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2003年12月07日
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昨日は初雪が降りました。雪とは8ヶ月ぶりの再会です。東京では雪が降ると大きな事件が起こるなどと言う人がいました。確かに2.26事件や赤穂浪士の討ち入りも雪でしたがそんなこともないでしょう。東北ではそんな迷信じみたことは言うってられません。これから毎日のように雪が降ります。
 そんな雪の中を日頃親しくしている近所の年輩の紳士が訪ねてきました。あまりにも突然だったので「どうしたんですか」なんて失礼な言葉で迎えた私でした。
紳士は「忙しかったですか。なら出直そうか」と笑顔で帰る仕種をするだけで、全く帰る気がないのがありありと見えます。
私も「まあどうぞ」と招き入れる言葉かけると、紳士は「たまには雑談でもと思って。いいでしょう?」と言いながらズカズカ中に入ってきます。
 紳士の雑談はこの地域で抱えているカドミニウム汚染の件でした。私の住む地域は、以前鉛鉱山があった関係でかなりカドミニウムによる汚染が進んでいるいますが、これは地域のタブーになっています。農家が風評被害が恐れているからです。しかし出荷検査は他の地域より厳しく行われているのでむしろ安心なのですが、紳士が言うのは、これではいけないというのです。住民がカドミニウム汚染と正面から向き合い汚染除去の運動と研究を公然とやらないかという誘いなのです。私は別に承諾したわけではないのですが、紳士は承諾したものと早合点をして満足顔で話は、これまた地域の重要問題の町村合併問題、社会保障の切り下げの問題、そしてイラク問題と際限なく続きます。そして結論的には、合併問題にしろイラク問題にしろ、庶民の気持ちが政治に届かないような施策を政府はやっているように思うと言うのです。それには私も大きく頷き、ある政治家が「庶民は政治の素人だから庶民の声を受け入れたら混乱する」と発言したことも同時に思い出しました。
しかし私は、「ITの発達によって政治に庶民の声を届ける手段が増えたのだから、大いに活用していけば、庶民の声で政治を動かすことも可能でしょう」と応えてみました。紳士は、多少物足りなさそうでしたが、紳士のその時の気持はわかる様な気がします。
先の選挙で2大政党制が叫ばれましたが、政権の交代が可能になるだけで庶民の声が届いたとは思いません。国民の声は2種類ではありませんし、むりやり2つのうちどちらか選べと言う方が民主主義にとってどうかと思うのです。
イラクにしても国民の大多数が派兵に反対なのにその声は一向に反映されそうもありません。むしろ政府はその声を敵視しているようにも見えます。政府は、国民よりもアメリカが大事なのでしょうか。





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最終更新日  2012年04月17日 21時28分11秒
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