2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全4件 (4件中 1-4件目)
1
昨日「崖の上のポニョ」の試写会に行ってきました。もともとジブリ作品は大好きなので、ちょっとでも早く見たいととっても楽しみにしていました。コマーシャルで見たあの不細工な魚と流れるあの曲と歌声は、とってもインパクトが有って、興味津津。宮崎監督が、今回の作品はハウルのようなものではなく、もう少し子ども達に単純に響くものにしたかった作品とのこと。その意図は的を射ていたのかもしれません。隣で見ていたうちの子は、ずーっとゲラゲラ、クスクス笑いっぱなし。とっても面白かったようです。絵も、CGを一切使わずこだわりの作品に仕上げたのだそうな。そのようで、とっても単純なラインのタッチで描かれていたり、色鉛筆で描かれたような優しく穏やかな色彩の風景が有ったり、CGで華々しく描かれた度胆を抜くような美しく高精度なアニメが多くなった現在、とっても素朴に感じられて凄く良かったです。それに、素朴な感じなんだけど、色鮮やかに描かれた夢の世界はそれは見事で、切り取って絵葉書にしてしまいたいほどでした。特に海底のシーンや海底に沈んだ街並みの上を泳ぐ魚達。もう全体がファンタジー!!!さすがは宮崎さんのこだわりですね。ただ、オバサンとしては、そのファンタジーにどっぷり浸かってしまいたいのに、現実に引き戻されるシーンや、理屈でいくと「え?」と思うような展開が有ったりして、どーも素直な子ども達と同じように無心で楽しむことは出来なくて・・・。童心に戻れない寂しさ・・・。例えば、「えっーーー!海水魚を水道水に入れちゃダメじゃない?」とか、「ポニョが包まれているこの泡は、空気の泡?淡水の泡?海水?それとも特殊なシールド?」とか、「海水面がこんなに上昇しても、非難してる人はなんで動揺してないの~?」とか、「船の墓場ではエンジンなんかが機能停止しちゃったのに、なんでそこに集まってる船はどれもとってもキレイな色の光を放ってるの?」とか、その都度その都度立ち止まっちゃうの。神秘なのか魔術なのか科学なのか?入り混じって訳分かんなくなっちゃった。それに、結局どーなって何が言いたかったの?的な不可解さは残ったまま。これは最近の宮崎作品共通、まさしく宮崎ワールドだわ。会場を後にしながら話し声に耳を傾けると、子ども達は一様に満足げな笑みを満面に輝かせているのに対して、「あれはどーしたの?」「あれはどーういうこと?」「あそこはこういうことじゃない?」的な疑問を論じ合う大人達の様子が対照的でした。「やっぱりオバサンなんだわ、私」って少し寂しさを感じながらも、♪ポーーニョポーニョポニョ♪のメロディーを頭で響かせ続けながら帰りました。このメロディー、なかなか耳に残って離れませんよ。
July 13, 2008
コメント(1)
暑い暑い毎日です。梅雨明けが早い上に、残暑も厳しくなる予報で、今年は夏とよべる日が例年よりかなり長くなるらしい。おかげで、週末に行った早速オープンしたレジャープールも大賑わい。春先からこっち、あんなに日焼け止め塗ったり長袖着たりして今まで頑張ってきたのに、たった1回の短時間のチャプチャプ程度で、両腕は真っ黒に焼けて・・・。陽射しの強さが異常です。そして連日中学校の三者面談や小学校の懇談会と子ども達の学校に足を運びましたが、たった30分~1時間程度いただけなのに、気分が悪くなりました。湿度が高い上に、教室の中は無風状態。じっとしてても、だぁ~っと汗が噴出してきて大変でした。これが私立の学校なら優雅に冷房の中で過ごせるのでしょうが、さすが公立、中学校の天井には扇風機が4台廻っているものの、効果の程は全く気持ちだけ・・・。小学校にはそれさえもなく・・・。こんなところで一日中勉強してるのね~って今更ながら驚きました。いやぁ~こんな劣悪な職場環境の中で働く先生も大変だろうし、こんな劣悪な学習環境で勉強する子ども達も凄いです。逞しいなぁ~。オバサンには耐えられません。2学期の読み聞かせの頃には涼しくなってて欲しいなぁ。サミットも終わりましたが、地球温暖化現象はホント著しいです。で、学校から帰ってぐだ~っと横になっていたら、窓の外から、「チリンチリン」と「カランカラン」を合わせたような懐かしい音が聞こえてきました。そう、「わらびもち」を自転車で売り歩くおじいちゃんの音。いつの頃からか、毎年夏になると決まって同じ曜日の同じ時間帯に聞こえてくるこの音。「あぁ~、今年も夏がきた~」って気にさせてくれる暑さの中に涼しさを感じさせてくれる音。まさしく夏の風物詩。早速財布を握って外に走って飛び出しました。自転車の後ろに「わらびもち」を入れた荷台を引いてるの。こんなアイスクリーム屋さんも昔はいたなぁ。今では、車でスピーカー響かせて「わらびもち」を売りに来る人もいますが、やっぱりこのおじいちゃんのような、昔ながらの姿の方が親しみが湧きます。冬場は、このおじいちゃんがリヤカーを引いて「ヒューヒュー」と汽笛を鳴らしながら時々「焼き芋」も売りにきてくれていました。