加するかどうかはわかりません。
June 10, 2005
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少し前のことになりますが、ワイヤークラフトの関係でも著作権絡みのトラブルがありました。ある手芸雑誌にワイヤークラフトの作り方の記事が掲載されたのですが、そこで取り上げられていた作品は別の作家さんのオリジナルで、記事の作者はその作家さんの教室に通っていたことがあって、そこで覚えたものを自分のオリジナルであるかのように装っていたらしいです。盗用された作家さんは当然ながらサイトに抗議の文章を掲載し、雑誌編集部にもしかるべき対応を要求したようですが、もうサイトを見てもそのページは見当たらないので問題は解決したのだと思われます。文学や音楽・美術はいうまでもなく、工芸や手芸に関しても著作権が存在して尊重しなければならず、侵害すれば法に触れることにもなるわけですが、その根拠はというと、何かあやふやで、著作権侵害についての犯罪意識は、その当事者にしても一般の人たちにしても比較的薄いのではないかと思います。。それと、よく言われることに完全なオリジナルはないというのがありますね。表現は何らかの意味で先人の模倣からはじまっているわけですから、どこにその人のオリジナリティーがあって、著作権を認めねばならないか決めるのも難しい場合があります。民謡で考えてみましょうか。例えば『ソーラン節』という歌の作者が誰であるかは知られていません。しかし、曲が存在するのですからそれを作った人は必ずいたはずです。民謡などの場合、最初に作られた歌詞やメロディーは、歌い継がれ時代を経るに従って人々の間で変化していき、もしかすると最初とはかなり違ったものになっているのかもしれませんが、それにしても、作者には印税が入らないどころか、素晴らしい作品を生み出しながら名前とともに後世にその栄誉を伝えられることもないわけです。というか、昔はそんなものを明らかにする必要などなかったのでしょうか。文学の場合は、かなり古くても作者名の伝えられているものも多いですが、紫式部や紀貫之が印税を得ていたかどうかは疑問ですね。たぶん貰わなかったんじゃないでしょうか。まあ、このあたりの時代では、本は筆写されていたわけですけど。大作曲家なんかも貴族や教会のお抱えで、そちらから俸給をいただいてたんですし。印税というのは、相当古い本をお持ちでしたら最後のページの後を見てください。そこに小さい紙が貼ってありますね。本のタイトルや発行日が記されていて、著者名の後にハンコが押してあるはずです。この小さな紙は奥付というんですが、昔は本が出来上がると、出版社の社員がそれを書いた先生の元にこの奥付をもって出向き、押印していただいたのです。発行する本には必ず奥付が貼られるので、これによって作家の先生も出版社が何冊本を出すのかが確認でき、ハンコを押した数=奥付の数=発行部数に従って、作家の取り分を受け取ったわけです。だから「印税」なのですね。絵画や彫刻の作品自体の売買は昔からあったでしょうし、演奏家もその時々のギャラは貰っていたでしょう。そこでは作品はただひとつ、演奏も一過制であるから、その権利や利益に他者が介入する余地はありません。しかし、グーテンベルク以降、第三者による利益の横取りが可能になってきました。複製文化の時代になってきたからです。複製して売ることによって業者は大もうけしても、それだけで作者が潤うことはありません。そういうのは不当であるからというタテマエはもっともに聞こえますが、それよりむしろ、ある企業が作家と契約して得た利権が護られなければならないという資本主義的要請によって著作権が生まれたと考える方が妥当なのかもしれません。たしかに、以前私が垣間見たそういう業界では、パクリや無断使用は存亡に関わる大問題なので、ひじょうに神経質になってました。このように考えていくと著作権なんてたいした根拠のないもので、必ずしも多くの人の利益になるものではないという結論になってしまうのですが、まあ私はチャンスがあれば著作権で一攫千金などという妄想を抱くことがないわけでもないので、いちおうそちらは尊重し、人さまのものを侵害しないようにしておりますwでも、2ちゃんねる系のフラッシュなんかには他人の画像や既存の楽曲を使い著作権を侵害して作られているものがけっこうあるわけですが、それがあってこそ凄く面白い作品になっているものもあるんですよね。だから、どこかに治外法権みたいな場所も必要なのかもしれません。こういうのは、いろいろな物事についても言えるのかもしれませんが、つまり管理が行き届きすぎると世の中から活気がなくなってしまうということになるのでしょうか。まあ、人のパクリをやれば訴えられるばかりでなく、社会的信用を失って恥ずかしい思いをすることにもなりますから、気をつけた方がいいですけどね。
June 8, 2005
