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This is a pen.「これはペンです」There is a pen in the box. 「箱の中にペンがあります」覚えてしまえば簡単なのですが、おんなじis なのにどうして?と思ったことはありませんか?理由は文型が違うからなんです。英語の動詞はどんな文型の文で使うかで意味が違います。This is a pen. はSVCなのでisが「です、である」という=(イコール)の意味になってThere is a pen. は実はSはa penで M(副詞)VSという倒置の文です。SVMではisは「ある、いる」という存在を表す意味になるので、こんな意味になるんです。じゃあThe pen is in the box. 「ペンは箱の中にあります」と、 There is a pen in the box. 「箱の中にペンがあります」はおんなじじゃないのか?という 疑問もわいてきます。 これを理解するには、英語は結論を先にいいたい!言葉だ。とにかく文型はなにかを早く聞いている人や読んでいる人に伝えたい言葉だ。このことが分かっていると納得ができます。The pen is in the box.は、主役のペンがまずわかって、そこから場所に話が進む、つまり「どこにあるのか」を知らせたいだけの文です。There is ~のほうはとにかく「ある、いる」を伝えたい気持ちが強いんです。それを先に行ってしまいたい、だから「場所よりも、とにかくペンがある!」ということに焦点がある文になっているというわけです。 むずかしい~なんて思う必要はありません、日本語だって同じようなことをやっています。「きょうい」ってなんですか?「脅威」「驚異」「教委」「胸囲」「強意」いったいどれなのか?! 文脈がないと「きょうい」の意味はわかりません。 is(be)も同じ、どの文型で使うかで意味が決まるんだ!とわかってしまえば、使うときにもすっきりするとおもいます。
2019.02.21
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「ありがとう」という意味のサンキュー。英語で書くとThank you.ですが・・・これはI thank you.「私はあなたに感謝します」 という文の主語Iが省略されて挨拶になったものです。これを知っていると、いろいろ応用できて便利なんですよ。「ありがとう」といわれて、「いえいえ、私は何もしていません、あなたの力ですよ」といいたかったら、Thank yourself! と言えばいいですし、「わたしじゃなくてトムのおかげですよ」と言いたかったらThank Tom, not me. でOKです。 誰のおかげだか分からないけれど、ラッキーな出来事があって、「ありがたい!」と言いたい時には Thank God!と神様にお礼を言っておきましょう。 Thank heavens! とも言うんですが、heaven「天国」は どうして複数形になるのか、ちょっと不思議です。 日本では、八百万の神様がいらっしゃいますから、 Thank gods! といいたくなりますね。英語の文は、ほとんどすべて五文型に分類できるので、「ありがとう」も、本当は I thank you. つまりSVOなんですね。これを知っているだけで、いろいろアレンジできます。ちなみに、もうちょっとくだけた表現になるとThanks!ともいうのですが、このthankはなんと名詞です。「感謝」「ありがとうの気持ち(謝意)」という立派な名詞なんです。たいてい複数形で使います。なので、お礼の手紙だったら a letter of thanksになるんですね。
2019.02.22
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