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資産が約3,000万円になりました。2017年に93万円ほどから投資を始めたことを考えると、自分にとってはかなり大きな節目です。正直、嬉しいです。ここまで積み上げてきたことには、少し達成感もあります。⸻ただ、3,000万円になったからといって、「もう安心」とはなりませんでした。一つの節目ではあります。でも、まだまだ足りない。これが今の正直な感覚です。⸻昔の自分からすると、3,000万円という金額はかなり大きく見えました。それだけあれば、かなり余裕があるのではないか。少し人生が変わるのではないか。そんなふうに思っていた時期もあります。⸻でも実際に近づいてみると、生活はほとんど変わっていません。3,000万円に近づいたら、もっと景色が変わると思っていました。でも実際には、昨日と同じように仕事に行き、同じように家事をして、同じように将来の不安を考えています。急に贅沢するようになったわけでもありません。仕事を辞められるわけでもありません。家計の不安が全部なくなったわけでもありません。⸻むしろ、考えることは増えた気がします。特に大きいのは、住宅購入です。家を建てるかどうか。どれくらいのローンを組むのか。今の資産をどう使うのか。投資を続けながら、家族の生活も守れるのか。そう考えると、3,000万円あっても普通に不安になります。⸻住宅の話になると、3,000万円という数字の見え方が一気に変わります。3,000万円あるから安心というより、「これだけあっても、大きな買い物をすると一気に不安になるんだな」という感覚です。⸻ただ、資産があるから検討できている面もあります。もし資産がほとんどなかったら、住宅の選択肢もかなり狭くなっていたと思います。ローンを考える余裕も、家族の将来を考える余裕も、今より少なかったかもしれません。そう考えると、資産形成をしてきた意味はかなりあります。⸻子どもが生まれたことも大きいです。自分一人なら、もっとリスクを取れたかもしれません。もっと現金を減らして、投資に回していたかもしれません。でも今は、家族の生活があります。子どもの教育費もあります。何かあった時に、家族を守れる状態でいたいと思うようになりました。⸻投資資産は増えました。でも、投資資産はすぐに使えるお金ではありません。株や投資信託は、売れば現金にはなります。ただ、ちょうど暴落している時に、「家のために売るしかない」となるのは、できれば避けたいです。⸻画面上では3,000万円と表示されていても、それをそのまま生活費や住宅資金として使えるわけではありません。売却すれば現金にはなります。でも、売るタイミングによっては大きく減っているかもしれません。資産額と、安心して使えるお金は少し違うのだと思います。⸻資産が3,000万円あっても、その多くがリスク資産なら、暴落すれば普通に減ります。3,000万円が2,500万円になることもあると思います。もっと大きく下がる可能性もあります。だから、資産額だけを見て安心しすぎるのは危ない気がしています。⸻現金も大事です。前回ポートフォリオを整理してみて、自分の現金比率はそこまで高くないと感じました。投資に回したい気持ちはあります。でも、住宅購入や子育てを考えると、現金はこれ以上減らしすぎたくありません。⸻仕事についても、考え方はあまり変わっていません。3,000万円あるからといって、今すぐ仕事を辞める勇気はありません。安定収入がなくなるのは、やっぱり怖いです。会社員の給与は大きいです。毎月決まった収入がある安心感は、かなり大きいと思います。⸻ただ、会社に依存しすぎない感覚は少し出てきました。転職を考える余裕。投資を続ける余裕。何かあっても、すぐに生活が崩れるわけではないという安心感。そういうものは、昔より少し増えた気がします。⸻資産3,000万円になって良かったことは、生活が派手になったことではありません。選択肢が少し増えたことです。⸻転職を考えられる。住宅購入を検討できる。投資の選択肢が増える。自分への投資だと思えるものには、お金を使いやすくなる。何かあっても、少しは耐えられる。このあたりは、資産形成を続けてきて良かったと思う部分です。⸻生活自体はほとんど変わっていません。でも、自分にとって意味があると思えるものには、以前よりお金を使えるようになりました。資格の勉強。仕事に役立つもの。健康。家族との時間。ブログや発信。そういうものには、少し前向きにお金を使えるようになった気がします。⸻今後、5,000万円になったら安心できるのか。正直、5,000万円も一つの節目だと思います。でも、たぶん生活はあまり変わらない気がします。住宅ローンや教育費を考えると、まだまだ不安は残ると思います。その時はその時で、また別の不安を探している気もします。⸻7,000万円くらいになれば、少し見える景色が変わるかもしれません。でも、それでも不安がゼロになるわけではないと思います。結局、資産額が増えても、その時々で新しい不安は出てくる気がします。⸻だから、私が資産形成をしている理由は、安心しきるためではありません。少し自由になるためです。完全に不安を消すことはできないかもしれません。でも、選択肢を増やすことはできます。⸻資産3,000万円になっても、不安は普通にあります。住宅。子育て。仕事。相場。現金。考えることはたくさんあります。⸻でも、選択肢は少し増えた気がします。それだけでも、投資を続けてきた意味はあったと思っています。3,000万円はゴールではありません。一つの節目であり、通過点です。これからも、安心しきるためではなく、少し自由になるために、資産形成を続けていきたいです。
2026.06.24
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前回の記事では、今のポートフォリオを整理しました。投資信託。米国株。日本株。保険・債券。ビットコイン。現金。こうして改めて見てみると、自分の資産がどこに偏っているのか、少し見えてきました。今のポートフォリオが完璧だとは思っていません。米国株、特に半導体関連の割合はかなり増えています。現金も多いわけではありません。一方で、投資信託や日本株の土台は少しずつできてきた気もします。では、これから何を買っていくのか。今の時点での方針を整理してみたいと思います。まず、NISA成長投資枠は、今後も日本株で埋めていくつもりです。ここは今のところ大きく変える予定はありません。日本株は、配当や増配を意識して買っています。短期で大きく上がる銘柄を狙うというより、長く持てる会社を選びたいです。重視したいのは、増配が期待できること。財務が安定していること。30年後も持てそうだと思えること。自分が事業をある程度理解できること。このあたりです。もちろん、30年後のことなんて分かりません。今いい会社だと思っても、将来どうなるかは分かりません。それでも、「この会社なら長く持ってみたい」と思えるかどうかは、自分にとってかなり大事です。NISAは、できれば長く使いたい枠です。短期で売買するより、長く持てる会社を入れたいです。だから、NISA成長投資枠では、これからも日本の高配当株や増配株を中心に買っていくと思います。次に、投資信託です。投資信託は、今後も毎月10万円ほど積み立てていく予定です。ここは資産形成の土台です。個別株は楽しいです。企業分析も好きです。でも、自分がずっと市場平均に勝てるとは思っていません。だから、投資信託は続けます。今は新興国株式も買っていますが、今後どうするかはまだ決めていません。新興国株式をしばらく続けるかもしれません。ある程度増えたらS&P500に戻すかもしれません。オルカンにする可能性もあります。ここは少し迷っています。ただ、投資信託を積み立て続けるという方針自体は変えないと思います。どの商品を買うかは変わっても、毎月コツコツ積み立てる部分は残したいです。