日本語はダメか2

日本語はダメか2

2009.02.04
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カテゴリ: 集中 執筆 添削


 すれ違った男が何か口ずさんでいた。
 少しばかりおしゃれな感じの黒いコートの男性。
 年の頃は不明。
 通り過ぎてから、そのような歌詞だったような気がした。

 バイクを走らせた。丸いハンドルの、特製のバイク。小川へ行った。風の寒さなど何であろう、インバヌマの鵜が、水面スレスレに飛んで行った、春の小川のためらい、ほほえみ、嬉し恥ずかし。
 バッテリーを交換してから、エンジンのかかりがとてもいい。誰かに自慢したい。
 でも、それは、コチラだけの自慢でいい、陽の光の中に晒すものではない、ない。


 それがなさ過ぎる現世。うつしみの。
 個人情報? 
 そんな役所言葉では収まらないの。

 ヒメゴトって何だろうねえ。
 ヒメゴトってみんな持っているのに、見せびらかそうとし過ぎ。

 地震を起こせばいいってものじゃないの、察知する人は察知する。地震だ、なんて騒いだって、近くのビルのくい打ちじゃないの、たかが。

 直角と直角が、崩れて交われば、△にも□にも見えてしまう。
 そんな錯覚の中で、タローもジローもサブローも生きている、悶えている。
 ヒトが自分を支える基盤は何。

 春先の小川を見つめよう、オトメのほつれ髪を見つめよう、田の神様を呼び覚まそう。


 生きているということは、森羅万象への報告、告知、申告。
 雲への、水への、草への語りかけ。

 言葉は呪文、謎とき、祈り、ぐるぐるまわり。一本調子の数合わせ、言葉合わせじゃないの。
 知り合いの、友の、仲間の、隣人の、いえーい、顔見知りの、つまり、君が心で決めること。

 言葉は呪文。自分に言い聞かせることで、すべての言葉が力を持って熱くなってくる。

 どろどろ。べとべと。
 自分に言い聞かせないでどのような力を生み出すだろうか。

 暗示 暗示 暗示。汝 爾 汝。暗示を掛けよ、自分に。


 地震なんかじゃないの、揺れているのは、隣ではない、揺れは言葉を交わす相手との魂の交流。魂魂、たまたま たまたま。

 ハンドルを握れ、方向を定めよ、窓の外の通行人が何を言おうと、ワッパを操作しているのは、君。
 言葉は呪文、そして、伝達。
 言葉にならないタマシイの伝達。















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最終更新日  2009.02.04 23:40:45 コメントを書く
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