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2010年になりましたね。あけましておめでとうございます。今年は実りある1年にしたいと思っています。まったく新しい趣味もはじめるつもりです。さて、何をしましょうか。楽しい1年になるようにがんばります。
2009年12月31日
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こんにちは。今日はクリスマスイヴですね。今日は神様にお祈りでもしてみますね。「これから、力の限り、うつ病と戦っていけるように」では、またです。ニアのように太ってきたかな…。
2009年12月24日
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『自分たちの回復は誰かに与えられるものではなく自分でつかむ。』今日はめげそうになりましたが、この言葉を胸に秘めて、まだだ、まだおわらんよ!でいきます。理解してほしいとは想わないけど、自分が外国人になった気がします。また明日もがんばりましょう。
2009年12月22日
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こんにちは、風邪を引きましたがやっと回復してきました。タルタロスの物語をお読みいただきありがとうございました。こんなマニアックな物語なのに、アクセス数が多かったので、びっくりしました。厳密には、私は心理学専攻ではなく、経済学専攻なのですが、ユング心理学をベースとしている主治医さん、カウンセラーさんに見ていただいているので、ちょっとユング心理学をかじって物語を書いてみました。キャラとしては桐条美鶴殿が好きですね。フェンシング習おうかな。では、忙しくなってきましたが、年内もブログは更新していきますので、よろしくお願いいたします。
2009年12月19日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Near「こうして、タルタロスの物語は、終わりました。 うつからの回復を目指したピアノ・コレクションズの今年の精神世界を ユング心理学をベースにして敷衍し、RPG風に記述してみました」Mello「結局、何だったんだって? 要するに、【うつとの最後の戦い】は完成し、 また、日常の現実に戻ったひとりの人間が、 楽しいことには、楽しく、 嬉しいことには、嬉しく、 悲しいことには、悲しく、 怒ることには、怒り、 そして、多くのひとが自分の周囲にいてくれるからこそ、 『ひとりではないと信じるからこそ、一人で戦う道を貫く』と想い、 また歩んでいこうとする物語、か。 相変わらず、暇な奴だ、パキッ」美鶴「私は、ピアノさんの修士課程時代の研究などのお話が面白かったですね。 とんでもなく、変なことを考える人だな~と(笑 そうそう、ピアノさんの好きな物語としては、 『雪の女王』があるんだよ~ともいってましたね。アンデルセンです」Mello「さて、新しい板チョコを買ってくるとしようか」Near「私は、玩具遊びの続きを」美鶴「では、皆様、よいクリスマスと年末を。 そして、2010年のお年を迎えられますように」 おしまい Quod Erat Demonstrandum.
2009年12月18日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆美鶴「…」Shadow「…これで、Piano_collectionsの意識は消え去った。…我を讃えよ、栄光に満ちたる我が名を讃えよ…」Near「いや、貴方の負けです、シャドウ。これで、【うつとの最後の戦い】が完成しますね、メロ」Shadow「…?」Mello「ああ、そうだ。シャドウ、ピアノが消え去った現在、貴様はもう『何者でもない』。本体がないのに、影が存在できるわけがない。つまり、貴様の意味は、光あふれる地上に出た今、もう何の意味をなさない」Shadow「ふ、ならば、なぜ『今』私が存在しているのだ?意味を失ったのはペルソナである貴様たちではないのか?舞踏会は終わったのだ、仮面たちよ」Mello「たしかに、ピアノはもういない。うつからの回復を目指す存在も、またいなくなった。だが」Near「ピアノさんは、自らと引換えに、自己の消滅を願う気持ち、つまり、貴方の存在も消し去ったのですよ、シャドウ。『ひとりではないと信じるからこそ、ひとりで戦う道を貫く』」Mello「回復をともに目指す仲間をピアノは失った。しかしながら、ピアノはひとりで生きる道を歩み始めている」Shadow「孤独に何ができるものか。おめおめと生き恥をさらすだけではないのか、力なき悪魔たちよ」美鶴「ピアノさんの感情が、もし今あるとするなら、回復をともに目指す仲間を失って、とても寂しいと感じていることでしょう。だが、ピアノさんは、孤独を生きる自分がいることは、『うつから回復をともに目指す仲間』の邪魔になると思った。自分が存在することで、他人の回復を妨げてはならない。生きるべきは、たとえ、どんなに弱弱しくても、生きる意志を持った者の祈りのみ」Near「だから、『まだ』貴方はここに存在している、シャドウ。しかし、それもつかの間の休息です。ピアノさんを作り上げた貴方の世界と言葉は、今日、ここで滅びる」Mello「『寂しい』と思う気持ちは、決して寂しいものではない。相変わらず、恋愛が下手だな、ピアノ」Shadow「言葉遊びだ。では、ペルソナである貴様達を滅ぼして、タルタロスを封印するとしようか」Mello「それは不可能だ。ピアノの真の特徴とは、例えれば、対消滅を起こして消えてしまうはずの物質と反物質を同時に存在させることができたということ。そして、物質はもうない。そこには、これからを生きるエネルギーだけが存在する。反物質であるシャドウ、貴様も今日ここで消滅する。いや、もうしているんだ、シャドウ」Shadow「…」美鶴「迷いの構造物たるタルタロスは全壊し、そこに残るのは、新たな意志」Shadow「!」Near「終わりましたね」美鶴「太陽のような、自己の意志の前には、『影』など、月光のよう」Mello「例え、神の意志でさえも、光り輝く玩具として記憶されるのみだ」Near は対消滅の構え。美鶴は対消滅の構え。Mello は対消滅の構え。Shadow は破魔滅却の構え。Near は対消滅を実行。美鶴は対消滅を実行。Mello は対消滅を実行。→ Shadowは力尽きた。
