日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.05.11
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しょんぼり

 聴きながら、人の形を描く子どもの姿を想像した。
 頭を描く、髪やリボンを描く、口や耳や目を描く(場合によっては、顔の輪郭だけ描いておいて、後から表情は描き込む)、手足を描く、そして、洋服や靴を描く、鞄を持たせる……。 
 これらは、ロマン的、古典的手法による音楽の基本的な姿(初めから終わりに向かって、1,2,3,……と積み重ねていって、最後に10を提示する)、といったものかも知れない。

ところが、メシアンの場合、突然スマイル指先から描き始めるようなものかも、というような図が思い浮かんだのだった。


 もう少し言えば(音楽家や音楽通の方、怒ったり馬鹿にしないでくだされ)、女とホテルに行ったとする。愛し合ってハート愛し合って、さて帰り支度を始める。風呂から上がった裸に、帽子をかぶる、あるいは靴下をはく、などという格好を思い浮かべてみた。
ぽっつまり、下着を着る、Yシャツを着る、靴下をはく、ズボンに足をつっこむ、上着をまとう、大きな鏡の中の自分を確認する、という課程をたどるのが一般の「普通」「基本」かも知れない。
 なのに、まずは帽子を頭においた、姿見の中に素直になった自分を映した、たばこをくわえた、という段階の男。女は、パンツをはき、ブラをつけ、スカートをはき、ストッキングを巻き付け、髪に櫛を入れるmmmm。バッグをかき寄せて、口紅を取り出しながら艶然と鏡に向かってほほえむ。細い指の先に挟まれたメンソールのたばこ。

 音の襲来。四方から八方から。全面衝突の白兵戦。
メシアン。「大事なものは旋律である。和音もアクセントも、すべてはそのシモベでしかない」。

 ここにイメージされたものを小説に応用したらどのようなものが生まれるだろう。



ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)『メシアン 世の終わりのための四重奏曲 1.水晶の典礼』



ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)『メシアン 世の終わりのための四重奏曲 5.イエスの永遠性の賛歌』



ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)『メシアン 世の終わりのための四重奏曲 6.7つのラッパのための狂乱の踊り』



ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)ニュー・ヨーク・フィロムジカ・チャンバー・アンサンブル/ロバート・ジョンソン(ディレクター)『メシアン 黒つぐみ(フルートとピアノの)I-37』



変形ダルメシアン ニーハイ グレー×ブラック MA






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最終更新日  2008.05.12 01:09:06 コメントを書く


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