次に、現金です。正直、現金はこれ以上減らしたくありません。投資をしていると、どうしても余ったお金を何かに回したくなります。日本株を買いたい。投資信託を増やしたい。ビットコインも欲しい。テーマ株も調べたい。そういう気持ちはあります。でも、現金は大事です。住宅購入も考えています。子どももいます。家族で生活していく以上、全部を投資に回すわけにはいきません。資産額が増えても、すぐに使えるお金がなければ不安です。投資資産は、売れば現金になります。でも、相場が下がっている時に売るのはできれば避けたいです。だから、最低限の現金は維持したいです。今後は、投資だけでなく現金をどう残すかも考えていきたいです。次に、ビットコインです。ビットコインは、今後もう少し増やしたいと思っています。今は資産全体の数%程度ですが、将来的には10%近くまで少しずつ増やしてもいいかもしれないと考えています。もちろん、ビットコインはかなり値動きが大きいです。半分になることも普通にあると思います。だから、一気に大きく買うつもりはありません。でも、私はビットコインには本気で期待しています。ビットコインは、将来的に金のような存在になる可能性があると思っています。もちろん、絶対そうなるとは言えません。でも、もし本当にそういう存在になっていくなら、全く持っていないのはもったいない。そんな感覚があります。だから、ビットコインは夢枠でありながら、少し本気で見ている資産です。ただし、資産の中心にするつもりはありません。あくまで全体の一部として、少しずつ増やしたいです。次に、米国個別株です。ここは今後、かなり慎重に考えたいです。NVIDIA、AMD、ARMなどが大きく上がったことで、米国株の割合はかなり増えました。特に半導体関連の存在感が大きくなっています。これは嬉しいことです。でも同時に、リスクでもあります。半導体は夢があります。AIの成長も期待できます。ただ、期待が大きい分、株価の動きも大きくなりやすいです。今後も米国株を全く買わないわけではありません。ただ、今の水準からさらに大きく追加するのは慎重になりたいです。下がった時に買うのか。ETFを買うのか。半導体以外を見るのか。ここはよく考えたいです。そして、宇宙や量子コンピュータなどのテーマ株です。ここはかなり興味があります。AIの次に来るテーマとして、宇宙や量子には大きな可能性があると思っています。ただし、簡単に買っていいテーマではないとも思っています。赤字企業も多いと思います。技術も難しいです。いつ利益につながるのかも分かりにくいです。期待だけで株価が上がることもあれば、期待が外れて大きく下がることもあると思います。だから、まずはかなり調べたいです。企業の決算。売上。赤字幅。技術の強み。提携先。時価総額。どこまで期待が株価に入っているのか。できる範囲で調べてから考えたいです。もし買うとしても、資産の中心にはしません。BTCやARMと同じような夢枠です。資産の一部として、無理のない範囲で持つかどうかを考えたいです。今後、買わないようにしたいものもあります。話題になっているだけの銘柄。よく分からないテーマ株。取得単価を下げたいだけのナンピン。高配当だけど成長しない会社。決算を見ても理解できない会社。資産全体で偏りすぎる銘柄。昔の私は、良さそうだと思ったら買っていました。話題になっている銘柄にも飛びついていました。でも今は、分からなければ見送ることも大事だと思っています。投資では、買うことだけが行動ではないと思うようになりました。これからの投資方針を一言で言うなら、日本株と投資信託を土台に、夢枠を少し持つという感じです。NISAでは日本株を買う。投資信託は毎月積み立てる。現金は最低限維持する。BTCは少しずつ増やす。米国株とテーマ株は慎重に考える。一番上がりそうな資産を当てるのは難しいです。むしろ、私にはたぶんできません。だからこそ、自分が納得して長く持てるものを買いたいです。今後私が買っていきたいのは、一番上がりそうな資産ではありません。長く持てるものです。ちゃんと調べて、自分なりに納得できるもの。大きく下がっても、理由が崩れていなければ持ち続けられるもの。そういう資産を少しずつ増やしていきたいです。
2026.06.23
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今回は、今の自分のポートフォリオを整理してみます。投資を始めたのは2017年。最初は93万円ほどからのスタートでした。そこから少しずつ積み立てて、失敗もしながら、今の資産は約3,000万円になりました。今の資産をざっくり分けると、こんな感じです。投資信託:約935万円米国株式:約847万円国内株式:約616万円現金・預金:約247万円保険・債券:約260万円ビットコイン:約107万円合計すると、約3,011万円です。正確には日々変動しますが、今のところ約3,000万円くらいの資産になっています。割合で見ると、投資信託が約31%。米国株式が約28%。国内株式が約20%。現金・預金が約8%。保険・債券が約9%。ビットコインが約4%。そんな配分です。こうして見ると、かなりリスク資産が多いです。現金だけで見れば、決して多くありません。住宅購入も考えているので、本当はもう少し現金を厚くした方がいいのかもしれません。このあたりは、今後の課題です。ただ、自分だけの資産で見ると現金が少なく見えますが、家族全体で見ると妻の資産もあります。もちろん、妻の資産をあてにしすぎるつもりはありません。ただ、家計全体の安心感としては、自分名義の現金だけで見るよりは少し余裕があります。まず、投資信託です。今の投資信託は約935万円あります。内訳は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)楽天・全米株式インデックス・ファンドeMAXIS Slim 新興国株式インデックスです。投資信託は、自分の資産形成の土台です。個別株は好きです。企業分析も好きです。でも、自分が常に市場平均に勝てるとは思っていません。だから、投資信託は資産の中心に置いています。何も考えずに積み立てる部分。長期で資産を増やす土台。個別株で多少失敗しても、全体を支えてくれる部分。そんな位置づけです。最近は、積立投資枠で新興国株式も買っています。S&P500を信じなくなったわけではありません。ただ、自分の資産全体を見ると米国寄りになっていたので、少し地域分散をしたいと思いました。投資信託は、そういうバランス調整にも使っています。次に、米国株式です。今の米国株式は約847万円あります。主な保有は、XLENVIDIAVYMAMDARMです。評価益も大きく、ポートフォリオの中ではかなり攻めの部分になっています。特にNVIDIA、AMD、ARMは、AIや半導体への期待で持っています。ここは完全に成長期待の部分です。配当をもらうというより、未来の成長に賭けている感覚が強いです。ARMについては、以前の記事でも書きました。半導体を作る会社ではなく、CPUの設計に関わる会社。スマホ、パソコン、AI、ロボットなど、いろいろな場所で必要になる可能性があります。かなり夢のある投資先だと思っています。ただ、米国株式については、少し偏りも感じています。NVIDIA、AMD、ARMが大きく上がったことで、半導体の割合がかなり増えました。これは嬉しいことでもあります。でも、ポートフォリオ全体で見るとリスクにもなります。半導体は成長性があります。でも、値動きも大きいです。期待が高まりすぎれば、少しの悪材料でも大きく下がることがあります。だから、今後は米国個別株をさらに大きく増やしすぎないようにしたいと思っています。一方で、VYMやXLEも持っています。VYMは米国高配当株ETF。XLEはエネルギーセクターETFです。NVIDIAやARMのような成長株だけではなく、配当や資源系も少し持っている形です。