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2003年12月14日
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小さな町に住んでいるので、結構大役もまわるのです。今回は町の広報の新年号特集の座談会に出席しろとのことで、町長含め私以外町民2名のつごう4名の座談会に出席しました。

 新春ですから、題目は「未来または将来について」みたいなことになるのですが、その中で若者についての話題提供もありました。そんな話題提供をするぐらいなら、この中に若者も入れればいいのにと腹の中で思ったのですが、懇談の内容からはずれていきそうなので黙ったのですが、私はふと、「若者たち」という歌を思い出しました。これは、若き田中国衛さんの名演で知られる映画のテーマ曲ですが、かく言う私もその映画の封切り当時はまだ理解し得ない小僧でしたが、その当時の「若者たち」と今の「若者たち」と少し比較するような回路で私の頭が回りはじめました。

 そういえば町長さんもその当時の「若者たち」ではなかったかと思い、言葉を投げかけると、大きく頷きながら安保闘争のことや無邪気なぐらい世の中の動きに敏感に反応する仲間達のことを語りながら、最後に「来年から施行される国立大学の独立法人化など、よく無抵抗で認めるなと不思議に思う。私達の頃は、おそらく大騒ぎになるだろうね」と結んだ。そういえばと私は、自分の高校生だったことを思いだし「今の高校生は、制服から髪型から、訳のわからない必要以上の規則によく従ってますね」と発言すると、元教員という人が、「学校は、生徒指導に自信を無くしているんですよ。生徒の行動にビクビクしています。ですから実際に暴力はなくても暴力じみた強制力で生徒を押しつけたいのかもしれませんが、それがかえって生徒のストレスになって犯罪の増大のような不自然な学校教育になるのでしょう」それを聞いた婦人会の代表の方が「生徒もよりよい学校生活を望んでいると思うのです。しかも高校生と言えば、子どものようでも大人として社会に入れる年頃でもあるのだから、学校は生徒の希望や学ぶ環境、規則や服装に至るまで対等に生徒と対峙して話し合える寛大さが必要ですね。生徒にとっても学校と自分たちの要求について話し合うという訓練は社会人として必要な教育の一つだと思います。」

 なるほどと頷く一同は、結論的に若者を論ずる前に、果たして自分たちは若者とどのように接しているのか。目に余るとされる若者の行動は、私達大人の行動の写しであって、大人がしっかり襟を正すべきだという結論になりました。





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最終更新日  2003年12月14日 12時09分19秒
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