日本語はダメか2

日本語はダメか2

2011.06.30
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出来上がりだった。
 時間と命と家族、について。

 敢えて苦情を言えば……。

 YM(YS?)出版社を創立したらしい主人公が途中から鉄工所で働いていたこと。
 つまり、北海道のキャンプ場の奥で「死後半年」として発見された主人公・おとうさん。それを、市役所福祉課に勤める副主人公がその足跡を辿り始めた。手帳に残された住所から尋ね宛てたのが、現在は立派なビルになっているその出版社だった。
 とすると、自分で創った出版社を追い出されたのか(愛犬と共に旅に出たワゴン車の中には、その出版社で発行した百科事典を積み込んでいた)。


 役者さんがそれぞれ自分の役をうまくこなしていた。
 旅館の女将(岸本加世子)、倒産したスーパーの店長・オーナー(中村獅童)など、役どころでの持ち味を輝かせ、映画作成の「哲学」を深めるのに有効で面白かった。
 望みを高く持とう、と言いながら、それってなかなか困難な事だけどねえ、と言っているみたいな。
 ロケに使った何カ所かが、映画完成後にあの大震災で消滅してしまっている、というのも、何かを暗示しているようだ。この国の 人類の
 ひょっとして「この身」の将来を

映画を通して伝えたいこと

Q:お二人が、この映画をご覧になる方々に伝えたいことは何ですか?

西田: 今だからこそ見てほしい、と胸を張って言える作品になっていると思います。「今の日本をどう思っていますか?」とゆっくりと問題提起している映画だと思うんです。ちょっと立ち止まって、幸せって、家族って、きずなって何だろうって、つながっているって何だろうってことを感じてもらえる瞬間があればうれしいですね。

玉山: 人同士の関係が希薄になりつつある無縁社会は、今の日本の社会問題の一つだと思うんです。昔であれば近所の人同士が仲良くて、家が開けっ放しでも大丈夫だった。そういう人同士のつながりが薄れてきていると感じることは多いですよね。この映画をご覧になる方々には、人同士のきずなをもう一度見つめ直してほしいです。


美しい景観を津波によって奪われてしまったロケ地を思いながら、涙を浮かべた西田と玉山。皮肉にも、この作品は人々が求める“きずな”の物語だ。2人が作品に込めた願いは、きっと観た者の心に静かに、ゆっくりと届くはずだ。

(C) 2011「星守る犬」製作委員会



 続・星を守る犬 (コミックス) / 村上たかし/著






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最終更新日  2011.06.30 12:17:59 コメントを書く


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