2009年12月17日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Shadow「…!」Piano-Near「(くせ毛を、指でくるくる巻きながら) 私達は、ピアノさんの意識をたゆたう、社会を生きていくために必要な仮面、すなわちペルソナです。シャドウ、影たる自我の貴方からみれば、私達など、意識の部分集合にすぎず、いくらペルソナが集まっても、たかだか、意識の部分集合の集合、つまり、べき集合にしかならないのだから、ピアノさんの意識の「濃度」がほんのちょっと大きくなるにすぎない。数学的に言えば、可算無限集合の濃度は、連続体集合の濃度よりも小さなものだから、結局は、ペルソナをいくら集めても、ピアノさんの意識そのものになれるわけではない」Piano-Mello「(板チョコをかじりながら) くどいな、ニア。要は、私達はピアノの意識の部分であって、全体ではない、ということだ」Piano-Near「部分である私達ペルソナは、多様な仮面を持つ。しかしながら、私達は解離性同一性障害の産物ではない。記憶は連続しているし、社会に出ていたときの記憶も忘れていない、思い出せる」Piano-Mello「要するに、シャドウ、おまえが影であれ自我だったとしても、俺達よりも優れているわけでも、劣っているわけでもない。ただただ、ピアノと呼ばれた意識のありようを、俺達は記すことができるのみだ」Piano-Near「…と話している間に、中央塔の地下2階あたりにまで登って来れましたね。ここまで、決して階段があったわけではない、これからも階段があるわけでもない」Piano-Mello「要するに、社会を生きる、現実を生きるということは、そんな簡単に理解できるものではない」美鶴「…メロ、ニア、貴方方は…」Piano-Near「さて、ミス・キリジョウ、ひとつお願いがあります。中央塔に登るには、私達は、ここで、冠を脱がなければなりません。そう、収束したシャドウのように」Piano-Mello「要するに、仮面をはずせ、ということだ、Piano_collections. 俺達の名前に象徴されている、この楽器のクラウンをはずしていかなければ、ペルソナが無限にあるだけで、何も生み出せない」Piano_collections「…ずっと私達は昔から知り合いであり、未来にわたってもお互いに見つめる存在…。分析のために、一度分かれたペルソナは、意識として再び集う、か」Shadow「…」Piano-Mello「俺は、あっさり捨てることにしよう」Mello「ニア、お前はどうする?」Near「すでに捨てています、メロ。ピアノさんが『ピアノ』を捨てると、どうなるか、大体は想像できますが、ピアノさん、その勇気はありますか?」美鶴「!」ピアノ・コレクションズ「この『名前』で話すのも、これで最後というわけですね。 ありがとう、メロ、ニア、桐条殿。そして、影の私、シャドウよ」Near「さようならです」Mello「行き着く先は同じだ。そこで先に待っている…、かつて『ピアノ』と呼ばれたものよ。 ふ、プリンスみたいで呼びにくいな(笑」
2009年12月16日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…!」美鶴「貴方に言われることではない。ピアノさんは、回復を目指している。このタルタロスも、ピアノさんの迷いの構築物だというのは分かる。だが、破壊すればいいわけではない」桐条美鶴は、フルーレの構え。Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…何度言ってもわからないのは、お前達のほうだ。もう時間がない。迷うことは許されないのだ。言葉が迷って『謎』になるのだからな」Piano_collections「桐条殿、構えてはいけない。ペルソナが構えることによって、そのシャドウは動けるのだから。影たる私よ、貴方の願いは聞き届けた。現実世界へと帰還しよう」Piano-Mello「(板チョコをかじりながら) シャドウ、場所を変えようか」Piano-Near「(くせ毛を、指でくるくる巻きながら) 現実への帰還のためには、タルタロス最上階へ行く必要があります」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…」Proto-Piano Alpha は、始まりの転移の構え。Proto-Piano Ultima は、究極の転移の構え。Proto-Piano Omega は、終わりの転移の構え。Proto-Piano Alpha は、始まりの転移を実行。Proto-Piano Ultima は、究極の転移を実行。Proto-Piano Omega は、終わりの転移を実行。→Proto-Piano Alpha は、Shadowに収束。→Proto-Piano Ultima は、Shadowに収束。→Proto-Piano Omega は、Shadowに収束。Shadow「Piano_collections、Piano-Mello、Piano-Near、そして桐条美鶴よ。汝らは、かりそめのペルソナにすぎない。最上階へ登っても、現実へは帰還できない」Piano-Near「真のピアノさんは、どのペルソナでも良いのです、シャドウ。逆に言えば、どのペルソナもピアノさんを構成する不可欠な要素なのです」Shadow「!」
