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うちには黒猫が3匹いる。3匹とも他人(他猫?)だ。
拾ってきたり、迷い込んできたりで結局はうちの猫になった。
(黒猫だけが家に来るとは変なご縁だが・・・)
しかし、3匹ともあまり仲がよくない・・・
その中の一番長老の猫は、下半身不随だ。
子猫のときに、街の商店街で足を引きずっているのをみて、拾ってきた。
とても暑い日だったから、日射病にでもなったのかと思い、病院に連れて行ったところ、背骨が折れていて、立つことはできないだろうとのこと。
案の定、家で飼ってみると後ろ足を引きずったまま、お漏らし。
新生児用のオムツをつけたりしても、仕事から帰ってみると外れていて、床中おしっこ・・・
毎日のおしっことうんちの始末に疲れ果て、それに猫にとってもつらいのではないかと、安楽死を考えて、考えて考えて、安楽死をさせてくれるか病院にたずねてみた。
先生は「こういう状態ではしょうがないですね」と承諾してくれた。一週間後の土曜日に安楽死をさせてもらうことにし、予約をいれた。
子供の頃からずっと猫を飼ってきて、何匹も猫を見おくってきたけど、自分の手によって目の前の猫の命を絶つということの苦しみに、とても耐えられなく何日も泣いて暮らした。
足をひきづりながらも、無邪気に遊び、夜も私にしがみついて寝る甘えん坊のこの子猫を私は数日後に殺すのだ・・・。
胸が苦しくて、つらくて、次の日病院に電話した。
「土曜日に安楽死をお願いしていたのですが、すみません!やっぱりやめます!」
先生は快く了解してくれた。
それからしばらくして猫のオムツははずれた。おしっこの絞り方を先生から教わって、ウンチも絞れるようになった。
朝のウンチとおしっこ。夜のおしっこ。それさえしてあげれば漏らす事はなく、普通の猫と変わらない。ベットなどにも上れるように座椅子でスロープを作ってあげると、前足で爪を立てて上り下りする。
天気のいい日は、庭に出し、蝶やとんぼを追いかけたり、足を引きづりながらもウキウキと走り回ったりしている姿を見ていると、この猫なりに幸せなんだろうなと思う。
それから15年。大きな病気もせず、老猫となった。
若い頃のように走り回る元気はないけど、相変わらずの甘えん坊で、抱っこをせがむ。
あの時安楽死させなくて、本当に良かった。
もう歯も何本か抜け、薄っぺらの体になってしまったけど最後まで面倒は見てあげるつもり。
おかげさまで15年間泊りがけの旅行はいけなかったけどね。
(家族にもおしっこを絞りかたを仕込んでおけば、旅行にいけるけど、うちは出来なかった)
もし、下半身不随の猫を飼っている方、どうしようか悩んでいる方がいたら、参考にしていただけると幸いです。
●朝のおしっこ・ウンチ絞り、夜のおしっこ絞りで、しばらくするとオムツはいらなくなりました。
●15年間膀胱炎にもなりませんでした。1年に一度ぐらい、下痢が酷いときがあり、ホントにホントに酷い目(TT)に合いましたが、冷やさないように注意して、浄水器のお水を飲ませるようにしてから、1度も下痢で酷い目には合わなくなりました。(笑)
ココから先は少し汚いお話です。すみません。
おしっこの絞り方 ・・・片手で猫の脇の下を抱え、もう一方の手で下腹部を大きくつかむ。しっぽを自分のひざに挟み、しゃがむ。(おしっこが尻尾にかからないように)
胃袋と膀胱がわかりづらいが、胃袋より下のあたりに固めの風船のような袋がつかめると思うので、その膀胱をぎゅっとやさしくにぎる。そうするとおしっこがでる。袋が小さくなるまで何回も少しづつ。出ないときは胃袋をつかんでいると思われる。ちなみにうちの猫はメス。オスは良くわからない。
うんちの絞り方 ・・・猫を膝に抱え、仰向けにして抱っこする。猫の頭が自分のお腹側。自分の左腕を猫が仰向けで掴む形。膀胱の辺りを親指で押すと、硬いものを感じます。それをお尻にむかって押し出すように移動させていく。そうすると出ます。出たら肛門をやさしく絞る。そうすると綺麗に便が抜けます。
猫によって違うと思うので、うちの猫のようにはいかないかもしれません。
うちの健常猫でもやってみたことがありましたが、膀胱が硬くて怖くてできませんでした。
オムツだと猫もつらそうなので、ためしにやってみてもいいと思います。
チャレンジしているうちに、どれが膀胱かどのくらいの力でつかめばいいのかわかってくると思います。慣れればおしっことうんち絞りで2~3分です。
猫は飼い主の笑顔を認識しているそうです。
この記事を見に来てくださる方が沢山いらっしゃることを知りました。
「下半身不随猫」
のカテゴリを作りましたので、良かったら見てくださいね♪
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