次に、国内株式です。今の国内株式は約616万円あります。日本株は、主に配当・増配を意識して持っています。伊藤忠、リコーリース、ヒューリック、ブリヂストンなど、長く持ちたいと思える会社を中心に選んでいます。日本株は、NISA成長投資枠の中心にもしています。理由は、長期で持ちやすいからです。事業内容が分かりやすい。決算資料も読みやすい。配当や増配も期待できる。自分で調べて納得しやすい。そういう意味で、日本株は自分に合っている気がします。もちろん、日本株にもリスクはあります。景気敏感な会社もあります。人口減少の影響を受ける企業もあります。米国株ほど大きな成長を期待しにくい部分もあります。それでも、配当をもらいながら長く持つ投資先としては、かなり大事な存在です。次に、保険・債券です。ここは約260万円あります。利回りは米ドルベースで4.5%くらいで固定されていたはずです。株式のように大きく増えるものではありません。でも、守りの資産として持っています。将来の学費。大きな支出への備え。株式市場が大きく下がった時の安心感。そういう意味で、保険・債券は自分の中では守りの部分です。投資をしていると、どうしても株に寄せたくなります。でも、全部を株にするのは少し怖いです。次に、ビットコインです。今は約107万円あります。ビットコインはかなり値動きが大きいです。正直、安定資産ではありません。でも、私はビットコインには本気で期待しています。ビットコインは、将来的に金のような存在になる可能性があると思っています。もちろん、そうならない可能性もあります。だから資産の中心にするつもりはありません。でも、全く持っていないのも少しもったいない。そんな感覚です。今の割合は、全体の4%弱くらいです。このくらいなら、仮に大きく下がっても致命傷にはなりません。一方で、もし本当に長期で大きく伸びるなら、持っている意味はあります。今後は、もう少し増やしてもいいかもしれないと思っています。最後に、現金です。銀行預金が約247万円あります。資産全体から見ると、そこまで多くありません。むしろ、もう少し増やした方がいいのかもしれません。特に、これから住宅購入を考えるなら、現金は大事です。投資資産が増えても、いざ必要な時に売らないと使えない状態だと困ります。株式市場が下がっている時に、無理に売るのも避けたいです。だから、現金比率は今後の課題です。こうして見ると、今のポートフォリオはかなり攻めています。投資信託。米国株。日本株。ビットコイン。このあたりが大きな割合を占めています。ただ、攻めだけではありません。投資信託で土台を作る。日本株で配当・増配を狙う。米国株で成長を取りにいく。保険・債券で守る。ビットコインで将来の可能性にも少し賭ける。現金で生活の安心を残す。自分なりには、攻めと守りのバランスを考えているつもりです。このポートフォリオが正解かは分かりません。もっとS&P500に集中した方が良かったかもしれません。もっと現金を持った方が良いかもしれません。米国半導体が上がった今、リスクを取りすぎているのかもしれません。でも、少なくとも今の自分は、この形なら続けられると思っています。一つがダメでも、全部が崩れるわけではない。投資信託がある。日本株がある。米国株がある。債券・保険がある。ビットコインも少しある。現金もある。そういう安心感があります。私が目指しているのは、一番儲かるポートフォリオではありません。ちゃんと調べて、長く投資できると自分が納得できるポートフォリオです。これからも、資産配分は変わっていくと思います。住宅購入。子どもの成長。仕事。収入。相場環境。自分の考え方。いろいろな変化に合わせて、ポートフォリオも少しずつ変えていくと思います。でも、基本は変えたくありません。退場しないこと。納得して持てること。長く続けられること。この3つを大事にしながらこれからも投資を続けていきたいです。
2026.06.22
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伊藤忠商事の株価は、かなり上がってきました。私は2019年頃から伊藤忠を保有しています。当時と比べると株価も大きく上がり、配当も増え、会社としての評価もかなり変わったように感じます。だからこそ、最近は少し考えることがあります。「今の伊藤忠は、まだ割安なのか」「それとも、もうかなり高く評価されているのか」ということです。結論から言うと、今の伊藤忠を「明らかに割安」とは思いません。昔のように、商社株が低い評価で放置されていた時代とは違うと思います。ただ一方で、今の時価総額が明らかに高すぎるとも思いません。私の感覚では、今の伊藤忠は、割安だから買う株というより、高く評価される理由がある株に近いです。まず今の数字をざっくり見るまず、伊藤忠の今の数字をざっくり整理します。時価総額:約14〜15兆円予想PER:約13〜14倍PBR:約2倍配当利回り:約2%台半ば2025年度純利益:9,003億円2026年度計画純利益:9,500億円2026年度自己株式取得:3,000億円以上予定こうして見ると、伊藤忠はもう「安く放置されている商社株」という感じではありません。市場からかなりしっかり評価されている会社だと思います。PERだけ見ると、13〜14倍程度です。成長株として見れば、そこまで高すぎる水準ではないと思います。でも、総合商社として見ると、昔よりはかなり評価されている印象です。商社は資源価格、為替、金利、景気の影響を受けます。そのため、昔はもっと低いPERで見られることも多かったと思います。PBRも約2倍あります。ここも正直、安くはありません。PBRだけを見れば、「もう高いのでは?」と思う人もいると思います。私も少しそう思います。ただ、PBRはROEとセットで見たいです。伊藤忠はROE15%前後をかなり意識しています。同じ自己資本でも、しっかり利益を出せる会社なら、PBRが高くなること自体はおかしくありません。つまり、PBR2倍だからすぐに高すぎる、とは言い切れないと思っています。ただし、逆に言えば、PBR2倍近いということは、市場からかなり期待されているということでもあります。今後も高いROEを維持できる。9,000億円台の利益を安定して出せる。株主還元も続けられる。そういう前提が、ある程度株価に入っているように見えます。ここは注意点です。伊藤忠が高く評価される理由では、なぜ伊藤忠はここまで評価されているのでしょうか。私が考える理由は、大きく3つあります。1つ目は、利益水準が大きいことです。2025年度の純利益は9,003億円。2026年度は9,500億円を計画しています。これだけの利益を出せる会社は、日本企業の中でもかなり限られます。実際、純利益9,000億円台という水準は、日本の上場企業で見てもトップ5に入る規模です。上にはSBG、トヨタ自動車、NTT、すぐ下には、日立、KDDI、キオクシア、東京エレクトロン、他商社などがあります。2つ目は、非資源分野の強さです。総合商社というと、資源価格に左右されるイメージがあります。もちろん伊藤忠も、金属やエネルギーの影響を完全に避けられるわけではありません。でも、伊藤忠は非資源分野がかなり強い会社です。ファミリーマート。CTC。デサント。食料。情報・金融。第8カンパニー。こうした生活や消費に近い事業が、利益を支えています。私自身、週3〜4回くらい朝にファミマでコーヒーを買ったり、お弁当に追加するものを買ったりしています。投資家としてだけでなく、普通に生活者としてもファミマを使っています。そう考えると、伊藤忠の事業は意外と自分の日常に近いところにあります。この「川下」に近いところで稼げるのは、伊藤忠の強みだと思います。3つ目は、株主還元です。伊藤忠は累進配当を続けています。さらに、2026年度は3,000億円以上の自己株式取得を予定しています。これはかなり大きいです。