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YUKO.

YUKO.

2025.02.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
記録用にブログに残しておきます。

昨年の10月から肺に水が溜まり、2週間ほどで退院するはずが、退院できず2月22日に亡くなりました。
入院中、大腸菌による敗血症になり、危篤状態になったのですが、奇跡的に回復し、その後も何度か危ない状態になっていたのですが回復し、長期療養するための施設に転院する手続き中でした。

入院する前は、認知症がありながらもデイサービスにも行っていたし、トイレはポータブルトイレにして会話も普通にできる状態だったのですが、入院して一気に状態が悪くなりました。
入院した病院は一切面会ができず、当初は私自身気持ちの整理がつかず、なんでこんな病院に入院させてしまったんだろうと後悔しておかしくなりそうでした。

入院から2ヶ月後、頼み込んで個室に移動して会える様になったのですが、もう会話はほとんどできない状態になっていました。母は両手にミトンをつけられてベットの柵に両腕を縛られていました。
しょうがないのか、他にやりようはないのか。可愛そうで涙が出ました。
でも、面会できたのも1周間ほど。毎日病院にいきました。ほどなくインフルエンザが流行し始めて面会はできなくなりました。
いつものように病院に面会に行くと、面会はできないと断られ、泣いて頼んで1分だけ息子とともに会わせてもらいました。

これが最期の面会だと覚悟を決めて、息子とともにお別れするつもりで面会してきました。
それが昨年の12月。

それから2ヶ月間、会うことは叶いませんでした。
血圧が下がっているという朝の5時に連絡が来て、病院に行くと意識がありませんでした。
兄も来て、最期を看取ることができました。

亡くなった母を見て直後に思ったこと。
さっきまでいた母はもういない。目の前にいる母は母の器。魂はどこかにいっちゃった。
ほんとに一瞬で母の身体は母ではなくなると感じました。
父が亡くなったときは私は感じなかったけど、母はそのことを感じたようで亡くなった父のそばには寄りたがらなかった。

母の身体を綺麗にしてもらい、遺体搬出用の出口に母を乗せたストレッチャーを押しているとき、電気もついていない真っ暗病院の廊下で後ろからなにかがついてくる感覚がありました。
私は霊感もないし、気のせいかもしれませんが「母がついてきてるのかな」と思いました。


今は母のものは目に見えるところには置かないようにして、心の平静を保つようにしています。
「母さんごめんね。色々な手続きが終わるまでちょっとまっててね。」と呟いています。
すべてが終わって気持ちの整理がついたら、母との思い出に浸ろうと思ってます。
ちょっと今は無理。

でも息子や猫がいて本当に良かった。一人だったら心が壊れた。





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最終更新日  2025.02.25 05:20:49
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