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以前、この辺りに住んでいました。
榎木橋の向こうに沈む夕日を見るのが好きでした。
遠くに見える六甲山系に沈む夕日に
工場や家々の黒いシルエット。
街を造りあげ、文化を創造した人の偉大さや生活感が漂う美しさを感じました。
そして藍色に輝く神崎川の川面。
時に異臭を放つ都会の川が、最も美しくなれる瞬間です。
秋晴れの青空の下、
久しぶりに自転車で榎木橋を渡りました。
橋の上から神崎川を眺めていると、
様々な思いがこみ上げてきました。
引きこもりのような生活をしながら、
この河川敷の道を夜勤のアルバイトに通ったこと。
立ち直りを掛けて、体を鍛え直したのもこの河川敷でした。
十数年前のあの頃と比べ
今の私は成長したと言えるのでしょうか。
少しは幸せになったのでしょうか。
自信を持って頷けない自分が、少し悲しいです。
路地を自転車で走っていると、
秋風に漂う金木犀の香りに癒されます。
・・・そう言えば、この香り。
とってもいい香りなんですが、条件反射的に便意をモヨオシます。
頻繁にトイレに駆け込みたくなっては困るので、
うちのトイレの芳香剤は「ラベンダーの香り」に替えました。
※芳香剤の話はウソです。作りましたm(_ _)m
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