cafe de pompom

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2006年05月22日
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ぼげさまの日記とここ最近の世の中見て所感


世の中は便利になりました。

進歩もしました。

でも何か、大切なものをどこかに置いてきてしまったようです。





その結果が、

今回のような犯罪を、犯罪者を生み出すことに繋がっているような気がする。

大切なものを忘れた大人が子どもを育て

大切なものを知らない子どもが大人になって

また同じコトを繰り返し












精神論やしつけ論、はたまた教育論や道徳観等からの問題もあるし、

単純に「脳の機能が衰えてきている」といった身体構造的問題もある。

昨今騒がれている「キレやすい人間(子どもに限らず)」はメジャーなところ。

そして、無関心。

犯罪に繋がるきっかけとなる問題点をあげればキリがない。








今回の事件。

まだ広島の事件や小学生投げ落とし事件が記憶に新しいのに立て続けに2件。

そして、どうやらひき逃げした小学生をこともあろうかまるでゴミのように扱ったかのような事件。

ニュースにならない事件も含めればどれだけになることか。

同じ親として、他人事とは思えない。





そして、



こういう性犯罪も増える一方。












自分さえ良ければ。

そのとき楽しければ。

しんどいのはいやだ。

だまってればわからない。



カネさえあれば。









人間とは

知性と文化と心と理性を持った唯一のものではなかったのか。

このままだとタダの動物

いや動物以下かも





しかしこういう流れを作ってしまったのも元を糺せば人間

上に書いた「悪循環」。








悪循環をどうやって断ち切れば。

私は、私ができる範囲でしかできないけど

この子を、間違った大人にしないよう育てる義務がある。

それを果たすことで悪循環を断ち切るほんの1つの切れ込みになれば。

私自身が間違った大人の部分はあるけれども

親になった以上責任は重大。

自分も子どもと勉強し直し状態か。育児は育自とは良く言ったもの。






そして、

自分がいかに大切に育てられてきたのかを知る。









子どもには、

私はあなたを命にかえても守りぬくと伝えてあるし、

でも最終的に自分自身で守らなくちゃならないよとも伝えてある。

現代の子どもたちの置かれている環境はともすれば過保護になってしまう危険がある。

守る、と過保護は別物だと思う。






このまま順番でいけば、私はあなたより先に死ぬ。

あなたは私がいなくなったとき、一人でも生きていく力を身につけていなくてはならない。

それは、ずっと孤独に生きていくのではなく時には誰かと支えあい助け合えることができるということ。

よく教育現場で言われる「生き抜く力」って

そういうことだと思っているから。





どうすれば、身につくのか。

親はどうすればいいのか。

子はどうすればいいのか。

親、子や男、女、若者、老人、そんな分類関係なく

どうすればいいのか。







・・・たまにはこういうマジメな話もおうちでします。

できる年齢に子どもがなったから。

小さい頃から言葉を変えてしてきたのも、受け入れてくれやすい要因の1つかもしれません。

今日も、こんな状態の世の中にがっかりしつつもお迎えに行きます。

でも、帰りに歩きながらたくさん学校のことや友だちのこと聞けるけど。





自分のころはかぎっ子で(かぎなんてかかってなかったけど)

遅くまで遊びながら、おうちの手伝いしながら子どもだけでお留守番。

今では考えられないくらい平和でしたね。

事件がなかったわけではないけれど。

泣き虫の弟をあやしながら、おかあさんにはお話したいことがたくさんあった。

そのまま思春期になり今度は何も話さなくなった。




あの頃、話す時間と聞いてくれる時間と話そうとする素直さがあれば

ちょっとは私の人間形成も違っていたのかもしれない。

幸い今の私には、時間を作ろうと思えば作る事ができる。






学校からの帰りに道端でも、近所の母の仕事場でも、家でも、

母を見たらちょっとほっとした安心感を

今私も自分の子に安心感を与えられているんだろうか。

楽しそうに学校のことなどを話すその笑顔を

いつまでも忘れてほしくないと願うとともに

いつまでも守っていこうと思うのでした。









そして私は、その笑顔に守られているんだなと

気づきました。








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最終更新日  2006年05月22日 16時00分25秒


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