この鐘の音を聞くと、あちこちから子どもも大人も沸いて出て、おじいちゃんを待ってましたとばかりにすぐに列が出来るのです。うちの下の子も、いつも楽しみに待っていて、つい最近「おじいちゃんまだ来ないかなぁ~」と言ってたばかり。昨年の夏は、上から走り去るおじいちゃんの自転車を見てフラフラしてるなぁと思っていたら、しばらくして体調がおもわしくないといって息子さんに交替してしまいました。もうあのおじいちゃんには会えないのかなぁと寂しく思っていましたら、今年はまたあのおじいちゃんが来てくれました。いろんなものの値上がりの影響を受けて、さくさく最中に挟んだ「わらびもち」100円が今年は150円に値上がりしていましたが、「自転車も新しいのに変えました~」って嬉しそうに微笑むいつものあのおじいちゃんの笑顔にとっても嬉しくなって元気を取り戻した私です。今年の夏も、我家の水曜日のおやつは「わらびもち」で決まりです。
July 10, 2008
コメント(0)
いよいよ夏休も近くなり、旅行の計画でも立てようかとあせってはみたものの、なんかピンと来る場所が無く困り果てております。といっても、カレンダーを見たら、今年も息子の塾の夏期講習やら部活やらのスケジュールがびっしりで長期でのお休みはお盆の間だけ。お盆は毎回実家巡りと決まっているので、結局家族旅行といっても土日の1泊2日だけ・・・。そもそもこの夏は、イギリスに転勤した友人からの度重なる誘いもあって今年こそはイギリスにと決め込んでいたものの、いざとなると先立つものも、冷た~い視線の主人を残して一人旅立つ勇気も、子ども達を預けるために母に長期で来てもらうようにお願いすることも気が引けて、結局はお断りしてしまったのでした。ウ~ン、残念!!で、結局近場で行ける範囲に家族でということに・・・。去年は、行き当たりばったりでの山口の旅でしたが、その割りに、とってもキレイな角島での海水浴や、真っ暗な鍾乳洞探検やSL見物など、子ども達も大満足の旅行が出来ました。今年はもうちょっと欲を出せば広島辺りまでは1泊2日で行けそうな気がして、探したら運良く立派なホテルが格安で取れたので、広島に行こう!ということにしたのですが・・・。かれこれ20年近く足を踏み入れたことの無い地で、今まで旅行先として検討したことが無かったところなので実に情報に乏しいのです。知ってることは、宮島と原爆ドームともみじ饅頭とお好み焼き。はたして子ども達が満足する旅行になるものか・・・?去年、下の子は秋吉台の秋芳洞でさえ面白くないと不満たらたらだったしなぁ。見物するだけの観光は文句言いっぱなしになりそうだしなぁ。友人は「牡蠣が食べれないのに、熱いだけじゃない?」だって。でもせっかくホテル押さえてるし。知らないだけなんだと思うのですが、調べてもなかなか子ども達の目が輝きそうな場所が見当たらないの。どなたか広島のおすすめスポットを教えてくださ~~~い!やっぱ他探すべきカナ?
July 8, 2008
コメント(1)
「太王四神記」以降、今まであまり興味の無かった韓国史劇ドラマも見てみようかという気になってきました。ただ、どれもすごく長くて、「朱蒙」も「海神」もあとタイトルさえ忘れてしまったものやら、全部途中のまま・・・。やっとこの「ソドンヨ」だけ見終わることが出来ました。初めの頃は、なんかくだらないなぁ~と思いながら我慢に我慢して見ていましたが、これだけ長いと少しずつ愛着が湧いてきます。「太王四神記」を見た後だと、撮影セットにしても撮影規模にしてもすごくチャチな感じがしてかなり見劣りします。撮影現場もいろんなシーンとかぶっていたりして、途中位置関係や時代考証もむちゃいい加減気味。例えば峠の大学舎は、人里離れた山の中にあったはずなのに、いつの間にか川っ淵になってたっけ。いろんな発明品もとっても安易に生み出されていって・・・。歴史的大発見が、たった数名の人間による安直な発想で生み出されていくなんて。ウ~ン、まぁドラマですからいいですけどね。それに、主人公チャンの女にうつつを抜かしすぎる様には呆れました。「愛する女性一人を守れずして、真の王になれようか」そりゃあ、王座を目前にした人の言葉としては素晴らしいとは思いますが、それまでに歩んできた行動が・・・。そのくだらないというか幼稚な愛着のせいで、失った命は数知れず・・・。身近な人間は、いずれもどんな危機でも乗り越えて不死身なのに、周りの護衛の人間や兵士達は、バッタバッタと無意味に死なされていく・・・。ソンファ姫にしても、自分の気持ちを押し通す為にどんだけ周りの家来を犠牲にしたり、迷惑かけてきたのか。後半は美談のように上手くまとまりましたが、途中までは「はぁ~?」の連続。わがままな主人公達にあきれ果てていましたが、いつの間にかはまってたんですよねぇ~。いたるところに突っ込みどころ満載でしたが、見たくて先を急ぐほどになりました。長編ものの凄さです。欲を言えば、2人の結婚式でお終いチャンチャンと終わっていた方がベストだったかな。残りは余計でしたね。
July 7, 2008
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1

![]()
![]()