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1.捻った線(画像のA)2本のワイヤーを捻っていくわけですが、長いもの、あるいは短いのでも大量に作りたい時は、ハンドドリルを使う方法があります。ワイヤーは1本を中間で曲げるのがやりやすいですが、色違いで2本を使う場合などは、あらかじめ片方の端を捻って留めておきます。留めたところから端までの長さは同じにしてください。まず、ドリルの刃を差し込む部分に2本の針金の先端部分を刺し込みますが、それぞれが中心から等距離になるようにしてください。、並んでいてもいいですが中心へくるようにして締めます。。もう一歩の端をフックなどにかけ、ぴんと張った状態でドリルを回します。捩れが進むにしたがってフックからの距離を縮め、張りが強くなりすぎないように調節します。こうすると、かなり綺麗に捻ることができます。2.輪を作る。丸いものに巻きつけると輪がうまくできます。丸カンの作り方でやりましたね。clickコイル状に作る時は一周前のワイヤーを押さえる感じで巻いていくと隙間のないきれいなものができます。また、これを応用するとペンダントが作れます。こちらを参照。3.ワイヤーを叩いて潰すそれから、叩いて潰すテクニック。これは、コーティングのあるワイヤーには用いられません。銅線か真鍮線などの場合、使うとなかなか効果的です。アンビル(金床)があれば、その上で、なければ硬くて平らなものの上にワイヤー(既にかたちを作ったもの)を置いて、ハンマーで叩きます。叩く力を均一にすると綺麗に潰れます。潰すと広がりますので、それを計算に入れてかたちを作っておくといいですが、この辺は試行錯誤してコツを掴んでください。4.うずまきもうひとつ、「うずまき」をやってみましょう。画像のCのようなものは雑貨系のバスケットなど作る時、適当に組み込むと唐草模様ふうの感じで見栄えがぐっとよくなります。練習してみてください。画像Bのようなものを作る場合まず、端をできるだけ小さく曲げて、その部分に巻きつけていくのですが、難しければ余裕をもって曲げて、余計な部分をニッパーで切り落としてから巻いてもいいでしょう。巻く方向と直角に曲げて、そこへ巻いて行き後で切り落とすのが作りやすいかもしれません。(画像のD)これは、かたちを作る時も同じですが、ペンチは支えるのに使って、もう一方の手の動きで巻いていくようにします。これはワイヤークラフトでは、だいたいにおいて基本です。(9ピンの端の輪のように細かい部分ではペンチをもった手首の回転で丸めます)時々、かたちを整えるのは、ペンチで挟んで適当に押さえるようにします。(画像のE)以上は平面的なうずまきですが、慣れてきたら3次元的にベルのようなうずまきを作ってみてください。アクセサリーなど、いろいろ使い道があると思います。画像のFは、捻った線で作ったベル状うずまきです
June 7, 2005
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「針金細工八百魚」の合田さんが、2005年6月15日(水)~6月26日(日)の間、針金絵画展を開かれるそうです。場所は「いんやん堂」http://aichi.e-machi.ne.jp/102805/アートスペース兼カフェのような場所みたいです。特に名古屋周辺の方はお出かけください。合田さんは、名古屋のアーティストたちが集まるスペース「覚王山アパート」にお店兼工房を常設しておられるのですが、こちらの絵画展には、平面シリーズ、Tシャツ、モビールなどが並ぶ予定とのこと。針金細工八百魚HPhttp://www.yaouo.jp/八百魚さんは「ニヒル牛」にも作品を置いてるんですね。「ニヒル牛」は東京の西荻窪にあるアートスペースで、アーティストはボックスを借りて作品を展示・販売できます。今はなきバンド「たま」のメンバー、石川浩司さんの奥様がオーナーとか。石川さんて、山下清みたいなルックスの方ですね。http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/ 同じような場所が恵比寿にもあります。ActBoxhttp://actbox.net/こういうところは、どうなんでしょうね。テナント(ユーザー)が数百人なので、その中で目立つのは、ちょっとたいへん?でも、特にワイヤークラフトは写真に写りにくいし、実物を見ていただくと相当違うでしょう。やはり、個性と実力で弱肉強食・自然淘汰の勝負ですね。
June 5, 2005
