日本語はダメか2

日本語はダメか2

2010.09.23
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 豊かなニッポンの象徴のような植物。
 減反政策って、いっっっっったいなんだったのか。
 米を食べないでコーンや麦を食えと、どこかの旦那が作戦を授けた
 米は重いから、戦地へ携帯するには不便だとでも
 飯を炊くための飯盒(はんごう)などより、他の殺人道具を持て、と
 柔道世界選手権を観戦したが、代々木体育館の照明が目につらかった。
 武道館での日本選手権は、十何回か観戦したが、こんなに目が辛くはなかった。

 篠原監督にお願い。


 プロ野球も大詰め。
 イチローの大記録達成も目の前。

 そして、昨日よりも10度も低い今日。我々庶民の体調管理は油断ないか。
 あ、そういえば、代々木体育館内には、「チアユー チアユー」の声援も。
「加油」すなわち「がんばれー」

 我が「朱入れ」は提出作品への油差し。
 原稿用紙が女になって書き手の所を回る話や、三月十日の大空襲は、戦争などというものではなくて殺人だ、と怒る登場人物や、やくざな亭主を持った女が美容室のチーフとして生き抜く話などなど、かなりのレベルの作品がそろっている。

 小説とはなんだろう
 論文ではない。作文ではない。報告書、議事録、終始決算書、理屈、パクリ・改ざん書ではない、もとより。

その公園の一角には朱色の幟がたくさん立てられた神社があった。境内の横には二階建ての、奥行きが長く間口の狭い、鰻の寝床のような木造の建物が建っている。その一階は地蔵堂だった。中央に立つお地蔵の首には、胴体が見えない程に長く垂れ下がった千羽鶴の束が幾重にも掛けられている。壁のあちこちにも、真新しい色とりどりの千羽鶴が幾束も吊り下げられていた。(中略)


 ある作品の書き出し。
 文章が長すぎるのでは。

その公園の一角には、朱色の幟が何十本も立てられた神社があった。境内の隅には二階建ての、間口が狭くて奥行きの長い古びた木造の建物があった。
 一階は地蔵堂だった。中央に立っているお地蔵様の首には、胴体が見えないほどに垂れ下がった幾束もの千羽鶴が掛けられたいた。壁のあちこちにも、真新しい色とりどりの千羽鶴が幾重にも吊り下げられていた。(中略)


「横」を「隅」に、「その」がうるさいから二度目のは削除、「鰻の寝床のような」は「手垢にまみれた形容句」だから削除。
 まだ「だった」「だった」がうるさいから、更に推敲・添削……。

 生きているニンゲンを描写するには、絶対はないが、「それらしく」「それらしく」「その場」「その場」をしっかり書き込むようにしよう。
「第六回隅田川花火大会」もその後には出てこないから削除してもいい。

 作者が伝えたい「その場」「その場」のイメージを如何に文字に託すか……。もっともふさわしいと思われる文字・語彙の組み合わせ、順番、配列などによって、臨場感を漂わせ」「抑揚」「うねり」「響き」「揺れ」などを読者に受け取ってもらえるようにしたい。
その昔、宇野重吉さんに言われた。
「編集者さんは大変だ。わたしは、舞台の上の人に賭けるのだが、あなたは『文字だけ』でなさろうと考えている」
 時に「立体文章」などという言い方を考えたこともあったその昔。

<物書き>はイメージハンターでもある。文字の連なりで紙面上に「現実」「女と男」そしてその因果関係やらいわくを再現しなければならない。

 多くの生徒さんは、かなりのレベルの文章を駆使出来ている。部分、部分にこだわりすぎると、そこから先に何を書こうとしていたかがおろそかになってしまう。「最後まで書ききる」もまた、みなさんに繰り返し伝えているキーワードの一つ。





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最終更新日  2010.09.23 14:29:28 コメントを書く


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