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2008.11.09
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カテゴリ: 何気ない1日




平成15年末のBSE(牛海綿状脳症)問題で原材料となる米国産の牛内臓肉を調達できなくなり、一時販売休止に追い込まれたが、同社は「『こてっちゃん』にまさる看板商品はない」と意気込んでいる。

昭和57年の発売以来、同社はテレビCMをはじめとする販売促進費に累計で200億円程度をかけてきたという。「これ以上、インパクトのある商品がない」(村上真之助社長)とはいえ、ひとつの商品にここまで投じる例はまれだ。

宣伝努力が功を奏し、全国的なヒット商品に育ったものの、米国産の牛内臓肉を使用していた結果、BSE問題で16年5月から販売を一時休止。「こてっちゃん」で規模拡大を図った同社にとって、経営に与えた影響は大きかった。

 米国産牛肉の輸入再開のメドが立たない中、村上社長は豪州産の牛内臓肉への切り替えを決定。柔らかな食感を表現できるかが課題だったが、穀物で肥育した肉牛を採用したり、牛内臓肉のゆで方を工夫することでメドをつけた。

一時販売休止から2年3カ月後、「こてっちゃん」は関西地区の店頭に再び登場。その後、西日本全域に拡大し、今年3月、全国販売にこぎつけた。今秋には「こてっちゃん牛もつ鍋」も5年ぶりに売り出した同社の村上社長は「長い道のりだった」と振り返る。

 「こてっちゃん」の最盛期は平成7年。8月の1カ月で約1200トンを売り、「利益の大半が『こてっちゃん』だった」(同社)という。“復活”を果たしたとはいえ、現在の販売数量はピーク時の1割程度にとどまる。

牛内臓肉の調達は豪州産とブラジル産がほぼ半々で、米国産は取り扱っていない。米国産牛肉の輸入には「月齢20カ月以下」という条件が課せられ、現地での加工コストが高くつくためだ。

 BSE問題の発生前に比べ1パックあたりの店頭価格は2倍近くになったうえ、数量もピーク時より大幅に少ない。







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Last updated  2008.11.09 23:33:43
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