配当だけでなく、自社株買いも使って株主に還元する姿勢が強い会社です。ここまで見ると、伊藤忠が市場から高く評価される理由はあると思います。利益が大きい。非資源が強い。ROEが高い。株主還元も強い。だから、昔の商社株のような低い評価ではなくなっているのだと思います。株価はどうやって上がるのかここで一度、株価の動きを分解して考えたいです。株価はかなりざっくり言うと、1株あたり利益と、市場からの評価倍率で決まります。難しく言えば、EPSとPERです。でも、ここではシンプルに考えます。株価は、その会社が1株あたりどれくらい稼ぐかそして、その利益を市場が何倍まで評価するかで決まるイメージです。つまり、会社の利益が増えて、1株あたり利益も増えて、市場の評価倍率も維持されれば、株価は上がりやすくなります。逆に、会社の利益が増えても、市場の評価倍率が下がれば、株価はあまり上がりません。ここが少し難しいところです。企業が良い決算を出しても、株価が上がらないことがあります。それは、すでに期待が株価に入っていたり、市場の評価倍率が下がったりするからです。利益が横ばいでも、1株あたり利益は増えることがある伊藤忠を見る上で大事なのが、自社株買いです。自社株買いをすると、発行済み株式数が減ります。株数が減ると、会社全体の利益が同じでも、1株あたりの利益は増えやすくなります。少し雑な例えですが、同じ大きさのケーキを分ける人数が減れば、1人分は大きくなります。会社全体の利益がケーキ。株主が分ける人数。自社株買いは、その人数を減らす効果があります。だから、利益が横ばいでも、1株あたり利益は増える可能性があります。これは長期保有者にとってかなり大きいです。会社全体の利益が大きく伸びなくても、自社株買いで1株あたり利益が増える。そこに配当もある。この形が続くなら、株価が爆発的に上がらなくても、配当込みでじわじわリターンを得られる可能性があります。利益が微増すれば、さらに前向きになるもし伊藤忠が今後も9,000億円台の利益を維持し、さらに少しずつ増益していけるなら、もう少し前向きに見られます。会社全体の利益が少し増える。自社株買いで株数が減る。すると、1株あたり利益はさらに伸びやすくなります。たとえば、会社全体の利益が年3%くらい増えるとします。さらに自社株買いによって株数が減る。そうなると、1株あたり利益は会社全体の利益成長よりも少し大きく伸びる可能性があります。もちろん、これはかなり単純化した考え方です。実際には為替、資源価格、投資損益、税金、株価水準など色々な要素があります。それでも、考え方としては大事だと思います。つまり、伊藤忠の株価が今後じわじわ上がっていくストーリーを描くなら、利益を大きく落とさない。少しずつ増益する。自社株買いで1株あたり利益を押し上げる。配当も増やしていく。市場が今のPERをある程度許容する。この流れだと思います。このストーリーが続くなら、伊藤忠は短期で何倍にもなる株ではなくても、長期でじわじわ積み上がる株になる可能性があります。私はここに期待しています。でもPERが下がると話は変わるただし、良いことばかりではありません。ここで大事なのがPERです。PERは、市場がその会社の利益を何倍まで評価するかです。今の伊藤忠は、昔の商社株と比べると高めに評価されていると思います。もし市場が、「商社株にPER13〜14倍は高い」と考えるようになれば、PERが下がる可能性があります。その場合、利益が維持されても、株価は下がるかもしれません。利益が少し増えても、株価は横ばいになるかもしれません。ここが、今の伊藤忠を見る上で一番大事なリスクだと思います。伊藤忠が良い会社であることと、株価がずっと上がることは別です。これは過去の失敗からも学びました。良い会社と良い株は違います。今の伊藤忠は、すでに市場からかなり評価されている会社です。だから、これからは、利益が伸びるかだけでなく、今の評価を維持できるかも見ていく必要があります。3つのシナリオで考えてみる私なりに、今後の伊藤忠の株価を3つのシナリオで考えてみます。まず、強気シナリオです。伊藤忠が9,500億円から1兆円級の利益ステージに進む。ROE15%前後を維持する。非資源分野も伸びる。自社株買いと増配も続く。この場合、今のPERが維持されれば、株価はじわじわ上がっていく可能性があります。配当もあるので、長期保有者にとってはかなり良い展開です。次に、普通シナリオです。利益は9,000億円台で横ばいから微増。大きな成長はないけれど、急激な悪化もない。自社株買いと配当は続く。この場合、株価は大きく上がらないかもしれません。ただ、配当と自社株買いによって、じわじわリターンを積み上げる形は期待できます。私が一番現実的に見ているのは、このシナリオです。最後に、弱気シナリオです。資源価格や為替、景気悪化の影響で利益が落ちる。成長投資の成果が思ったほど出ない。ROEが下がる。市場が伊藤忠の評価倍率を下げる。この場合、今のPBRやPERは少し重くなります。株価が調整する可能性もあります。こうして考えると、伊藤忠は「何を買っても勝てる割安株」ではありません。今の時価総額には、きちんと期待が入っています。だからこそ、今から買うなら、その期待が妥当なのかを考える必要があります。私の結論私の結論は、伊藤忠は激安ではありません。ただ、高く評価される理由はあります。9,000億円台の利益。非資源の安定感。ROE15%前後を意識した経営。累進配当。大きな自社株買い。ファミリーマートを中心にした川下ビジネス。このあたりを考えると、一定のプレミアムがつくのは自然だと思います。ただし、昔のような「割安商社株」として見るのは違う気がします。今の伊藤忠は、安いから買う株というより、高い評価に見合うだけの経営を続けられるかを見る株だと思っています。もし伊藤忠が今の利益水準を維持し、少しずつ増益し、自社株買いと増配を続けられるなら、株価は大きく跳ねなくても、長期でじわじわ上がるストーリーは描けます。逆に、利益やROEが崩れれば、今の評価は少し高く見えるかもしれません。私は伊藤忠を長期保有しています。だから、どうしても少し甘く見てしまう部分もあると思います。それでも今回改めて時価総額を見て、今の伊藤忠は「安い」とは言いにくい一方で、「明らかに高すぎる」とも思いませんでした。大事なのは、これからの伊藤忠が市場の期待に応え続けられるかです。利益を維持できるか。1兆円級の利益ステージに進めるか。ROE15%前後を維持できるか。自社株買いと配当を続けられるか。非資源分野をさらに強くできるか。ここを見ていきたいです。伊藤忠はもう、昔のように割安に放置された商社株ではありません。市場からしっかり評価される会社になった。だからこそ、これからは「安いかどうか」だけでなく、その評価に見合う成長を続けられるかを見ていきたいと思います。
2026.06.21
