日本語はダメか2

日本語はダメか2

2010.07.24
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 金魚すくいや、ボンボン売りの屋台などなども準備されていた。
 この場所決めはどうやってするのだろう、とその世界の規律を知りたくなった。



 昼間のこと、バスを待ちながら、ちょうちんが揺れているのを見た。

 公園を取り巻くコンクリートの塀にちょうちんの影が写っていた。

 丸いちょうちん。垂れ下がった短冊。

 人魂ってこんなようなものか、と揺れる影を眺めた。


 地獄の釜の蓋が開く夏。



「ああ、涼しい。極楽極楽」


 仏教の影響が残っている日常の生活、そして会話。

「そうやってやたら人を罵るなんて、なんて罰当たりなんだろう」「そんなにぽいぽい物を捨てると罰が当たるぞ」「物を大事にしないと、地獄へ落ちるよ」

 もうバチに当たる日本人はいなくなってしまったのか。地獄へ落ちる日本人もいなくなってしまったか。みな善根を積んでいるから、行く先は極楽と決まっているか。

 親の因果は子に巡っているのか。
 因果応報は、コンビーニエントな電化生活の中では意味も失われてしまったか。「地獄の沙汰も金次第」がすべてか。

 今生(こんじょう)の別れ、が昨日も各地の葬儀場で涙を流したことだろう。今日もまた、親類縁者が集まって、お線香に火を付け、数珠を鳴らして骨揚げをするのだろう。

 沼気、しょう(やまいだれの中に文章の章)気漂う日本列島。



「ああ、極楽、極楽」とは、使われる頻度は少なくなったが、消えてしまったわけではない。

 このようなとき、英語圏の人たちはなんと言うのだろう。


 お話の巧みなお坊さん、地獄極楽のことを、もう少し流したらどうでしょう。







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最終更新日  2010.07.24 07:00:25 コメントを書く


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