「卒業式」
そろそろシーズンですね。
mixi内の日記でも何人かの方がそんなことを書いています。
それを見て、去年の今頃を思い出しました。
ＯＤで普段から学校へ行けていない子が、卒業式だからといって簡単に行ける訳ではない。
むしろその事に対しての緊張は相当のものですよね。
うちの場合も３学期はほとんど学校へ行けなかったから、卒業式の練習が始まってももちろん行けず。
息子の性格上、するならきっちりしたい。出来ないなら行けない。というタイプなので、練習にも参加せず本番だけなんて自分の中では認められない。
でも、私はＰＴＡの関係で卒業式には出なければいけない。
息子もわかるから、余計に悩む。
段々日が近付いてきて、ますますしんどそうにしている息子とじっくり話をしました。
卒業式、どうしたいのか。
私の気持ちも話しました。
私としては、それまでしんどいと言えば休ませていた。
だから、卒業式に関しても本当にしんどいだろうということは充分理解できたし、出たくないものを無理して行かせるのはどうなんだろう、とも思っていた。
でもやっぱり最後くらいケジメをつけてもらいたい。
しかも、我が子が出ない卒業式に出なければいけない私の気持ちも話した。（世間体だけどね～）
息子もよくわかりながら、でもやっぱりしんどい。
私も、もう息子の気持ちに任せようと思っていた。
結論が出なくて一旦お風呂に入った息子。
ひとりで思いっきり泣いたらしい。
そして出席しない、という結論を出した。
でも、その事を担任に告げると家まで来てくれて説得。
「最後くらい、ケジメつけなあかんやろ！みんな待ってんねんで！」って。（女の先生です＾＾）
結局無事卒業式には出てくれました。
当日、ほかにも不登校の子がいた学年ですが、全員出席という快挙（らしい）
そのことを聞いたとき、本当にほっとしました。
息子もそのことに関しては、行ってよかった、と言いました。
でも、本当はめちゃめちゃしんどかったって。
みんな感極まって泣いてる中、ひとり冷めてたらしい。
それで、挨拶もそこそこにさっさと先に帰っちゃいました(^-^;)
まあちゃんとケジメは付けてくれましたね＾＾
その頃nakkoさんのブログでも中３組や、小学校の卒業式に関する書き込みがたくさんあり、その中で、ああ、こんな卒業式もいいなぁ～っていうのもありましたね＾＾
そして、最近ある方の日記で、不登校生対応の卒業式があると書いてあるのを見て、素敵だな♪と思いました。
色々あっていいですよね～(*^.^*)
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