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2010年02月28日
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カテゴリ: 映画レビュー(2010)



1995年【米/英】Dead Man Walking
ティム ロビンス監督


『ニューオーリンズ。シスターのヘレン(スーザン サランドン)は、共犯者とカップルを惨殺し、殺人罪で死刑を宣告された受刑者マシュー(ショーン ペン)から手紙を受け取り、刑務所に彼を訪ねる。マシューが死刑なのに対し、共犯者が無期懲役であることに疑問を覚えたヘレンは、マシューの特赦を嘆願すべく、事件の関係者たちを訪ね歩く。だが奔走も空しく、嘆願は却下される。刑の執行が迫ったある日、それまで頑なに心を閉ざしていたマシューは、ヘレンに真実を告白する。』(wowow onlineより)


実話を、超一流の役者で、繊細に丁寧に静かに描いた人間ドラマだった。

思いがけず交流がはじまった、怒れる死刑囚と戸惑う修道女。

周囲や被害者の遺族の理解を得られず苦悩しながら、

シスターも成長し、マシューも彼女の真心によって最後は魂が救われただろう。

報いを受けて当然の彼だったが、感謝して別れを告げることができて、幸せだ。

信仰の力って、こうやって人間を強くしてくれるんだなと思った。



宗教より人間のする信仰そのものの力なんだ。



ティムロビンス、いい作品を作るなぁ。。。








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Last updated  2010年03月14日 21時55分43秒
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