日本語はダメか2

日本語はダメか2

2014.07.08
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 教室でも繰り返して触れている「、」の効果。
 その使い方次第で、前後の文章の状況はまったく別のものになってしまう。




「号泣会見」を行った野々村兵庫県議が、7日、ブログを更新した
 度々のアポ無し取材に、日常生活にも支障があり疲れ果てたと心情を吐露した
○取材等の活動自粛を強く求めると、再度呼びかけた

 と初めにまとめの文章があり、次に以下のような文章が続いている。

(中略)
 さらに、「7月1日記者会見時に表明し、2日兵庫県政記者クラブ各位に文章配付した通り、議員活動は勿論日常生活にも支障が生じ、人権侵害や居住権侵害等不法行為に当たるような電話、自宅やその周辺まで押しかけての取材等私に対する一切の活動を自粛するよう強く申し入れます」と再度呼びかけている。


 これを読む限り、初めのほうにある「○付加の文章」は、どうやら、



 と「、」をしっかり使わなければ正確な意味は通じない。


 松岡刑事は血まみれになって屋根伝いに逃亡を図る容疑者を追い続けた。


 血まみれになっているのは、刑事か容疑者か、この文章から読み取るのは非常にむつかしい。


「松岡刑事は、血まみれになって屋根伝いに逃亡を図る容疑者を……」
「松岡刑事は血まみれになって、屋根伝いに逃亡を図る容疑者を……」

「、」の位置によって「血まみれ」は「誰か」がはっきりするのが読み取れたでしょうか。

 たかが「、」一つくらい、と思うヒトは、読み手を悩ますだけの文章を書き続けるばかりで、それ以上の成長は見込めません。
 たぶん、他にもこのような使い方をしているはず。色気も響きもない、ただただ表面的な文字の羅列。
 それは、作品全体に影響が及ぶわけですから、読み手に「言いたいこと」をしっかりと伝えることにはほど遠い作業の繰り返し。





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最終更新日  2014.07.08 19:52:53
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