2009年12月15日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…悪魔よ、二度と意識の海にたゆたうことのないペルソナ達よ、消えよ」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…私はうつから回復しなければならない。 …言葉遊びは終わらなければならない。 …現実を生きなければならない」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「… 『自分たちの回復は誰かに与えられるものではなく自分でつかむ。』 『自分たちが声を出し、語り合い、発言していくことが社会を変える。』 『仲間の支援が回復の鍵。孤独は最大の敵。』 我を信じよ、私を見よ、現実へ帰還せよ」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…あらゆる支援を行使せよ、リアリティを感じるべきは、この世界とこの言葉」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…『うつ』に魅せられたる幻惑のまどろみよ、暗黒に回帰せよ」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…さあ、生きるべき未来はすでに与えられているのです」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…まず生きよ。すべてはそれからだ」
2009年12月14日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…悪魔よ、滅びよ」Piano-Mello「(板チョコをかじりながら) シャドウ、それが背徳の街を滅ぼしたメギドの炎か」Piano-Near「(くせ毛を、指でくるくる巻きながら) あるいは、箱舟以外をすべて洗い流す、怒りの大洪水でしょうか」Proto-Piano Alpha は、メギドの炎の構え。Proto-Piano Ultima は、大洪水の構え。Proto-Piano Omega は、最後の審判の構え。美鶴「やめてください、貴方がたが争う必要などどこにもない! シャドウ、うつ病から立ち直るための黄金律を知っているなら、なぜ貴方はその実現に努力しない? メロ、ニア、そのルールの大切さを知っている貴方方もだ。貴方がたは争うべき敵ではない。ともに努力する隣人にすぎない!」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「隣人?どこまでもペルソナですね、桐条とやら。私が生み出したピアノのパーソナリティのさらに部分集合よ、小さき小さき意識の欠片よ、何も知らずにいるとは、無知の罪」美鶴「!」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「回復のためには、部分的にルールを知っているだけではかえって害をなす。ルールの実現のためには、自らを分離しては分析するペルソナの集合体では荷が重過ぎる。過去、ペルソナのお前達が、何度も回復を目指しただろう、そして、そのたびにうつからの回復は果たせずに今日まで時間は流れてきた。もう時間を失うわけにはいかない。 言い訳はいらない。必要なのは結果とその果てにある、そのものだ」Proto-Piano Alpha は、メギドの炎を実行。Proto-Piano Ultima は、大洪水を実行。Proto-Piano Omega は、最後の審判を実行。→ タルタロスの奈落中央北口は壊滅。
2009年12月13日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…で、社会を生きていくうえで演ずるだけの仮面のペルソナに、何ができるのか。せいぜい、そこのピアノと同様、言葉遊びに終始するだけではないのか」Piano-Mello「(板チョコをかじりながら) パキッ、さあ、それはどうかな」Piano-Near「(くせ毛を、指でくるくる巻きながら) シャドウ、確かに貴方のいう、『うつ病から回復する3原則』はそのとおり実現できれば、高い確率でうつを治し、うつと上手に付き合いながら社会復帰をも果たすことのできる黄金律だ。しかしながら」Piano-Mello「それは決して他人に強制されるべきもの、ましてや神などという超越的な力の存在を前提とすることはない。それは回復しようとする本人が望んで理解し、実現していくもの」Piano-Near「確かに今のピアノさんに力はない。何年かかってもうつ病から回復することはないかもしれない。しかしながら」Piano-Mello「例え、矢が尽き、剣が折れようとも、その道を歩んでいくのは、ピアノただひとりであり」Piano-Near「私達外野のでる幕ではないんです、シャドウ」Piano-Mello「それを黙ってみてられないというなら、俺が喜んでシャドウとやらのお相手をしよう」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「… 『自分たちの回復は誰かに与えられるものではなく自分でつかむ。』 『自分たちが声を出し、語り合い、発言していくことが社会を変える。』 『仲間の支援が回復の鍵。孤独は最大の敵。』 」Piano-Near「それを十戒のように握り締めているといい、シャドウ。しかしながら、それを理解し実現して人生を歩んでいくことのできる存在は、ピアノさんただひとり」Piano-Mello「それでも、ピアノを消すというのなら、全力を用いて貴様を倒す」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「…力ある悪魔は、悪魔を召喚し、悪魔とともに、悪魔の言葉と悪魔の刃で我に刃向かうか」