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伊藤忠商事の2025年度決算と、2026年度の経営計画を読みました。私は伊藤忠の株を長期保有しています。2019年頃から持っている銘柄で、今のポートフォリオの中でもかなり大事な存在です。今回の資料を読んで改めて感じたのは、伊藤忠は「派手な一発勝負の会社」ではないということです。安定して稼ぐ力を磨きながら、次の成長に向けて投資を積み上げている会社。そんな印象を受けました。2025年度の連結純利益は9,003億円。2年連続で過去最高益を更新し、初めて9,000億円台に乗せました。さらに、実質営業キャッシュ・フローも9,400億円と過去最高でした。利益だけでなく、実際にキャッシュを生み出す力も強い。ここは長期投資家としてかなり大事だと思っています。会計上の利益だけが伸びていても、キャッシュがついてこないと少し不安になります。でも伊藤忠は、利益とキャッシュの両方がしっかりしています。もちろん、毎年ずっと順調に伸びるとは限りません。それでも、これだけ稼ぐ力がある会社を長く持てているのは、かなり安心感があります。伊藤忠の強みは、非資源の安定感総合商社というと、資源価格に左右されるイメージがあります。鉄鉱石。石炭。原油。天然ガス。こうした資源分野は、うまくいけば大きく稼げます。ただ、市況が悪くなると利益が大きく落ちるリスクもあります。その中で、伊藤忠の特徴は非資源分野が強いことです。2025年度は、繊維、機械、食料、情報・金融、第8カンパニーの5つが過去最高の基礎収益を達成しました。8カンパニー中5つが過去最高。これはかなり強い内容だと思います。ファミリーマート、デサント、CTC、北米電力などの中核事業会社も着実に成長しています。ここを見ると、伊藤忠は単に「商社として仲介する会社」ではないと感じます。投資して終わりではなく、事業会社に深く入り込み、経営改善やシナジーで利益を伸ばしていく会社。伊藤忠がよく使う「ハンズオン経営」という言葉は、まさにこの部分だと思います。私はここが伊藤忠の強さだと思っています。資源価格が上がったから一時的に儲かった、というだけではありません。生活に近い分野。消費に近い分野。情報や金融のような非資源分野。そういうところで安定して稼ぐ力を積み上げている。ここが長期で見た時の安心感につながっています。2026年度は「ギア・チェンジ」の年2026年度の計画では、連結純利益9,500億円を目指しています。2025年度の9,003億円から、さらに約500億円の増益計画です。もし達成すれば、3年連続の過去最高益になります。注目したいのは、単に「来年も少し増益です」というだけではないところです。伊藤忠は、次の収益ステージに向けて明確にギアを上げようとしているように見えます。2026年度の成長投資は、過去最大となる1.5兆円規模。かなり大きいです。ただ、ここで大事なのは、無理に突っ込んでいるようには見えないことです。伊藤忠はこれまで、効率性をかなり重視してきました。ROEを高く保つ。借入を増やしすぎない。資本効率を意識する。今回もその方針は変わっていないように見えます。2026年度計画では、ROEは約15%。NET DERは0.6倍程度にコントロールする計画です。つまり、財務の健全性を保ちながら、成長投資を増やす。このバランス感覚が伊藤忠らしいと思いました。株主還元もかなり強い投資家として見逃せないのが、株主還元です。2025年度は、配当42円、自己株式取得1,700億円、総還元性向52%でした。2026年度は、配当44円以上、自己株式取得3,000億円以上、総還元性向64%を見込んでいます。これはかなり強い還元だと思います。伊藤忠は累進配当を続けています。2026年度も増配となれば、12期連続増配になる見込みです。長期保有している側からすると、これはかなりありがたいです。もちろん、株主還元が強いからといって、必ず株価が上がるわけではありません。でも、配当と自社株買いの両方を重視してくれる会社は、長期で持ちやすいです。特に自社株買いは、EPSの成長にもつながります。伊藤忠が重視しているKPIは、ROEとEPSです。利益成長。配当。自社株買い。この3つがそろっているところは、長期投資家として評価しやすい部分です。第8カンパニーが少し面白い今回、個人的に面白いと思ったのが「第8カンパニー」です。伊藤忠には、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融といったカンパニーがあります。その中で第8カンパニーは少し特殊です。一言でいうと、伊藤忠グループ全体を横につなぎ、新しい収益を作る部隊だと理解しています。中心にあるのは、ファミリーマートです。これは私にとってもかなり身近です。私は週3〜4回くらい、朝にファミマでコーヒーを買ったり、お弁当に追加するものを買ったりしています。投資家としてだけでなく、普通に生活者として使っているお店です。だから、ファミリーマートを中心にした第8カンパニーの話は、少し身近に感じました。ファミマは全国に多くの店舗を持つ生活インフラです。そこに、金融、広告、決済、物流、医薬品、データ活用などを組み合わせる。そう考えると、ただのコンビニではなく、いろいろなビジネスの入口になり得るのだと思います。資料では、セブン銀行との資本業務提携が紹介されていました。ファミリーマートに高機能ATMを設置し、入出金インフラから多機能サービスプラットフォームへ発展させる構想です。また、アンドファーマとの連携もあります。コンビニ、薬、生活消費、データ、金融。これらが組み合わさると、かなり広い事業展開ができそうです。ここは、伊藤忠の「利は川下にあり」という考え方に近い部分だと思います。資源の上流で勝負するだけではありません。生活者に近いところで、日々の消費やサービスから利益を積み上げていく。第8カンパニーは、その象徴のような存在に見えました。もちろん、ファミマをよく使っているから伊藤忠株を買う、というほど単純な話ではありません。ただ、自分の日常にあるものが、伊藤忠の事業戦略とつながっていると分かると、企業を見るのが少し面白くなります。こういう感覚も、個別株投資の楽しさの一つだと思っています。リスクもあるもちろん、良いことばかりではありません。まず、2026年度は成長投資がかなり大きくなります。1.5兆円規模の投資をする以上、その投資が本当に利益につながるかは注意して見る必要があります。伊藤忠は非資源が強いとはいえ、金属やエネルギーなど資源価格の影響を完全に避けられるわけではありません。中東情勢。資源価格。為替。金利。こうした外部環境によって業績がぶれる可能性はあります。また、ファミリーマートやセブン銀行、アンドファーマなどのシナジーは、すぐに数字として表れるものではないと思います。伊藤忠自身も、ハンズオンによる事業シナジーの実現には一定の時間がかかると説明しています。短期で一気に利益が出るというより、数年かけてじわじわ育てる投資。ここを投資家が待てるかどうかは大事だと思います。私が伊藤忠を長期で見たい理由今回の資料を読んで、私が伊藤忠を長期で見たい理由は大きく3つあります。1つ目は、稼ぐ力が安定していることです。連結純利益9,003億円、実質営業キャッシュ・フロー9,400億円という数字は、かなり力強いです。2つ目は、非資源分野が強いことです。ファミリーマート、CTC、デサント、食料、情報・金融など、生活に近い事業が利益を支えています。資源だけに依存していないところは、長期で見た時にかなり魅力です。3つ目は、株主還元と成長投資の両方をやっていることです。配当。自社株買い。成長投資。どれか一つに偏るのではなく、バランスを取りながら企業価値を高めようとしているように見えます。伊藤忠は、短期で何倍にもなるような銘柄ではないかもしれません。でも、長期で見れば、利益成長、配当、自社株買い、事業ポートフォリオの強化が積み上がっていくタイプの会社だと思っています。私にとって伊藤忠は、ポートフォリオの中で「攻めすぎない成長株」のような位置づけです。高配当株ほど守り一辺倒ではありません。グロース株ほど不安定でもありません。資本効率を意識しながら、着実に稼ぐ力を高めている会社。今回の2026年度経営計画を見て、伊藤忠はまだ次のステージを狙っている会社だと感じました。まとめ伊藤忠の2026年度経営計画を一言でまとめるなら、9,000億円企業になった伊藤忠が、1兆円級の利益ステージに向けて、財務規律を守りながら攻めの投資に入るという内容だと思います。ポイントは、2025年度純利益は9,003億円で過去最高。実質営業キャッシュ・フローも9,400億円で過去最高。2026年度は純利益9,500億円を計画。成長投資は過去最大の1.5兆円規模。配当44円以上、自社株買い3,000億円以上。第8カンパニーを中心に、ファミマ・金融・広告・薬・物流などを横につなぐ。非資源の強さが引き続き伊藤忠の魅力。このあたりです。もちろん、投資に絶対はありません。成長投資の成果、資源価格、為替、外部環境には注意が必要です。それでも、伊藤忠は「長期で持ちながら企業の成長を見ていきたい」と思わせてくれる会社です。地味に見えて、かなりしたたか。派手なテーマ株ではありませんが、長期投資の主力に置きやすい銘柄だと感じています。
