ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 17, 2017
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カテゴリ: 映画、テレビ
「ペルシャの市場にて」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 ちょうどいま日本で公開してるらしい。 http://jinsei-taxi.jp/

<感想>
 イランの意外な日常が垣間見られて面白い。てっきりドキュメンタリーと思い込んで観始めたけれど、あまりに良く出来すぎてて、やっぱりしっかりと台本があって全て役者が演じてるに違いないとか思いながら観終えた。ま、どっちにしても上手く撮れてるし、「とんでもない」国であることは確か。
 とにかく登場人物がみんなして強烈キャラ。良い人悪い人、事故で瀕死の人とか。
 特に女性がよくしゃべる。イランってなんとなく内気な女性が多いという印象だったけど、もしかして全然違うのかも。そもそも、タクシーの運転手に対してだけは思わず何でもしゃべっちゃう人は多いかと。利害関係がないうえ、どうせ二度と会わないわけだし。
 あと、つくづく「アジア」なんだなという印象。街の空気とかがヨーロッパのそれではない気がする。ラテンっぽくはあるかも。思いっきり異国情緒漂いまくりなのに、ペルシャ語の柔らかい響きのためか素直に感情移入できる。
 この監督のほかの作品も観てみることに即決定。





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最終更新日  May 19, 2017 08:33:38 AM
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Re:映画:人生タクシー Jafar Panahi's Taxi تاکسی‎‎(2015年イラン)(05/17)  
LimeGreen  さん
イランの女性(または女性像)が外向的っていうのは私も意外に思いました。へぇぇぇぇ。

Re[1]:映画:人生タクシー Jafar Panahi's Taxi تاکسی‎‎(2015年イラン)(05/17)  
LimeGreenさん

>イランの女性(または女性像)が外向的っていうのは私も意外に思いました。

いろいろな発見があるし、やっぱりこうゆう映画は観て損はないと思いました。
(May 31, 2017 04:41:45 PM)

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