2009年12月12日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Piano_collections「…と挑んでみたのはいいのですが、『神』ですか。存在するにせよしないにせよ、神ほど私から遠い存在もないとは思うのですが」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega「我に、孤独に立ち向かったのが、貴様の敗因だ、Piano_collections. 『自分たちの回復は誰かに与えられるものではなく自分でつかむ。』 『自分たちが声を出し、語り合い、発言していくことが社会を変える。』 『仲間の支援が回復の鍵。孤独は最大の敵。』 うつ病から回復するためには、 これらは始まり(Alpha)であり、究極(Ultima)であり、終わり(Omega)である。 これすら満たさぬ貴様など、所詮はひとりよがりのエゴイストにすぎん。 夢と散れ、Piano_collections.」美鶴「(拙い)」???「で、だからそれがどうしたというのだ、『影』とやら。パキッ」???「言葉だけは達者な『影』ですね。ずいぶんと程度の低いことだ」美鶴「!」Piano_collections「君は、私の指向性。そして君は私の可能性の追求…」???「待たせたな。ピアノ」???「お待たせしましたね、ピアノさん」美鶴「貴方方は…?」Piano-Mello「(板チョコをかじりながら)パキッ」Piano-Near「(くせ毛を、指でくるくる巻きながら) ピアノさんのペルソナです。 貴方と同じですよ、ミス・キリジョウ」
2009年12月11日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆Piano_collections「'EL ELOHIM ELOHO ELOHIM SEBAOTH' 'ELION EIECH ADIER EIECH ADONAI' 'JAH SADAI TETRAGRAMMATON SADAI' 'AGIOS O THEOS ISCHIROS ATHANATON' 'AGLA AMEN'」美鶴「…??」ピアノ「ヘブライ語です、桐条殿。神を讃える聖なる言葉。意訳すると次のようになります。“永遠なる主、サバオトの神”“栄光に満ちたるアドナイの神の名において”“さらに口にできぬ名、4文字の神の名において”“オ・テオス、イクトオス、アタナトスにおいて”“秘密の名アグラの名において、アーメン”…我を讃えよ、栄光に満ちた我が名を讃えよ…」Proto-Piano AlphaProto-Piano Omega「言葉だけは偉そうだな。Piano_collections.こちらとしても、力ある悪魔である貴様を放っておくわけにはいかない。全力で潰させて貰おう。Come here, 我が分霊たるProto-Piano Ultima、その力、我のために」Piano_collections「三位一体でなければ、俺を滅ぼせないのか?神を名乗る原型とやら」美鶴「ピアノさん!強がっている場合ではないです!逃げてください!」Piano_collections「桐条殿、それはできません。そしてその必要もない。私達は、俺達は、ユング心理学を元にして、こころを解析にきたのではありませんか。こころの原型がこうまで動いているこのチャンス、逃すわけにはいきません。 ユング心理学によれば、原型、元型は次のように3つに分類されます。 自己(Self):自己は、こころ全体の中心であり、個人の精神発達において、こころ全体の均衡を図る力動点として仮定される。これがこの世界と言葉です。「ちんもくの日記 第2楽章」の全体ですね。 自我(Ego):自我は、意識の中心であり、個人の意志主体である。意識のなかに存在する元型とされる。これが私Piano_collectionsですね。 諸元型(Archetype):自我と自己の二つの元型のあいだで、精神の発達や変容過程のときどきにおいて、無意識の作用は、様々な元型として意識と自我に作用する。 ペルソナ(Persona):仮面の意。その人が社会に対して演じている役割の型。桐条殿もここに含まれます。 影(Shadow) :影は、自我元型を肯定的にか、否定的にか、補完する作用である。私ではない他者として投影された形で現れることがある。この完全なる神は、おそらく影でしょう。 アニマ(Anima):男性の内なる未発達の女性性は元型の作用として自我に働く。アニムスの対語。Proto-Piano Ultimaですね。 アニムス(Animus):女性の内なる未発達の男性性。Proto-Piano Omega でしょうね。 老賢者(Alte Weise):自己の主要な一面としての父権的な選択的精神原理(ロゴス)として、老賢者の元型が作用する。太母の対語。 Proto-Piano Alpha というところでしょうか。 さて、解析はここまで。Proto-Piano達よ、貴方が私を滅ぼす意志そのものなら、私は貴方にひとりで対峙しよう。自分自身を滅ぼす意志、それは、私が煩ってきたうつ病の核心のひとつであろう。克服するべき私の部分だ。 さあ【うつ病との最後の戦い】、はじめましょうか。」美鶴「…」Proto-Piano AlphaProto-Piano UltimaProto-Piano Omega""…Crazy devil…Piano_collections.""Piano_collections「どうした?私の影たる神よ。もう戦いはとっくに始まっているんだぜ?""Oh! You're making me lose my temper, dear!""
