PR
Freepage List
Calendar
Keyword Search
Comments
御所一般公開など、特別なイベントでもない限り
ここを「目的地」にすることはめったにありません。
だけど、ここはいつ立ち寄っても
「来てよかったぁ」
と、思える癒しの場所です。
特にこの「建礼門前大通り」は一番好きな場所。
御所に来ると、必ずここのど真ん中を歩くことにしています。
しかも、優雅にゆっくりと。
きっと私の前世は、平安貴族だったのだと思います。
間違いないでおじゃる。
(誰じゃ、ここを往来してた牛車の牛ちゃうかって言うのは!)
しかも安倍晴明と関わっていたという、確信もあるのでおじゃる。
ここの木々は、たっぷりとスペースが奢られていて
銀杏も松も、楠も桜もみんなお高くとまった洒落者ばかり。
みんな「自分が一番美しい」と主張しながら立っています。
私は弁財天さまにご縁があるのです。
御所内に鎮座する神社が3社あるのですが、
その全てに市杵嶋姫命(=弁財天)が祀られているのです。
遠くから来た老夫婦の写真を撮ってさしあげながら、
いつものコースを歩きました。
一眼をぶら下げていると、写真が上手いと思われるのでしょうか。
あちこちで写真を頼まれます。
きっと私が、優しそうでいい人に見えるからでしょう。
見えるだけでなく、実際そうなのでおじゃるよ。
朝一番に訪れた南禅寺も
そして名所中の名所と言われる永観堂や、岩倉実相院も
うんざりするほどの人出でした。
こうやって葉っぱばかりアップで撮るのなら、
なにも京都まで出かける必要もないんちゃうのって話です。
だけどほら。
やっぱ、京都と近所の小学校の校庭とじゃテンションが違いますって。
もの言わぬ無機質な電子の箱で撮る、2進数のデジタルな写真なのですが
きっと心が反映されるのだと思いたいのです。
朝一番で行った南禅寺。
数年前に見た「銀杏の絨毯」は見られませんでしたが、
やはりここの紅葉はなかなか素敵なのです。
広い境内には京都ならではの光景はもちろん、
有名な琵琶湖疏水と水路閣。
すこし足をのばせばインクラインなど、
バラエティーに富んだシーンが楽しめるのです。
東山から朝日が射し込む境内を見たくて、
日の出前に自宅を出発。
気合い十分で撮影に臨みましたが、やはり紅葉の撮影は難しいです。
撮影後すぐにディスプレイで出来栄えを確認して、
設定を変えたりするのですが、どうもまだカメラが手に馴染んでいないようです。
ディスプレイで見た画像はすごく満足していたのに
帰ってからPCに落としてみると、思っていたものと違っています。
ほぼ同じ性能の家内のカメラとも色合いが違いますし
そのカメラ特有の「クセ」のようなものがあるのかも知れません。
今回は南禅寺、御霊神社、岩倉実相院、御所に行きました。
フリーチケットで回るので、訪問地はその時の気分次第。
今回も南禅寺以外は目的地は決めていませんでした。
「バスが混んでいるから降りにくい」という理由で目的地を乗り過ごし、
別の場所に変更するというズボラな散策。
画像はすべて先週の土曜日のもの。
今週末も、京都の紅葉は楽しめそうです。
とくにこの日、嵐山に行っていた知人からは
「まだまだ、色づき始め」との情報も。
ならば、もう1回、紅葉の撮影にチャレンジしたいです。
それは奥さんの財布次第なので、
機嫌が良さそうなときに頼んでみようと思います。
「もう1回、いこーよー」
.