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2007年09月08日
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舞台 「蝉しぐれ」  9/2(日)~9/24(祝) 大阪松竹座にて上演中
原作=藤沢周平  脚本=池田政之  河毛俊作=演出



えっと、9/8(土)お昼の部に観劇してきました。(一週間後に感想を書くって…)
で、すご~~く良かったです
いやぁ、満足満足。
私は「蝉しぐれ」は原作も読み、内野聖陽主演のNHKドラマも観、染五郎の映画版もケーブルテレビで見ましたが(どんだけマニアなんだ)

どのバージョンとも違う、舞台ならではの良さがあったと思います。
あの長大で複雑な原作を、よくもまぁこれだけ見事に舞台化したな~と感嘆。

役者さんも良かったし、脚本、演出が素晴らしかった。
私は3階席から観たので、舞台装置と照明の使い方を楽しみました。
特に、文四郎と助左衛門の最後の対面のシーンは、あまりの美しさに息をのみました。が・・・。あれって、1階席の人たちは分からないよねぇ、きっと。
是非、2階or3階からも見ていただきたい舞台だな~。


「蝉しぐれ」は文四郎とお福の純愛もみどころですが、それと同じく、
“牧文四郎・小和田逸平・島崎与之助”この男3人の成長&友情物語も魅力的なのだ。
この3人は、それぞれ異なる個性を表現しつつハーモニーを奏でないといけないんだけど。
今まで見たなかで、今回の3人が一番イイ感じだった
逸平役の松村雄基さんはもちろん、島崎与之助役の野田晋市さんも良かった~。



片岡愛之助さんは、原作の文四郎イメージとは違うけど、良かったです
で、この舞台を見て気づいたのですが、原作の文四郎ってただのいい人って訳じゃないんだね。
もちろん、まじめで理性的で努力家なんですが、それだけでなく、猛る血が流れてるというか。
内野聖陽さんの文四郎が一番原作に近いかな。
愛之助さんバージョンの文四郎は、ブラックさが皆無だった。

そして、一番有能
道場で下の人たちにも慕われてるし、船頭までやっちゃうんだもん。
「えぇ?!自分で船こいじゃうの?!」とビックリした~
でも、このくらい有能じゃないと後に出世しないよね~。いい人だから。
この文四郎が例のセリフ「お黙りめされ!」と言わなかった、ってのは納得。
言わせても“浮く”でしょう。いかにも、愛之助さんらしい文四郎だな~と思いました。
脚本家の方、よく分かってらっしゃる

脚本、原作リスペクトしつつ、オリジナリティも加わっていてほんとに良かったです。
原作のテーマが「制約のない人生など無い」だとしたら、この舞台版のテーマは「悔いのない人生など無い」ってとこでしょうか。

てなわけで、とってもよかった舞台版「蝉しぐれ」でしたが。
もっかい観にいけるかどうか微妙~。じ、時間が・・・。うむむ・・・。





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最終更新日  2007年09月15日 10時30分46秒コメント(0) | コメントを書く
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