2009年12月11日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆美鶴「…ここがタルタロスの最深部…何故?…映りこんでいるのは、氷に反射された天空…?そして貴方は誰です?」???「日本語で聞かれたので、日本語でお話しましょうか。初めまして、桐条美鶴殿。私はそこのPiano_collectionsのこころの原型といわれている『Proto-Piano Omega』です。お二人とも、遠路はるばる最深部の中央北口にようこそ。そして、」ピアノ「『さようなら』ですか?オメガとやら」美鶴「!」Proto-Piano Omega「その通り。貴方方が最上階でProto-Piano Ultimaを倒してから、そろそろ23日が過ぎようとしています。貴方達の時間はたっぶりあったかと思いますが、今度はこちらの時間がないんです。Piano_collections、あなたが誰で何者なのかは、私にはどうでもいいこと。私があなたの『原型』であり『アニムス』とやらなら、私にとって貴方は、私の思念のカタマリに過ぎません。自らの名前もこころも満足に持たない、愚かな哀れな迷える子羊よ」ピアノ「私は、俺は、約束を果たしにきた。自らの道を貫くために」Proto-Piano Omega「ええ、待っていました、Piano_collections. 貴方がその決意を確かにするのを」ピアノ「…」Proto-Piano Omega「他人を見捨てる非情な決意。貴方は、いや、貴様はこころの底では誰も信じていない。だからひとりで行動した人生を歩んだ。そうだろう?」ピアノ「…違う!」Proto-Piano Omega「違うものか」ピアノ「…… …ひとりではないと信じているからこそ、ひとりで戦う道を貫く!」Proto-Piano Omega「…面白い、言葉遊戯だ、Piano_collections. では、貫いてもらうとしよう」Proto-Piano Alpha「我々、ふたりを相手にな」美鶴「!!」Proto-Piano Omega「2対1では、貴様の敗北は確定的だ。そこの美鶴嬢でも助っ人に呼ぶか?」Piano_collections「……いや、むしろ都合が良い。こちらから各々の『原型』に出向く手間が省けた。…『原型』が何人いるかはわからなかったが、複数なのは、私のペルソナが複数であることから、予想できた。…すべての『原型』と対話するのは不可能かと思っていたが、アルテマ、オメガ、そしてアルファ。貴方方3つの原型から、そして、私を子羊と呼ぶその言葉から、この澄み切った空と凍った氷の世界から、貴方が何者であるか、私にはわかった」Proto-Piano AlphaProto-Piano Omega「ほう」Piano_collections「貴方はアルファにしてオメガ、貴方の分霊はSADAI、ELOHIM、そしてSEBAOTH.」Proto-Piano AlphaProto-Piano Omega「…Piano_collections、貴様は私の想像物であり創造物である。私が貴様を倒してはいけないか?そんなことはない。貴様も貴様のペルソナも世界も言葉もすべて、すべて私がつくりだしたものなのだよ。人形たる子羊よ」Piano_collections「…いちいちむかつくな。貴様達は。 たかだか4文字の神に敗れるほど、人間の運命は脆くない。それを証明してみせる」'EL ELOHIM ELOHO ELOHIM SEBAOTH''ELION EIECH ADIER EIECH ADONAI''JAH SADAI TETRAGRAMMATON SADAI''AGIOS O THEOS ISCHIROS ATHANATON''AGLA AMEN'
2009年12月10日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆ピアノ「…つまらない話をしましょう。かつて、私は経済学、特に理論経済学、数理経済学を専攻していました。経済学とは、一言でいえば、ベネフィットとコストの比較手法のひとつです。実際に我々が行っている経済活動を、理論モデルを用いて、あるいは数学を用いて、経済現象を数学的な裏づけの元で解析していくことです。そこから導き出される技法・論理・モラルについて、私は勉強していました」美鶴「…ピアノさんが大学で学ばれた授業のなかで一番に印象に残っているのが、さきほどの矢野誠教授の授業、というわけです?」ピアノ「…矢野教授は素晴らしき経済学者です。彼が行っていたマクロ経済学、数理経済学の講義が私の大学時代の大切な思い出のひとつです。そのなかで、私が持っていた問題意識は次のようなものでした。 もし、我々が現在、そして将来にわたって完全なる情報を持つことができるとき、競争均衡はパレートの意味で最適な均衡点に一意に定まる。そのための条件とはゲールおよび二階堂がほぼ同時期に、そして独立に見出した3つの条件、「0次同次性」「ワルラス法則の成立」「需要、供給関数の連続性」である。 この帰結によって、我々は数理的な厳密性をもって経済の理論モデルを構築することができる。しかしながら、実際の経済活動、歴史において、財・サービス・価格等に関する情報を完全に消費者、生産者が知っていたとする仮定が満たせることはほとんどないと言える。 