1938年生まれのビル・ウィザーズがプロの歌手としてデビューしたのは33歳の時。 メンフィス・ソウルの実力者ブッカー・T・ジョーンズのプロデュースで制作した「Ain't No Sunshine(消えゆく太陽)」は'71年に全米3位を記録。 この曲は後にマイケル・ジャクソンポール・マッカートニーがライヴで取り上げたりしている(といっても、ヴォーカルはバンド・メンバーに譲っているが)。
この人の曲で何といっても有名なのは、'72年の全米No.1ヒット「Lean On Me(私を頼りに)」だろう。'87年にクラブ・ヌーヴォーのカバーが全米1位を記録したのを始めとして、スティーヴン・タイラーからケミストリーまで、様々なアーティストに歌われたR&Bクラシックだ。 ビルの2枚目のアルバム「Still Bill」(写真)はその曲を収録した彼の代表作だが、「Use Me」もそこからシングル・カットされたナンバーで、同年の10月に全米2位まで上昇している。