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昨日、掲示板に書き込みがありました。こちらにも貼ります。----------------------------------------------------------------------yasuyo 展のご案内させてください。 ミネラさん タイトル:yasuyo PLANET MIX COLLECTION会期:2005.7.7~19 (水曜休)ギャラリー:ミネラ・アプライドアーツファッション誌で活躍中のyasuyoのイラストレーション&ワイヤーオブジェの展示会です。イラストレーション、グッズのほか、様々な素材とワイヤーを使いワードローブ、靴、バッグなどを制作しました。ぜひご来場ください。大阪市中央区心斎橋筋1-5-28 コアビル2F06-6245-0704 大丸東側靴売り場よりスグ地図はHPをご覧ください。http://www.minera-jp.com----------------------------------------------------------------------yasuyoさんは京都出身でイラストレーターとして活躍されてます。サイトはこちらhttp://www.yasuyo.net/トップページでイラストの中の女性が持っているカメラをクリックすると入れます。ワイヤークラフトの作品はハンガーとかバッグといった身の周りに日常的に見かけるものを題材に、ポップかつチープ(悪い意味ではなく)に表現しているところがアンディー・ウォーホールを彷彿とさせます。ティー(コーヒー?)カップのオブジェにボタンをつけているところにアートの爆発を感じました。特に関西の方には、オススメです。
June 4, 2005
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最近、ワイヤークラフトを楽しむ方々の間では雑貨系の人気が高いようです。バスケットやスタンドやガーデニング、あるいはアクセサリーの場合は、どうしても複数のワイヤーを使って、繋いだり巻きつけたりして製作するわけですが、もっと以前からワイヤーに親しんでいる方だと、絵を描くような感じのもので何か作る方も多いですね。そういう場合、複数のワイヤーで、ろう付け・はんだ付けといった接合は使わないでやっていこうとすると、繋ぎの部分がどうもあか抜けなくなってしまうものです。まあ、うまく処理すれば不自然になることを避けられることもあるのですが、いわゆる「一筆書き」の感じで、1本のワイヤーだけでずっと作っていく方法を取る方がかなり多いのではないでしょうか。立体的に作る場合、これをOne Wire Sculptureと言うこともあります。二次元的に作る時だと、例えば文字を作る場合のように折り曲げて裏側を通すこともできますが、立体だとそうもいきません。いろいろ頭を使うわけです。One Wire Sculptureは時に、人の目を眩惑するような不思議な作品になることがあります。まあ、うまく作るのにはIQと美的センスの双方を持ち合わせている必要があるのでしょうか。それは、いわゆる偏差値的なものとは別のところにあるような気がしないでもありません。ということで、日頃は雑貨やアクセを作っているけれどちょっと変わったものをやってみたくなった方。One Wire Sculptureに挑戦してみてはいかがでしょう。写真は男女それぞれが1本のワイヤー、計2本でできています。
June 4, 2005
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こんにちは。以前、このブログでワイヤー系サイトの紹介をしました。(インターネットでワイヤークラフト:その1)その他にも文章の中で関連したところを随時お知らせしていますが、今日はブックマークその2として、まだ触れていない作家さんやHPについて書きます。まず、その技術はもとより、独自のオリジナリティーをもった作品を作っているアーティストさんのサイトです。★D'dream.http://www.daydream-web.com/升田三和子さんは本業がデザイナーなので、やはりセンスや色彩感覚が抜群です。抽象的なんだけれどもメルヘンの世界を感じさせ、意識の深層に訴えかけてくる作品。タイルなどとコーディネイトした見せ方も参考になるのでは。★Wire Tree Sculpturehttp://www.salvillano.com/NYのアーティストSal Villanoさんの作るワイヤーの樹木。まるで日本の盆栽のようですが、実際、盆栽を意識した作品もあります。そのユニークさとテクニックは、まさに“百聞は一見にしかず”。★針金工作 Jesus Crafthttp://members.jcom.home.ne.jp/jesuscraft/雑誌の記事やTV出演などメディアへの露出も多い斉藤美紀さんのサイト。実は、私がサイトを作った時、リンクさせていただいて、メールでご報告したのですがシカトされましたw。といっても、メールって届かないことはけっこうあるし、受け取った人が何かのミスで読まないうちに消してしまうこともありますね。まあ、私はその後、メールしてないんですがw。あちらのサイトが移転した時リンクを外しました。私は宗教の本などはよく読みますし、それ自体嫌いではないんですが、どうも宗教“団体”とは波長が合わないようです。サイトを拝見すると宗教にご熱心なようだし、ちょっと引いてたわけですが…。といっても、斉藤さんは変なカルトの人じゃなくて正統派のクリスチャンだと思います。誤解なきよう…。ワイヤークラフトを取り込んだカードや額を独自のスタイルにされてますね。