2026.06.21
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投資信託の積立といえば、S&P500。私もずっとそう思っていました。実際、S&P500はかなり強いと思っています。これまでの実績を見ても、米国企業の強さを見ても、長期投資の中心に置きやすい投資先だと思います。ただ、実は1年ほど前から、積立投資枠の一部を変えました。正確な時期や金額は少し曖昧ですが、たしか毎月10万円ほど積み立てていた分を、丸ごと新興国株式の投資信託に切り替えました。もちろん、それまで積み立てていたS&P500を売ったわけではありません。既存のものはそのまま持っています。新しく積み立てる分を、新興国株式に変えたという感じです。買っているのは、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスです。正直、最初から新興国株式に絶対の自信があったわけではありません。「これからは新興国の時代だ」と強く言い切れるほどの自信もありません。むしろ、S&P500から変える時は少し迷いました。S&P500は王道です。迷ったらS&P500でいい。そう思っている人も多いと思いますし、私もその感覚はあります。だから、毎月10万円を丸ごと新興国株式に変えた時は、「これで本当にいいのかな」という気持ちもありました。それでも変えた理由は、自分の資産全体を見た時に、少し米国に寄りすぎている気がしたからです。私は投資信託だけでなく、米国個別株も持っています。ARM、NVIDIA、AMDなど、米国市場に上場している成長株もあります。これらはかなり期待している一方で、資産全体で見ると、米国寄りになりやすいです。S&P500も米国。米国個別株も米国。AIや半導体への期待も米国中心。そう考えると、「投資信託くらいは、少し違う地域も持っておきたい」と思うようになりました。もちろん、米国株が悪いと思ったわけではありません。むしろ、今でも米国企業は強いと思っています。AI、半導体、ソフトウェア、クラウド。世界を動かしている企業の多くは、やはり米国にあります。だからS&P500を否定したいわけではありません。でも、米国一強がずっと続く前提だけでいいのか。そこには少し迷いがありました。過去のリターンを見ると、S&P500が強かったのは事実です。ただ、それがこれからも同じように続くかは分かりません。だから、少しだけ別の可能性にも資産を置いておきたいと思いました。新興国株式に期待した理由はいくつかあります。まず、台湾や韓国などの企業にも期待していました。半導体や電子部品など、世界の成長に関わる企業が含まれています。米国企業だけではなく、その周辺を支える企業にも投資できるのは面白いと思いました。また、新興国株式は、米国株と比べると割安に見えました。もちろん、割安に見えるから必ず上がるわけではありません。むしろ割安なまま長く放置されることもあると思います。それでも、長い目で見ればチャンスがあるのではないか。そう思いました。もう一つは、単純に「一部は入れておきたい」と思ったからです。S&P500だけ。米国個別株だけ。日本株だけ。そういう形よりも、自分の資産全体の中に、新興国という地域も少し入っていた方が落ち着く気がしました。これは理論的に完璧な理由ではないかもしれません。でも、自分が長く続けるためには大事な感覚だと思っています。では、なぜオルカンではなく、新興国株式を別で買ったのか。ここは正直、うまく説明するのが難しいです。オルカンを買えば、米国も先進国も新興国もまとめて買えます。それが一番シンプルなのは分かっています。ただ、オルカンの中の新興国比率では、少し物足りないと感じました。自分の場合、すでに米国個別株を持っています。S&P500も持っています。だから、投資信託の新規積立では、米国比率を少し自分で調整したいと思いました。オルカンを否定しているわけではありません。むしろ、投資をシンプルに続けるなら、オルカンはかなり良い選択肢だと思います。ただ、自分の資産全体で見た時に、新興国を意識的に少し多めに持ちたいと思っただけです。このあたりは、正直かなり好みの問題もあると思います。結果として、ここ最近のパフォーマンスはかなり良かったです。少なくとも、自分が積み立てている期間では、S&P500より良かったと思います。正直、これは少し意外でした。新興国株式というと、値動きが荒くて、米国株に負けやすいイメージもありました。でも実際に持ってみると、「新興国も意外と悪くないな」と思うようになりました。ただ、ここで調子に乗りすぎないようにしたいです。直近の成績が良かったからといって、これからもずっと良いとは限りません。長期で見ないと分かりません。むしろ、上がったからこそ、これ以上買いすぎない方がいいかもしれないとも思っています。ここが少し難しいところです。成績が良いと、もっと買いたくなります。でも、上がった後に強気になりすぎるのは、過去にも何度か失敗してきたパターンです。だから、新興国株式についても、「良かったから増やす」ではなく、「資産全体の中でどのくらい持つのがちょうどいいか」を考えたいです。新興国株式には不安もあります。一番気になるのは、中国リスクです。政治や規制の影響が大きい国もあります。米国株と比べると、情報も取りにくいです。国ごとの事情も違います。同じ新興国といっても、台湾、韓国、インド、中国、ブラジルなど、それぞれ全く別の国です。長期リターンがS&P500に負ける可能性も普通にあると思います。過去を見れば、米国株の方が強かった時期は長いです。だから、新興国株式を資産の中心にするつもりはありません。あくまで資産全体の一部です。今後の戦略としては、少し迷っています。ある程度の割合まで新興国株式を積み立てたら、別の投資信託に変えるかもしれません。S&P500に戻すかもしれません。全世界株式にするかもしれません。もしくは、新興国株式の積立を続けるかもしれません。まだ決め切れていません。今のところの考えは、新興国株式は持つ。でも、増やしすぎない。メインはあくまで、投資信託、日本株、米国個別株、高配当株などを含めた資産全体で考える。そんな感じです。今回、新興国株式に積立を変えてみて思ったのは、投資信託だからといって、何も考えなくていいわけではないということです。S&P500。オルカン。新興国株式。どれも正解になり得ると思います。大事なのは、自分の資産全体で見た時に、どこに偏っているのか。どこを少し補いたいのか。自分が納得して続けられる形になっているのか。そこを考えることなのかなと思います。私が新興国株式を買い始めた理由は、S&P500を信じなくなったからではありません。分散したかったからです。米国に期待しつつも、米国だけにしすぎない。新興国に期待しつつも、期待しすぎない。そのくらいの距離感で、しばらく持ってみようと思っています。
2026.06.20
