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2008.09.22
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テーマ: 洋楽(3637)
カテゴリ: 70年代洋楽
スティーヴ・ウィンウッド と組んだバンド、Trafficを通じて世に出た英国人ミュージシャンだ。
ソングライターとして当初から非凡な才能を見せていた人で、全英2位を記録したトラフィックの2ndシングル『Hole In My Shoe』や、ジョー・コッカーにも歌われた名曲 「Feelin' Alright」 はデイヴの作品である。
ジミ・ヘンドリックスとも仲のよかった彼は、ジミの3rdアルバム『Electric Ladyland』にも参加。ボブ・ディランの 「All Along The Watchtower」 (※1)をジミに教えたのもメイスンだといわれている。
トラフィック脱退(正確には二度目の脱退)後の彼はアメリカに渡り、エリック・クラプトンやジョージ・ハリスンと共にデラニー&ボニーのツアーに参加する。
そしてアメリカ音楽に魅せられた彼は、スワンプ・ロックと英国的メロディ・センスをブレンドした名作 『Alone Together』 ('70年)を発表。以後も70年代を通じてすぐれたソロ作を連発していく。
デレク&ドミノス のメンバーとして誘われていたというメイスンは、プレイヤーとしても有能だったことが分かる。
結局、クラプトンのような人気は得られなかったものの、ヴォーカリストとしてもギタリストとしても味のあるミュージシャンだった。

上に写っているアルバムは、自らの名をタイトルにした'74年の作品『Dave Mason』だ。
プロデュースも自身で行った本作は、すがすがしいジャケットが示すように ウェスト・コーストの空気をたっぷりと吸いこんだ 佳曲ぞろい。
派手さはないもののツボを押さえた味わい深い一枚となっている。

ファンキーでメロディアスな「Show Me Some Affection」、ジミヘン・ヴァージョンをさらにメロウにしたような「All Along Watchtower」などどれもいいが、個人的にいちばん気にいってるのは三曲目の 「Every Woman」 だ。
デイヴの作詞、作曲によるカントリー風味のナンバーで、前作『It's Like You Never Left』('73年)にも収められていた作品だが、早くもここで再録している所をみると彼にとって "こだわりの一曲" なのだろう。
ここでのヴァージョンはさらに洗練されており、ポップなメロディと 清涼感あふれるサウンド

リチャード・ベネットのペダル・スティール・ギター、マイク・フィニガンによる澄んだ音色のピアノが実に気持ちよい。
まろやかな音色のストリングスは ニック・デカロ のアレンジによるものだ。
メイスンの歌声はソウルフルでいて親しみやすい。
サビで聴ける キャッチーな旋律
間奏では、短いながらも彼のギター・ワークが味わえるのが嬉しい。テクニカルとはいわないが、一音一音を大切にした コクのあるプレイ だ。
三分三秒という演奏時間もいさぎよい。
メイスンの魅力がコンパクトにまとめられた、代表作と呼ぶにふさわしい佳曲だと思う。

メイスンはこの後 「We Just Disagree」 (米12位)などのヒットを放つが、80年代に入ってからは急激に低迷してしまう。
90年代以降、オリジナル・アルバムのリリースはないようだが活動は続けており、今年('08年)の9月末には新作の発表も予定されているとか。
とりあえずは『Alone Together』や『Dave Mason』、 『Certified Live』 (※2)といった70年代の名盤を聴こう
ちなみにこの人、'80年のシングル「Save Me」では マイケル・ジャクソン とデュエットしているそうです。ほげ~(爆


つーコトで「Every Woman」を聴いて、メイスンの世界にふれてみよう。
ここ をクリック!


※1 ジミのヴァージョンが世間的にはいちばん有名。

※2 ポム・スフレのメインHPではデイヴ・メイスンの名盤 『Certified Live』について 取り上げています。





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Last updated  2008.09.22 07:00:50 コメントを書く
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