今日はピアノのお話しです。
ゴールデンウィーク中にBlue note Tokyoにて行われたミシェル・カミロのライブに行ってまいりました。
時にメロディアス、時にリズミカル、それを1曲の中にミックスした、
熱いプレイに圧倒されました。
特に凄いなと思ったのは和音の打鍵。
左手も右手もそれぞれ3〜4本の指で鍵盤を押さえ、
ほぼ同じタイミングでドラムのように打鍵していました。
しかもアドリブなので、歌っているかのようなメロディが聞こえるんです。
ただ打鍵してるだけじゃない、メロディも瞬時に構築しながら
リズムもつけながら、グルーヴを生み出しているのです。もうすごいとしか言えない。
そのセンスは真似できないものですが、技術力というか
指の力と体の使い方も真似できない部分があるなと思いました。
なぜなら先日、それを真似しようとして
BPM120でメトロノームを設定し、和音で素早くアドリブを弾いてみるということにチャレンジしていたら、ある時突然右手の中指に激痛が走りました。
指先を見ると、青っぽくあざができてました。
ジンジン痛くて、これは打撲だな・・・と・・・。
鍵盤弾いてて打撲するなんて初めてのことでした。
私には彼のような弾き方はできないんだなってしょんぼり。
でももう少しやり方を変えてみれば似たような音圧は出せるかもしれない!
懲りずに模索し続けたいと思います。
ピアノって打楽器にもなるしメロディ楽器にもなる。
楽器の王様って言われるのも分かります。
でもその王様は、とても敷居が低いとも思います。
小さい子から大人まで、初心者からベテランまで、
じっと黙ってプレイヤーの全てを受け入れてくれる懐の深さ。
まるで長く生きている大木のような豊かな余裕があるなって思いました。
ピアノ・鍵盤楽器のような人に私はなりたい
電子であろうとアコースティックであろうと。
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