日本語はダメか2

日本語はダメか2

2010.11.06
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カテゴリ: 腐敗 癒着 政官


「真実」とは
 誰がどの角度から見た「真実」なのか
「都合」が悪ければ「沈黙」を強いるのか

(その1に続く)
 (2) 「生きること/いのち」への賛歌

 「重大事件発覚」から2週間後(10月15日)、黒木氏は、「母親の介護」と題して、自分の母親や介護を手伝う妻の様子をこう書いている。

メール「子供にとって親の介護は身に迫る問題ですね。



 父が逝って11年。それからと言うもの、旅行、お華、踊り、カラオケ三昧を楽しんでいた母にして予期せぬ末路。かなり落ち込んだようです。ところが、名医はいるんですね。なんと、関節そのものをチタン合金に取り替えてしまうと言うのです。

 昨日、その手術が終わりました。経過は良好で『20年は問題なし』と医師の弁。術後5日目からリハビリが始まるそうです。

 さて、問題はこれからです。喉元過ぎれば……のたとえ話ではありませんが、またしても”舌鋒鋭く”羽を広げる生活が復活するのでしょうかねぇ、母上!

 ともあれ、そんな、我がままでどうしょうもない母親ですが、『伏せっているより100倍マシよ!』そう言って笑い飛ばす、ヘルパー2級の妻に感謝です。」メール

 さらにそれから4日後の10月19日に、黒木氏は「入院中の母の病室の前が新生児室」と書き始め、次のように感慨を記す。

メール「22年前、うちの息子もこの病院で産まれました。ここで対面した日の事が、思い出されます。スクスクと育ってほしい。心の底から思います。この子たちがの未来のために、我々が頑張らねば……とも。そうそう母親も昨日からリハビリが始まり両足で立てる事の喜びにひたっています。激励を頂いた皆さんに、ぜひ、ヨロシク♪との事でした。ありがとうございます!」メール

 これらの文面から、生きることをはかなんで自殺するような心情が読み取れるだろうか。

  (3) 11月1日の黒木氏のコメント

 2人に車中で死体となって発見された黒木氏は、前日の11月1日、ツィッターと自身のブログとで、それぞれ次のように書いて、岩手県警の問題について広めてもらうよう呼びかけている。

 ◎黒木氏のブログ「たった一人の捜査本部」(11月1日午後0時51分)

メール

 小原容疑者に懸けられた懸賞金が今日、11月1日、300万円に増額されました。小原勝幸をめぐる事件に、謎が多い事はこれまでに散々書きました。しかし、『捜査中』の一言で、つぶされてきた事も事実です。ですが、この懸賞金の掛け方についてだけは、私は強力に抗議します。

 もとより懸賞金はポスターの一枚に至るまで税金で賄われます。ならば、懸賞金が懸けられた経緯を知る権利が国民にあります。しかし警察庁は答えず、5月の決算委員会で質問すると約束した藤田幸久代議士も質問しませんでした。

 『岩手17歳女性殺害事件』の裏にはとてつもないウソが隠されています。しかし、それを暴く為には個人には限界があります。私は、全ての国会議員に、なぜ小原に懸賞金が懸けられたのかの追及を要求します。その経緯がつまびらかになれば、『岩手17歳女性殺害事件』の謎も解き明かされると信じるからです。

 警察庁は岩手県警の請託を受けて小原に懸賞金を懸けた。わたしは、そう思っています。

 なお、このブログは削除される可能性が非常に高く、前回不正に削除されたその目的は、『警察書類が懸賞金の謎を暴く』と題する本稿の抹殺と思われます。



黒 木 昭 雄 」メール


〔写真A〕 警視庁渋谷警察署1階ホールの掲示板。掲示板右下のポスターをアップしたものが〔写真B〕 (2010年11月3日撮影)

〔写真B〕 5人の顔写真のうち左から2番目が、岩手県警の事件の小原“容疑者”。2008年7月から行方不明になっており、いまだに所在不明である。


◎黒木氏のツィッター(11月1日午後3時45分)

メール「【転載・拡散】本日、手配中の容疑者小原勝幸の懸賞金が300万円に増額されました。岩手県警の請託を受けた警察庁が隠したかったのはこの事実です。税金が警察の犯罪隠しに使われています。皆さん、追及の声を上げて下さい。お願い申し上げます」
メール

 「岩手17歳女性殺害事件」については、黒木氏による「岩手県警 疑惑の捜査 完全取材メモ」(下記参照)や、下記〈関連記事〉でも取り上げたが、要は、岩手県警の真犯人取り違えという失態事件である。

 上の写真Aは、警視庁渋谷警察署の1階ホールの掲示板だ(撮影日11月3日)。近づいてみると、ポスター(下:写真B)の左から2番目に、この岩手での殺人事件“犯人”として「小原勝幸」という男性が全国に指名手配れていることがわかる。しかし、黒木氏によれば、警察の捜査はめちゃくちゃで、現在行方不明になっている小原勝幸“容疑者”の家族からは、「捜査には疑問が多く、息子を殺人犯と断定した指名手配は不当」として、県警本部長や警察庁長官などを相手取り、指名手配の中止や600万円の損害賠償を求める訴えも起こされている。家族からの提訴について警察は全面的に争う姿勢を示し、11月1日からは写真でもわかるように、これまでの100万円から300万円に懸賞金が増額されている。



 今後、黒木氏の死亡については、遺書の有無が大きな判断材料となるだろう。あとは、縊死や飛び込み自殺はある程度衝動的な場合もあるが、練炭を使った自殺の場合、購入などに手間もかかる。したがって、前日まで精力的に仕事をしていた黒木氏について、練炭を前々から買いそろえるような計画的な自殺なのか、一部報道にあるように前日に都内まで行っていたのなら、練炭を買う機会がいつあったのか、どうしてわざわざ千葉まで戻ったのか(練炭自殺をするだけなら都内のホテルでも可能)等、細かい疑問も解明されなければならない。

 また、今回の件について、千葉県警がどの程度詳細に捜査するかによっても、黒木氏の〈死〉が自殺なのか、ほかの原因によるものかがある程度わかるかもしれない。

 そして何より、黒木氏が解明しようとした「岩手17歳女性殺害事件」の真相についても、闇に葬り去られるようなことがあってはならない。

(了)


〈関連サイト〉

◎ 黒木氏のツィッター(11月1日午後3時45分)

  http://twitter.com/kuroki_akio

◎ 黒木氏のブログ「たった一人の捜査本部」(11月1日午後0時51分)

  http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/17626560.html

◎「岩手県警 疑惑の捜査 完全取材メモ」

  http://www.akuroki.jp/index_z.html

〈関連記事〉

◎「岩手県警・恐喝被害者が殺人犯に仕立て上げられる恐怖」

  http://www.janjannews.jp/archives/2618826.html

◎「群馬県警・裏金裁判」

(前)http://www.janjannews.jp/archives/2957259.html

(後)http://www.janjannews.jp/archives/2965723.html


◎「現職警察官らによる“犯罪”~千葉県警の場合~」

  http://www.janjannews.jp/archives/2923653.html



※本記事に対するご意見・お問い合わせは下記まで。

pen5362@yahoo.co.jp (三上英次/現代報道フォーラム)







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最終更新日  2010.11.06 13:24:05 コメントを書く


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