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2008年03月08日
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カテゴリ: 本日のひとりごと

その日は、雪が降る寒い日でした。

インゴ・シュヴィヒテンバーグは、ハンブルグ市内の電車Sバーンに陸橋の上から身を投げて、自らの命を絶ちました。

日本にいる私たちが彼の死を最初に知ったとき、死因は「オーバードーズ」や「アルコール中毒」のためと報道されていました。

「亡くなったなんてウソだろう?」と問うた私たちに、ドイツの知人はインゴの死が自殺だったことを教えてくれました。
アルコールの問題や精神的に不安定だった時期もありましたが、ほとんど治っていたという話も。

Ingo Schuwichtenbergトリビュート

1年後、インゴのお墓に行ったよ。
木立の中の小さな墓。
小さな小鳥の人形たちやカボチャのランプがかざられてた。


墓石叩いて、泣いたよ、オレは。
小雨の中で墓石のコケ拭きながら、泣いて、泣いて、泣いたさ。
そして、何十度バカと叫んだか。
泣きながら、怒って、怒って、怒りまくったさ。

私の愛するHELLOWEENは、「KEEPER」の時代のあの5人でなければ作り出せないモノだった。
私の愛するHELLOWEENは、インゴがお墓の中に持っていってしまい、もう戻ってはこない。
今存在するバンドと、私の愛したバンドは、違うモノなのだ。

インゴは、親切でいい子だったと。
困ってることに気づいてさりげなく助けてくれたり、そういう気を配れる子だったと。
えらぶったりしない、普通の感覚を持っていた子だったと。
彼に会った友達は、そう言ってた。


音楽の方向の違い、脱退をめぐって、気持ちがこじれることも多いのだ。

インゴも長い間、悩んだり苦しんだんじゃないか。
バンドが分裂し、迷走し、いっしょに行こうとしていた仲間たちの友情を失ったことが、苦しかったんじゃないか。
そして、バンドを解雇されたあと、いっしょに何かやりたいと言っていたキスクが、かたくなにメタルの世界をこばみ、表舞台に出ようとしなくなったのは、インゴの死が大きな衝撃だったんではないのか。

インゴ、・・・いっしょに年をとりたかったよ。







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最終更新日  2008年03月08日 16時29分13秒 コメント(2) | コメントを書く


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