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2006.01.15
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カテゴリ: 戯言
kasuga


冬という季節のせいだけでなく、奈良公園名物の鹿たちが下草を食むせいか、周辺は樹木の幹だけが目立ちます。

春日山原生林が育んだ清水は、京都・下鴨、糺ノ森の瀬見の小川を思い出させる優雅さと、どこのものよりさりげない素朴さを感じる流れです。

しかしここ春日大社に来ると、いつも残念に思うことがあります。
参拝者、特に団体客のマナーの悪さです。
50代・60代とおぼしき人たちが、手水の作法さえ知らず、柄杓に直接口を当てたり、ひどい人はうがいをします。
神域で大声をあげ、煙草を吸い、添乗員は「はい、ここでみなさん二礼二拍手」などとハンドスピーカーで指示しています。

私が添乗員なら、手水の作法や参拝の作法の説明はバスの中でやります。
境内でハンドスピーカーを使うとしたら「神域ではみなさんお静かに」と、他の参拝者に気を配りながら言います。


「旅の恥はかき捨て」

この諺の本来の意味を、恥を知る民族である日本人が忘れてはいけません。
京都や奈良は、温泉地の歓楽街ではありません。
大仏殿や春日大社を、温泉街の秘宝館といっしょにしては困ります。

SANY0007.jpg

ちなみに、奈良公園の鹿たちは、日本人と動物(自然)との共存の象徴のような気がします。
鹿たちは野生でありながら人になれています。
牡鹿は毎年角を切られますが、人を怖れていません。
鹿たちは決して観光客のおやつも、店先のものも奪わず、観光客が買った「鹿せんべい」だけを求めます。
人も、そこに鹿がいることがあたりまえのように話しかけたり、撫でたりしながら鹿たちとすれ違います。
野生動物のニオイや、そこいら中の糞にも憤慨せず、「鹿のふん」などという名の菓子を作ったりします。
ちなみに以前、「大仏様のはなくそ」というお菓子もありました。


私はどちらも食べたいとは思いませんが・・・。





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Last updated  2006.01.16 02:44:33
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