Jesus Craftさんにも作り方のページがあって、GIFアニメを使っていたり面白く見れるんですが、やはり皆さんは、実際に製作する上で具体的に参考になるものをお望みかと思いますので、そのようなサイトをご紹介します。★beadelicioushttp://www.beadelicious.co.uk/ロンドンのビーズアーティスト、Jean Powerさんのサイト。ここはビーズ系の要素が強いのですが、デザインがすぐれているので、そちらの視点で見ても得るところは大きいでしょう。この中にワイヤークラフトとして興味深く、また初心者も挑戦できそうなアイテムがありました。http://www.beadelicious.co.uk/gallery/bracelets/このページにサムネイルのリンクが2列並んでいますが、上の列、左から6つ目をクリックしてください。「byzantine chain with jump rings」という作品が出てきますね。これは多数の丸カンを組合せて作られています。丸カンというのはただの単純な輪。ワイヤーを芯になる丸いものに巻きつけ、端の余計な部分をニッパーで切り落とせばできます。以前書いた超簡単ワイヤークラフト講座:ビーズアクセを見てください。繋げる時、輪を縦に開いて間隙を作ると形が崩れにくいですが、そのことにも触れています。Jean Powerさんの作品ほどびっしりとは繋がず、余裕をもたせ、丸カンにビーズを入れても面白いものになりそうですね。(作られる方はJeanさんの著作権を侵害しないようにご注意ください。私のアイディアを使うのは別に構いませんが)それから、ここのサイトのリンクページは内容豊富です。ビーズ系・ワイヤー系とも、海外の作品は日本とは違った雰囲気があったりするので、まわってみるのもいいですよ。★はりがねくんhttp://www7.plala.or.jp/yanai/index.html子供向けに針金細工の作り方を解説しているサイトです。わかりやすく教えることに力を入れているから、もちろん大人で飲みこみの悪い人でも、ここでならうまくいくかも。動物や乗り物などの形を作ります。★おバカの世界http://obakanosekai.com/ここはお笑い系エッセイがメインのサイトなのですが、「おバカの教養講座」のカテゴリーに「針金細工講座」が入っています。http://obakanosekai.com/harigan.htmlこちらはなかなかマジで、材料と道具の解説から自転車、三輪車、ゾウさん、ハト、飛行機の作り方までを写真と文章で手取り足取り、丁寧かつわかりやすく教えてくれます。管理人さんはかつて、新宿のストリートで針金細工を売ったことがあるそうで、その思い出話もサイト内に書いておられますから探して読んでみると、なかなか興味深い内容ですよ。1970年代のことだと思いますが
June 3, 2005
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以前、このブログでワイヤークラフトはマイナーであると書きましたが、そのうちにカリスマとなるかもしれないクラフターがいらっしゃらないでもないですね。それは青柳啓子さんという方なのですが、何冊かの著書が出版され、NHKの「おしゃれ工房」やTBSの「はなまるマーケット」といったTV番組にも出演されているので、ご存知の方が多いでしょう。青柳啓子さんは「ライフクリエーター」という肩書きで紹介されることが多く、ワイヤークラフトだけではなくてリース、ステンシルなどの達人でもあるそうです。料理にも造詣が深いんですね。ここではそういったものについての内容より、むしろ社会学的分析というか、いわば記号としての「青柳啓子」について述べたいと思うのですが、ワイヤークラフトについてなら私もいくらかは語れると思いますので、その領域に多少触れながら書いていくのがいいんじゃないか思います。はなまるマーケットのサイトでは青柳さんを“日本のワイヤークラフトの第一人者”と紹介しています。しかし、番組や著書で紹介されているのは、比較的多くの人が短時間で手軽に作れるような雑貨系中心のアイテムです。素材も柔らかくて形をとりやすく、女性の手でも扱いやすいアルミワイヤーが使われている場合が多いようです。そのセンスやオリジナリティーは別にしてテクニックの面だけで考えると、現在私たちの目にふれるような作品だけでは必ずしも青柳さんが第一人者とは判断できないような気がします。もし、その程度のものだけだったら、技術的にもっと高い方はおられるような気がしないでもありません。現在のところ青柳さんの活動は、作品自体によって何かを表現しようとするよりも、作り方の解説・指導であるように見えますが、それは彼女の創作の分野が純粋なアートではなくてクラフトであるからだと考えることもできるでしょう。でも、既に美術界ではグラフィックデザインを駆使したアンディー・ウォーホールや、落書きの様式をとったキース・へリングのように、従来の油彩・水彩・彫刻といったいわば王道を外れて創作活動してきたアーティストが大御所として認められる時代になっています。