逆にいえば、完全競争市場の情報の仮定が、「どのときに」「どのように」欠けているのかを記述することによって、私的財だけでなく、公共財や独占、金融工学のリスクヘッジの問題等々を分析することが可能といえる。例えば、完全競争市場の仮定のもとでは、市場参加者は価格に対する影響力を持たないが、実際のマーケットでは、影響力を誰が持つのかによって、大きく経済現象は動いていく。 つまり、実は、数理的な情報の欠落、というのをどのように論文に記述するかによって、実際の経済現象の多様さを記述する多様な方法を我々は獲得できるといってよい。その情報の欠落さについて明らかになっていれば、我々は1000年前のケースでも分析できる。これは経済史の領域ですね」美鶴「文学部の私には、詳しくはわからないのですが、その最後の台詞は、ストックホルムのウプサラ大学のとある教授を想いおこさせますね。御手洗教授なら、何でもわかりそうです(微笑」ピアノ「こんな例えをしましょう、美鶴殿。人口1000万人の都市に美鶴殿の友人が1000人いたと仮定しましょう。また、人口10万人の地方に美鶴殿の友人が10人いたとしましょう。このとき、美鶴殿が都市、あるいは地方で友人に出会う確率は、数学的に同じです」美鶴「でも、実際はそうはならない…!」ピアノ「そう、美鶴殿がアメリカ文学が好きという条件があるなら、美鶴殿はよく洋書を扱っている本屋に行くだろう。そしてそこで同じような趣味を持った友人に出会うことだろう。人口1000万人の都市と10万人の地方では、おそらく洋書を扱う書店のコロニーがぜんぜん違う形で形成されているはずだ。10万人の地方には全然ないかもしれないからね。 ならば、このように、純粋に割り算だけでは図れない条件を加えると、問題の回答がとても違った形になるのです」美鶴「…」ピアノ「…であるなら、『私』という多様なペルソナの集合体である私、ピアノについて分析をするならば、数理的条件だけではなく、そのほかの条件も記述する方法が必要になる。例えば、私の憎しみを2943で表現したりね。そして、現在の私を構成しているものが、過去の『因果関係』によると考えるならば、よりフロイトのように、いや、『相関関係』だけしか言及できないのではないかと考えれば、よりユング的に考えることができてくる」美鶴「…エクセレント…」ピアノ「因果関係を解析するのが科学的手法というのなら、ユング心理学は厳密な意味で科学的でないのかもしれません。ですが、我々のこころは、過去の原因からだけで現在の結果として説明できるほど、うすっぺらいものなのでしょうか?この問いに答えるために、精神医学、心理学は進歩しているといってもいいでしょう」美鶴「…ピアノさん、なぜ貴方がタルタロスを進んでいこうとするのかが、少しだけわかったように思えます(微笑」2943「おしゃべりはそこまで。着いた。ここから20m先が、タルタロスの奈落中央北口、最深にして最奥の場所だ。さて、俺は、ピアノさんのこころに帰るかな。ここからはピアノさんのこころの背景にある「原型」とやらが、たくさんでてくるんだろう。憎しみに囚われたことを自覚していることこそ、その原型に立ち向かう方策、だな。ピアノ・コレクションズ。俺は貴方に帰るとしよう。またの機会に会おうか、もうひとりの俺よ」ピアノ「ああ、また会おう。…さて、桐条殿、黙示録が近づいてきました。いよいよ【うつとの最後の戦い】を始めるときです」美鶴「(頷く)」???「来ましたね。ピアノ・コレクションズとやら。自らの名前もこころも満足に持たない、愚かな哀れな迷える子羊よ」
2009年12月07日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆美鶴「…ずいぶん北東口から歩いてきましたね、ピアノさん。ああ、見てください!オーロラ?かな?」ピアノ「…綺麗ですね。オーロラは太陽風と地球の磁場がぶつかることによってもたらされる現象です。おそらく、私のこころの中にある多くのペルソナの森と、私の原型のひとつであるプロト-ピアノさんが衝突しているのでしょう」美鶴「…それは、こころの揺らぎをもたらす、新たな展開の予感でしょうか?」ピアノ「さすがに桐条殿は鋭いですね。私のこころの奈落、タルタロスの最奥も身近になってきているのでしょう。ここで、私が重要と思う私のペルソナをいくつか提示しておきますね。これらの『私』は、おそらくプロト-ピアノさんと対峙するときに、私たちに勇気を与えてくれるはずです」美鶴「はい。…まずは、最上階で会ったプロト-ピアノ-アルテマさんですね。ピアノさんの女性性と賢者と女神とかを象徴しています」ピアノ「はい。そして、すぐそこにいるのは、私が否定したい『私』のひとつのペルソナです」美鶴「!!!」???「そんなにいきなり驚かなくても、桐条さん。本当は、私はピアノさんにも何度も会っているのですが、礼儀に反することは嫌いなんで挨拶を。改めまして、桐条さん、ピアノ-コレクションズさん。私は憎しみを象徴する者、ピアノさんが私の名を呼べば、私はお二人に同行できると思います。さあ、ピアノさん、私の名前を呼んでください」美鶴「…!」ピアノ「ペルソナは決していわゆる解離性同一性障害の産物ではないです。ゆえに、貴男のことを誰かの固有名詞やお名前で代用するのは、かえって混乱しそうですので、このように呼ばせてください。