Going My Way♪~気まぐれkaaの日記

「自尊感情」



今まであまり聴いたことがなかった言葉ですが、2日続けて耳にしました。
いわゆる加害者と言われる立場の子どもたちと長い間向き合ってきた方たちのお話。
ひとりはルポライターとして何人もの少年少女の声を拾ってきた人(北村年子さん)。
もうひとりは教育現場で特別支援教育に関わってきた先生。
その立場の違いはあるけれど、共通する部分も多いと感じました。

自分に対する肯定的な感情というのかな?
自分をほめる、愛する、認める、許す、いたわる、信じる。
自分の価値を感じる。
などなど・・

自分のいいところは誰でも認めることができる。ほめることもできる。
でも、悪いところは認められなくて自分を責めてしまったり、あるいはあえて見ないようにしてしまう。
要するに、マイナスを認めないんですよね。

今問題になっているいじめっ子や切れやすい子。

加害者の立場になってしまう子たちはいわゆる「いい子」も多い。
勉強も良くできて、部活も頑張って、というような子。
よくできるから、多分その事に関してはほめられる事もあると思う。

そんな優秀な子たちがどうして切れてしまうのか。
能力的には認められても自分自身を丸ごと認められていないと感じてしまうのか?
(中には、それすらもほめられず、もっともっとと言われる。)
「いい子」でいなければいけない。
「いい子」のふりをしなければいけない。
そんな中でストレスを溜めてしまってある時爆発する。
あるいは親には逆らえないから、自分より下を作る事で自分を支える(いじめる)。

だからと言って、もちろんいじめる事を正当化しようとしているわけではない。
いじめられる子を守らないといけない。
考えれば考えるほど、難しくなってしまう。

いずれにしても、今の子たちは本当にしんどいと思う。
だから、私は無理に学校へ行かなくてもいいんじゃないの?って思ってしまう。
学校へ行けない子は、行かない事で自分を守ってるんじゃないか、って。

いいお話をいっぱい聴いてきたけど、うまくまとめられない。
私の主観も入ってしまってると思うから、これがすべてだと思わないでね。
また皆さんの色んな意見を聴かせて下さい。

ついでながら、「聴く」と「聞く」の違い
以前にも別の講座で聴いたことがあったんですが、
「聴く」は大きな耳で、十四の心できく。
「聞く」は小さな耳で、構えてしまってきく。

これを聴いた時、なるほど~、って思いました。
私なんかも、子どもの話しを聴く時にいい加減に聞き流す事もあったのですが、それからはちょっと注意して、しっかり聴けるように心がけました。
(でも、何かしながらだとうわの空で、すぐ怒られますが^^;)

それから、特別支援教育に関しても、もっともっといいお話を聴いたんだけど、それはまたの機会にできれば、と思ってます。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: