日本語はダメか2

日本語はダメか2

2008.09.05
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 講義を終え、帰宅した。途中で会った親友と電車が一緒だったハート。会話がはずみ、満足して手書きハート電車を降りた。友は飛行場へ向かった。また近いうちに会うことを約束した。


 じきに気分は壊れた。
 こちらはまだ世間とのつながりが深い。連絡も入る。その内容がはっきりしないことには、仕事を失うかもしれないのだ。気分を害されたのは、以下のような馬鹿げたやり取りからであった。


「原稿読みをお願いします、という電話があって」
「ああ、あの島田さんか、いろいろ電話してくるあの女の子」

「名前は?」
「えー、えー」
「誰」
「えーと」
「ちゃんと名前くらい覚えておけ。わからなければ聞きなおしてメモしておけ」
「いつもそういう電話には出ないのだけど」
「……」
「夜分には帰るって言っておいたけど」

 相手先は目星がついたからいいものの、怒ってる話をするのも嫌になった。これが初めてではなかった。これまでも何度もあった。メモしてある電話番号が間違っていたこともあった。

 いつもならそういう電話に出ない?



「言い訳ばかりするな」
 きつい声が出てしまった。

 黙れ黙れ黙れ。



 こんな言い訳は、もうどうでもいい。いくら言っても治らない。
 つい最近、はるかにどす黒い言い訳があった。辞任を表明した宰相の言葉である。
しょんぼり。かわいそうなくらい苦労しているんですよしょんぼり 他人事のような辞任の弁、だって? あなたと違って私には冷静な観察力があるのです。
 これが一国の宰相の辞任の言葉? いやいや火中の栗を拾わされた?

最後の言葉 は、中国新聞の記者が質問したことへのまことに聞き苦しい、まことに見苦しい反論・光景だった。

 二年足らずで二人の宰相(ああ、軽い安い宰相の座)の辞任。
 さいしょう、と入力すると、まず「最小」が出てくるのはほんの偶然だろう。機械めがそんなことを意図するわけがない。

 辞任なんて言葉で表現できるような呑気な事態ではない。放棄、投げ出し、捨て逃げ、戦線離脱、とんずら、いち抜けた
 それでまだあの仰々しい建物の中には安穏としていられるの?
 二人とも、親が苦労して築きあげた<土俵>を美味しく頂いた口あんぐり二世議員。
怒ってるこんなに軽いのか。名もない専業主婦の言い訳よりも薄汚い。

 二世議員は全体の52パーセントにも達しているらしい。
 提案がある。
 二世議員が立候補する場合は、当選しても、衆議院一期(ここでも「一揆」が出てきた)、いや二期、参議院一期、と限定すべき。しかも供託金は、二倍、と。そして、二か月に一回は、TVで活動を報告。
 それでも政治に身を捧げようという熱い二世三世がいたら、くにたみは拍手をもって手書きハート迎えるだろう。

 小さな池を住処とする渡り鳥議員も話題になっている。いつも権力の近くにすり寄って生きてきた、らしい。

 われにはたった一票の紙しかない。でも、猛毒を含んでいる。





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最終更新日  2008.09.05 01:36:37
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