にせんきゅうひゃくよんじゅうさん、君」美鶴「2943…君?」2943「名前は、ここでは性質そのものを現すというのに、ピアノさんは、私を数字でお呼びになるのですね。如何にも言葉遊びに戯れているピアノさんらしいです。いいでしょう、私の名前は2943で。面白い名前をいただきました。素因数分解すると、3の3乗×109ですね」美鶴「なぜ数字なのです?ピアノさん!憎しみなら…」ピアノ「『憎悪』君とでも呼ぶのは如何にも失礼かと思ってね。語呂合わせをしてみました。横読みで強引によんでみてください、桐条殿」美鶴「!」2943「そういうことです。2=に、9=く、4=し、3=み、ですね」ピアノ「で、2943君、まだ最奥でのプロト-ピアノに会うためには、もうひとり、ピアノさんの過去を知るペルソナを呼ぶ必要があるようですね。彼はおそらく次のステージ、タルタロス南西にいると思います。彼は研究者の卵ですね。 …いや、違う、2943君。研究者の卵だった私は、ピアノの中にすでにコレクションされています。なので、その存在を私たちが認識するだけで十分でしょう。彼の、いや私の別の名前は、その称号を用いて、マスタ・オブ・エコノミクス、通称マスタさんで十分でしょう」美鶴「ピアノさんの過去のご自分…」ピアノ「私は、かつて数理経済学、理論経済学を大学で学んでいました。世界的な有名な経済学者、矢野誠教授(Pro.Makoto Yano Ph.D)の授業でね。矢野教授について知りたければ、」2943「ググレ、で十分かと(微笑」ピアノ「…これで役者は揃ったかな。桐条殿、2943君、そして私、ピアノ-コレクションズ。このコレクションズの名の由来は、私の多様なペルソナの森を、私が丹念に収集して継承してきたからです。自分で言うのは恥ずかしいですが、エントロピーの法則へ一矢報いたくてね」美鶴「言葉遊びが過ぎますよ、ピアノさん。コレクションの意味は、多くの他者の才能と努力の継承なのですかぁ。だから、原型であるアルテマさんは、コレクションされたのではないから、プロト-ピアノ-アルテマなのですね…。ああ、頭痛がしてきました」2943「さて、遊びはここまで。気合入れて、最奥を目指しましょう。私は憎しみにトリツカレタ自分を取り戻すために、ピアノさんは、過去との対決に、そして桐条殿は」美鶴「…その戦いの証人となるために(微笑。待っていてください。プロト-ピアノさん。さあ、南西口ですね」
2009年12月06日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆ピアノ「さて、それでは、今度は北東口にでましたね。…何だか、また似たような景色が続きますね」美鶴「…しかしながら、決して同じではない、というところが特徴ですね。ここはピアノさんのこころの何を象徴しているのでしょう?」ピアノ「これだけの出口が奈落にあるということは、おそらく、現実には『奈落』への落とし穴は、たくさんあるが、出口もまたたくさんある。違いは、どこから入ってきて、どこに抜けるのかという歩みだけだ、とでもいいたいのでしょうね、プロト-ピアノは」美鶴「…最上階にいたプロト-ピアノ-アルテマが女性を司る象徴の『アニマ』とすれば、こちらの奈落の、おそらく最奥にいるのは、ピアノさんの男性を司る『アニムス』…というのは、読みすぎでしょうか?」ピアノ「…私も、そう予想していますが、それだと、あまりにも、明らかにも、答えがストレートすぎるんですよね」美鶴「?」ピアノ「そんな簡単なこころの構造であれば、こうしてブログに足跡を書いていく必要もあまりない。次のプロト-ピアノの名前も、おそらく『Proto-Piano Omega』だと簡単に予測できます。それは私の原型のひとつでもある」美鶴「…自己の原型との対話が必要なら、会話をするだけで、それですべてが終わる、という感じですか?わざわざ、高い塔を上ったり、絵画を見たり、ヴィクトリア・シャンデリアに驚く必要はない」ピアノ「そう。そして地下に降りて、出口案内の出口の多さに驚く必要もない(微笑。そして、アルテマさんが、寂しそうな女性の姿をしている必要もない。このタルタロスは、私のこころの内部構造の具現化したものですが、私がタルタロスの主でないことから、決して、私が中心ではない、『私』も多くの私のペルソナのなかのひとりなのだ、ということだと思います。決して私は最強だったり最凶だったりするわけではない。現実に現れている仮面の一枚なのだと」美鶴「ピアノさんは、何枚もの仮面を被って現実を生きてきた、ということですか?」ピアノ「そのとおりです。私は、過去、多くの試練を経験してきました。そして多くのひとたちが私を…。そうだ、折角砂浜を歩いているので、こんな例え話は如何でしょう。桐条殿」美鶴「??」ピアノ「あるとき、桐条殿は、砂浜を散歩していました。ふと気がつくと、砂浜を歩き始めたときに確認してあった、ポケットにいれておいたお財布携帯が手元にない。さて、桐条殿だったら、どうします?」美鶴「…う~ん、とりあえず、今まで散歩してきた足跡を戻ってみる、でしょうか」ピアノ「そう、多くの人間は、たぶんそうするでしょう。それは、「もしお財布携帯を落としたのなら、それは今まで歩いてきた道のどこかで落としたのだろう」という仮定を頭で立てて、実際に歩いてきた軌跡を再検証する、という思考の指向性を持ちます。簡単に言うと、経験があるからです」美鶴「最初から簡単に言ってください(微笑」ピアノ「さて、この『経験』による思考法とはまた別のアプローチもあります。