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投資を始めた頃の私は、良い会社を買えば株でも勝てると思っていました。商品が良い。お店に人が入っている。社長が魅力的。世の中で話題になっている。成長していそう。そういう会社を見つけると、「これは株価も上がるのでは?」と思っていました。今思うと、かなり単純でした。もちろん、良い会社を見つけることは大事だと思います。でも投資では、それだけでは足りませんでした。良い会社を見つけることと、良い株を買うことは、少し違う話でした。当時の私にとっての良い会社は、商品が良くて、話題性があって、これから伸びそうに見える会社でした。実際、そういう会社を見るのは楽しかったです。自分が使っている商品。街でよく見るお店。SNSで話題になっているサービス。そういうものを見て、「この会社は伸びそうだ」と思っていました。分かりやすいのが、ワークマンです。当時、店舗に行ってかなり良い会社だと思いました。安い。丈夫。父も使っていた。スノーボード仲間でも使っている人がいました。さらに、一般向けの商品や女性向けの商品も広がっていて、「これは伸びるのでは?」と思いました。今でも、ワークマンという会社は良い会社だと思っています。ただ、私が見ていなかったのは、その良さがすでに株価にどれくらい入っているのかという部分でした。当時の私は、会社の良さばかり見ていました。今の時価総額を正当化するには、どれくらい利益が伸びる必要があるのか。そこまでは考えていませんでした。ZOZOもそうです。当時はスタートトゥデイという社名でした。前澤さんの発信力。ZOZOSUIT。ファッションECの成長。若者からの人気。かなり魅力的に見えました。本気で、「ユニクロを超える会社になるかもしれない」くらいに思っていた気がします。でも、ここでも私は会社の未来ばかり見ていました。その未来が、すでに株価にどれくらい入っているのか。時価総額に対して、利益はどれくらい必要なのか。競合と比べて、どこまで成長できるのか。そういうことは、ほとんど見ていませんでした。サイボウズも印象に残っています。たしか研修か何かで、会社の話を聞く機会がありました。クラウド。グループウェア。働き方改革。企業への導入。そして、世間の会社とは少し違う会社改革をしている雰囲気。働き方の面でも有名だったと思います。「こういう会社は面白いな」と思いました。今でも、サイボウズは良い会社だと思います。ただ、それと株でうまくいくかは別でした。良い会社だと思った。働き方も面白い。世の中にも必要とされそう。だから買う。当時の私は、そんな感じだったと思います。でも実際には、良い会社だから株価が上がるというほど単純ではありませんでした。すでに期待されすぎていれば、良い会社でも株価は下がります。成長していても、期待ほどではなければ売られます。期待が株価に入っているというのは、みんながすでにその会社の成長を期待して、高い値段で買っている状態に近いのだと思います。当時の私は、そこがよく分かっていませんでした。話題になっている銘柄を、よく分からないタイミングで買って、短期で利益を出そうとしていました。今振り返ると、もうめちゃくちゃです。良い会社を長く持つ投資をしているつもりで、実際には話題株の短期売買をしていたのかもしれません。当時の私は、時価総額をあまり見ていませんでした。PERなどの指標も、なんとなくしか見ていませんでした。そして何より、その会社の未来がどこまで株価に織り込まれているのかを考えられていませんでした。会社の未来を見ることと、その未来がすでに株価に入っているかを見ることは、別の力でした。もちろん、今でも完璧に分かるわけではありません。むしろ、今でもよく分かりません。でも、「分からないなら見送る」という選択肢を持てるようにはなりました。昔は、分からなくても買っていました。話題だから。良さそうだから。少し下がったから。そんな理由で買っていたと思います。今は、良い会社を見つけても、すぐには買わないようにしています。まず時価総額を見る。数年後の利益を想像してみる。今の株価にどれくらい期待が入っているのか考えてみる。同業他社と比べてみる。それでもよく分からなければ、無理に買わない。昔よりは、そう考えるようになりました。この経験は、今の投資スタイルにもつながっています。良い会社でも、資産の一部にする。取得単価にはこだわりすぎない。長く持てる理由を考える。その理由が崩れたら売る。そういう考え方になってきました。結局、長い目で見れば株価は業績に近づいていくのだと思います。短期的には人気や期待で大きく動きます。話題になれば上がることもあります。逆に、少し期待を外しただけで大きく下がることもあります。でも長く見れば、その会社がどれだけ利益を出せるかが大事になります。良い会社を見つけることは大事です。でも、それだけで買っていいわけではありませんでした。今の株価で買ってもいいのか。その会社は、今の期待に見合うだけの利益を出せるのか。そういうことも、少しずつ考えるようになりました。昔の私は、良い会社を買えば勝てると思っていました。でも今は少し違います。良い会社かどうかを見る。そして、その会社が良い株なのかも考える。まだまだ分からないことは多いですが、少なくとも昔よりは、会社を見るだけでなく、株価に入っている期待も見るようになった気がします。
2026.06.20
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投資をしていると、「FIREしたいんですか?」と聞かれることがあります。正直、少し答えに迷います。完全に働きたくないわけではありません。でも、選べる状態にはなりたい。最近はそんなことをよく考えます。今の仕事には、成長できる部分がかなりあります。ITエンジニアとしての知的好奇心もまだあります。新しい技術を知ったり、仕組みを理解したり、課題を解決したりすることは嫌いではありません。むしろ、面白いと思うこともあります。仕事を通じて社会とつながっている感覚もあります。誰かの役に立っている感覚もほしいです。家族以外の居場所があることも、自分にとっては大事なのかもしれません。だから私は、「もう一生働きたくない」とは思っていません。ただ、しんどい時もあります。残業が多い時。家族との時間が足りない時。転職に挑戦してみたいと思う時。住宅購入のような大きなお金の話を考える時。そんな時に、「今の会社に依存しているな」と感じることがあります。生活のためには安定収入が必要です。それがなくなるのは怖いです。だから会社員として働くことには大きな安心感があります。でも同時に、その安心感に縛られている感覚もあります。もし配当や資産収入で月10万円入るようになったら。たぶん心はかなり揺らぐと思います。すぐに仕事を辞めるわけではありません。でも、「転職してみてもいいかもしれない」「少し働き方を変えてもいいかもしれない」と思える気がします。もし月20万円入るようになったら。正直、かなり大きいです。たぶん今の働き方は変えると思います。仕事を辞めるかもしれません。サイドFIREに近い形を考えるかもしれません。週5で同じように働くのではなく、別の働き方を試したくなると思います。でも、完全FIREに強く憧れているわけではありません。働くことで成長できることもあります。社会とのつながりもほしいです。役に立っている感覚もほしいです。だから理想は、働かないことではありません。働くかどうかを、自分で選べることです。今の会社で働き続ける。転職する。少し仕事量を減らす。副業や発信を育てる。家族との時間を増やす。新しいことに挑戦する。そういう選択肢を持てる状態になりたいです。投資をしている理由も、結局そこにつながっています。老後資金のため。子どものため。家族の安心のため。転職の選択肢のため。サイドFIREのため。自分の自由のため。全部あります。お金が増えれば、すべて解決するとは思っていません。資産が増えても、不安が完全になくなるわけではないと思います。でも、お金があることで選べる道は増えると思っています。選べない状態は怖いです。会社を辞めたいと思っても辞められない。環境を変えたいと思っても変えられない。家族との時間を増やしたいと思っても、仕事を優先せざるを得ない。そういう状態には、できるだけ近づきたくありません。だから私は投資を続けています。高配当株も持っています。インデックス投資も続けています。NISAも長期で育てたいと思っています。ARMのような夢枠も少し持っています。すべては、将来の選択肢を増やすためです。私がお金を増やしたい理由は、贅沢したいからではありません。選択肢を増やしたいからです。働きたくないわけじゃない。でも、働き方を選べる状態にはなりたい。今のところ、それが私にとっての資産形成の目的なのだと思います。
