プロヴァンス・ダジュールへようこそ

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プロヴァンス語の話

プロヴァンス語の話
La langue provencale




日本でも地方によって○○弁てありますよね。
フランスにも実はあるのです。

もともとフランスは幾つかの国に分かれており、
それぞれその国の言葉やなまりを使って話していました(日本と似てますね)。

現在ではなまりだけが残り、北と南の人も同じ言葉を使って話すことができるので分かり合えますが、
それでもテレビの地方局ではその地方の言葉を使ったニュース番組を時折数分間全国版の後に放送します。

「フランス人はフランス語に誇りを持っている」という話、聞いたことがありませんか?
それは地方の言葉にしても然り。
何かにつけて保守的な国フランスと言われていますが、言葉は文化である、という観点から、
フランス語を統一させようなんて意見が持ち上がると、国会では大騒ぎとなります。


ところで、pidooの住む地方は何語になるのでしょう?
ずばり、プロヴァンス語です。

おじいちゃんと話していると、このプロヴァンス語がぽんぽん出てきて、最初は
「ああ、私のフランス語もまだまだだな…」なんて落ち込んでいましたが、当然のことだったんですねー。

わかりやすい例でいうと、この道路標識。

Paneau1

Paneau2

一番目は普通のフランス語、
二番目にプロヴァンス語で書いてあります。
(余談ですが三番目は公的団体から、花が美しく整備されている町や村に贈られるもので
お花マーク4つは最高をあらわします。
ミシュランの3つ星のようなものといったらわかりやすいでしょうか。)


ちなみにおじいちゃんが良く使う言葉、
Quesaco?(ケザコ?)
これは、
Qu’est-ce que c’est?(ケスクセ?)
で、「これは何?」という意味です。

これの変化球で
Quesaki?(ケザキ?)
Qui est-ce?(キエス?)
で、「誰?」という意味になります。


日常フランス語に慣れてきたら、方言にも手を伸ばしてみると、勉強も楽しくなるかもしれません。



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