与えられた探索能力のもとで、経験がないゆえに、可能性の全てを再検証する方法です。つまり、砂浜中をスコップでぴっくりかえしてみる(微笑」美鶴「それはまた、ずいぶんと気の長いお話ですね(微笑。何年かかることやら」ピアノ「ええ。ですが、このアプローチの有効性は、もし再検証能力を有限の範囲の中で、ほぼ自由に実現可能だとしたら、如何でしょう?」美鶴「見つける能力を大きなものにできるとする?のです?」ピアノ「質問しているのは私です。桐条殿(微笑)」美鶴「ああ、なるほど。スコップではなくて、ショベルカーだったり、人工衛星からの航空写真だったりすればいいのですね。地球上の砂浜をひっくり返してみる、いや、太陽系中、銀河系中の砂浜を」ピアノ「そうですね。ただ、この『可能性をすべて検証してみる』方法には、ひとつの弱点があります。いくら可能性の検索能力が大きかったとしても、私は神ではありません。検索能力は有限なのですから、それこそ宇宙中の砂浜をひっくりかえすのにどのくらいの時間がかかるか、検討もつきませんし、それにそもそも、私のお財布携帯が、私の一度もいったことのない砂浜に落ちている可能性は、ほとんどゼロとみなしていいでしょう。つまり、検索能力に限界があるならば、私が、お財布携帯を探せば、いつかはみつかるだろうが、それがいつかはわからない、ということになる。なぜなら『経験』のうえでの仮定がないからです」美鶴「(微笑。つまり2つのアプローチを比較すると、我々が得られる結論は次のとおりである。 検索能力が有限であり、かつ経験に基づいて検索するならば、今まで歩いてきた道を探せばよい。 しかしながら、経験のない場合は、自己の持つ可能性の検索能力の限界までしか探すことはできない。 ゆえに、経験から指向性を得られず、かつ可能性の検索能力が有限であるなら、お財布携帯を見つけられる確率は、それほど高くはない。 …と偉そうにピアノさんはおっしゃりたいのですね、わかります」ピアノ「(氷の微笑。…私は、現実世界において、卓越した指向性の持ち主でもなく、無限に限りなく近い計算能力を持つものでもありません。簡単にいうと、天才でも秀才でもないということです」美鶴「ふむ。エクセレントですね。でもそれをいうなら、ほとんどのひとはそうですよ」ピアノ「いや、ところが、人間には、努力ができるタイプのひとがいます。厳しい試練があったとしても、何とか乗り越えていくこの人間の努力こそ、素晴らしいものです」美鶴「ふむふむ。ピアノさんは、自分がそのタイプでないから、がっくりきていると?(微笑」ピアノ「私は、私自身の可能性の検索能力は、それほど優れていないと思っています。2つをあえて比較するなら、指向性の卓越さのほうが若干上でしょうが、それでも、程度の差こそあれ、才能ではありません。 プロト-ピアノ-アルテマさんは、おそらく私より思考の指向性は上でしょう。彼女と話せば、私は、いかに自分に冷静さが欠けていることを実感するでしょう。 ですか、タルタロス最上階でアルテマさんにあったとき、アルテマさんはおそらくこう思ったことでしょう。『このピアノ-コレクションズの行動力、可能性の探索能力は、最上階に引きこもっている私より優れている。いいかえれば、私はピアノ-コレクションズより、行動力に劣る』と」美鶴「…!」ピアノ「わかっていたんです。私は目標を超せないことを。現実世界で、仕事も恋愛も何もかも尊厳すらも失っても、私は微笑んでいました。目標が越せないという残酷な現実を突きつけられても、私は微笑んでいることしか、せいぜいスコップで砂浜をひっくりかえしているだけのことしかできずに微笑んでいたのです」美鶴「…」ピアノ「さて、話が長くなりましたが、今度はタルタロスの奈落北西口に参るとしましょうか。おそらく、そこには、行動力に秀でるが、冷静な判断にかける私のペルソナの欠片か、行動力に劣るアルテマさんの欠片が落ちているはずです」美鶴「……でも」ピアノ「?」美鶴「…でも、2人なら、現実に向き合える。2人なら現実を乗り越えられる」という仮定がなりたつはずですね(微笑」
2009年12月04日
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◆これらのタイトルの記事は架空小説です。実在の人物には一切関係ございません。◆美鶴「…ここがタルタロスの奈落…暗くて寒いのですが、こないだのCSといい、今回のSEといい、駅の出口かと突っ込みたいですね。中央南口、南東口、JR新宿駅か、お前は!と」ピアノ「…あはは、桐条殿は意外と常識人なんですね。私もJR新宿駅は苦手です。あそこはラストダンジョンですよ(微笑」美鶴「…何だか、ピアノ先輩が私を案内しているようになりましたね。おお、なかなか良い景色です」ピアノ「だから先輩はやめてくださいと何度言えば…(苦笑。」美鶴「では。ピアノさん自身の暗黒面に触れる機会があれば、とのことですが、暗黒面とは?」ピアノ「誰でも暗黒面はあります。私の人生において、対峙するときということなのだと思います」美鶴「では、またプロト-ピアノさんみたいなのが、いるのかな?」ピアノ「おそらく。さて、しばらくは景色を堪能しましょうか」
2009年12月01日
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