だからワイヤークラフトの作品が現代美術の世界で評価されてもおかしくはないのですが、青柳さんはそのようなアートとしての姿勢はとっていないようです。それではサブカルチャー、つまりイラストレーションのようなポップな大衆文化としてのアプローチなのかというと、それとも少し異なるような気がします。そして、もちろん単なる趣味の分野でのインストラクターとも違う色合いを感じるのです。一時期までの過去、主婦の手芸といえば、たぶん洋裁や編物が主流だったのでしょう。しかし最近はミシンの売上が落ち込んでいると聞いたことがありますから、服作りに親しむ人たちは減少傾向にあるのでしょうか。自分の作った服を着たり、子供に着せたりするのはもうあまり、おしゃれでない時代なのかもしれませんね。ブランドやキャラクターといった高度市場社会に流通する商品を身につけることで、社会的存在としての自己を確認するのは大人も子供も同じで、そういう時代に手づくりの服を着るのは何だか貧乏臭く見えたりするのかもしれません。そんなところに衰退の理由が窺えます。まあ、それでもカルチャーセンターや習いものの教室は賑わっているようです。人間には食欲・性欲・排泄欲のように表現の欲望もあって、それを満足させる必要もあるのでしょうか。しかし例えばジュエリーは工具を揃えるとなると、かなりのお金が必要で材料費も高くつきます。それから、独学でマスターするのは難しい。やはり教室に通って指導を受けなければ上達はおぼつかないですから、ハイソな階層か勝ち組の成金の奥様しか趣味にすることはできないでしょう。その他の、例えばトールペイントなどにしても、道具や材料費、月謝など、かなりの負担を強いられるでしょうし、関係先から高いものを売りつけられたりしますw。やはり勝ち組でないとたいへんです。しかし、“勝ち組”とはいえないが、かといって仕事をもっていたり家計のために必死になるほどの必要がなくて、子育て中心の生活を送っている主婦階層というのもあるわけで、彼女たちも、空いた時間には“人並みに”趣味の一つももってやってみたいと思っていることでしょう。そういう時に、TVや本で見て覚えられ、それほどの修練を要せず、工具も材料費もあまりかからないワイヤークラフトを知れば、やってみたいと思う人が多いに違いありません。子供の頃、イベントやストリートでネームなど作って売る様子を見ている人もいるだろうし、けっこう興味をそそられるはずです。しかし、青柳流ワイヤークラフトの魅力は、けっしてそれだけではないわけです。青柳啓子さんは単なる工芸の技術を教えるだけに留まらず、“ライフクリエイター”として、ライフスタイル全体がアートであることを提案します。高価なものは買えないし、かと言って家の中が100円ショップのの商品ばかりでは淋しいと考える層にとって、これは福音と言えるでしょう。そこには自分なりに誇りをもてるクリエイティブなナウい生活があり、それなりのアイデンティティーを得ることができるのですから。青柳さんの著書は「青柳啓子のナチュラルハンドメイド」、「青柳啓子さんのナチュラルな暮らしを楽しむヒント( 著者: 青柳啓子 | 出版社: 主婦と生活社 )」、「青柳啓子さんのようこそ!ナチュラルダイニングと、タイトルで“ナチュラル”が強調されているようです。かつて何度か唱えられた「自然に帰れ」というスローガンが、この時代にまた、見直されているのでしょうか。70年代に出たヒッピー的手作り生活のバイブル「地球の上に生きる」という本に通じるところがあるのかもしれません。かつて“ビューティフル”というキーワードもありましたが、基本的には今ふうの言い方でスローライフということになるでしょうですね。“ナチュラル”の第一番は自分の生活状態にとって不自然なお金をかけなくてもよいこと、一家の主がいつリストラされるかもわからない今、不要な出費をせずに楽しい生活を演出できるのは時代の状況に即しているわけでしょうか。こちらに青柳啓子さんのワイヤーセミナーに関するレポートがありますが、http://www.geocities.jp/babypinkvividpink/aoyagi.htmlこれは2004年06月12日に新宿の東京ガスショールームで行われました。つまり東京ガスが企画したものでしょう。入場希望者は抽選で、凄い倍率だったということが彼女のカルト的人気を窺わせますが、入り口を通ると、そこは青柳さんの自宅から4tトラックで運ばれたさまざまなアイテムに彩られたブースになっていて、入場者は彼女の自宅に招待されたように感じる演出が施されていたようです。まさに青柳啓子という記号が象徴する“ナチュラルでアートなライフスタイル”、“青柳啓子さんのようなナチュラルな暮らしを楽しむ”というコンセプチュアルアートこそがファンの求めるものであることを象徴しているように思えます。
June 2, 2005
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