2026.06.19
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投資を始めた頃の私は、今よりずっと売買していました。週に何回か売買していた時期もあります。新しい銘柄を見つけては買い、少し上がれば売り、下がれば悩む。そんなことを繰り返していました。---当時の私は、投資とはタイミングを見極めて利益を出すものだと思っていました。安く買って高く売る。その繰り返しです。もちろん今でもそれは間違いではないと思います。実際、そのスタイルで成果を出している人もたくさんいます。---ただ、私は少しずつ考え方が変わりました。今は積立投資を除けば、個別株の売買は月に1回あるかないかくらいです。昔と比べるとかなり減りました。一番変わったのは、短期的な出来事に振り回されなくなったことだと思います。例えば大統領の発言。金利、景気後退懸念、為替。もちろん重要です。無視しているわけではありません。でも私は、その発言で株価がどう動くかまでは分かりません。分からないものを予想して売買するのはやめようと思うようになりました。昔はニュースを見るたびに、「売った方がいいかな」「買った方がいいかな」と考えていました。今はまず、「この会社は10年後も稼げるだろうか」を考えます。その方が私には合っていました。---もう一つ大きく変わったのが、取得単価にこだわらなくなったことです。昔は、「〇〇円で買ったから」という考え方をしていました。でも今は、過去にいくらで買ったかは関係ないと思っています。3000円で買った株でも、今の価値が5000円あると思うなら持ちます。逆に1000円で買った株でも、今の価値が800円だと思うなら売ります。取得単価は自分の都合でしかありません。会社の価値とは関係ありません。この考え方になってから、かなり楽になりました。---例えば伊藤忠商事です。2019年から保有しています。もちろん途中で利益確定しようと思ったことはあります。でも売りませんでした。---理由はシンプルです。今でも競争優位性があると思っているからです。参入障壁。人材。投資のうまさ。ビジネスモデル。そういったものを考えた時に、まだ長期で戦える企業だと思っています。---ARMも同じです。前回の記事でも書きましたが、私はARMを短期で売買するために持っているわけではありません。AI時代の可能性に期待して保有しています。もちろん外れるかもしれません。でも、そう考えて買った以上は短期の値動きだけでは売りません。---振り返ると、売買回数が減ったというより、売る理由が減ったのかもしれません。---企業分析をするようになりました。財務を見るようになりました。競合も調べるようになりました。すると、「この会社を持ち続けたい理由」が少しずつ見えるようになりました。---逆に昔は、持ち続ける理由がありませんでした。少し上がれば売る。少し下がれば不安になる。売る理由ばかり探していた気がします。---今は逆です。この会社を持ち続ける理由は何だろう。それを考えることが増えました。---ナンピンについても考え方が変わりました。私はナンピンそのものが悪いとは思っていません。最初から「3回に分けて買う」と決めているなら合理的だと思います。---でも、買ったあとに下がったから取得単価を下げたい。その理由だけで買い増すのは危険だと思っています。後付けだからです。実際、私自身もそういう失敗をしてきました。---今後、売買回数はさらに減ると思います。少なくとも昔みたいな売買には戻らない気がしています。---もし投資初心者の頃の自分に会えるなら、「もっと売買しろ」とは言いません。---「自分なりの投資スタイルを見つけろ」と言うと思います。投資には正解がありません。短期売買で成果を出す人もいます。インデックス投資だけで資産形成する人もいます。高配当株を中心に投資する人もいます。---大切なのは、自分が続けられるやり方を見つけることだと思っています。私の場合は、企業を調べて、長く持てる会社を探す。昔は株価を見ている時間の方が長かった気がします。今は会社を見ている時間の方が長くなりました。今のところ、それが私には一番しっくりきています。
2026.06.18
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投資を始めてから何年も経ちました。今振り返ると、良かった投資もあります。でも当然、失敗した投資もたくさんあります。むしろ投資で学んだことの多くは、成功より失敗からでした。今回はそんな失敗した銘柄たちの話です。---## オプテックスで勘違いした投資を始めた頃に買ったのがオプテックスグループでした。当時は成長性に魅力を感じて購入しました。結果は大成功でした。50万円ほど投資した株が70万円近くまで上昇したのです。当時は本当にうれしかったです。「自分の分析でも勝てるかもしれない」と思いました。今思えば完全にビギナーズラックだったのかもしれません(笑)利益を出したこと自体は良かったと思います。でも、実力以上に自信を持ってしまったことが最初の失敗だった気がしています。---## ZOZOはユニクロを超えると思っていた次に印象に残っているのがスタートトゥデイです。今のZOZOですね。当時は前澤友作さんがメディアに出まくっていました。ZOZOSUITも話題でしたし、SNSでの発信力もすごかった。アパレル業界を変える会社になると思っていました。私は本気で、「ユニクロを超える企業になるんじゃないか」と思っていました。今振り返るとかなり大胆ですが、本当にそう思っていました。結果は見ての通りです。もちろんZOZOは今でも素晴らしい会社だと思います。でも当時の私は、事業の魅力ばかり見ていました。時価総額はどうか。利益はどうか。競合と比べてどうか。そんな視点はほとんどありませんでした。---## ワークマンは完璧に見えたワークマンも印象に残っています。実際に店舗へ行きました。安い。丈夫。父も愛用していました。私自身スノーボードが趣味ですが、周りでも使っている人がいましたし、一般向けや女性向けの商品も話題になっていました。「これは伸びる」そう思いました。今振り返っても、会社を見る目はそこまで間違っていなかったと思います。実際、今でも良い会社だと思っています。ただ、良い会社と良い株は違う。当時の私はその違いを理解していませんでした。会社は素晴らしくても、株価には期待が織り込まれていることがあります。私が間違えたのは、会社ではなく買うタイミングだったと思っています。---## サイボウズは日本版Microsoftになると思ったサイボウズも印象に残っています。きっかけはたまたま仕事で東京に研修に行ったことでした。担当者のプレゼンを聞き、働き方改革やクラウド化の話に魅力を感じました。取引先でも導入事例を見ましたし、売上も伸びていました。私は本気で、「これ、日本版Microsoftみたいになるんじゃないか」と思っていました。今思うと期待し過ぎでした。実際、今でも良い会社だと思っています。ただ、良い会社だからといって、その時の株価が安いとは限りませんでした。---## ミューズ細胞に夢を見た三菱ケミカルも忘れられません。当時注目されていたのがミューズ細胞です。再生医療。未来の医療。難病治療。そんな言葉が並んでいました。正直、その頃の私は未来しか見ていませんでした。もし実用化されたら。もし成功したら。そんなことばかり考えていました。再生医療という言葉だけでワクワクしていた気がします。結果は思うように進みませんでしたし、株価も長い間低迷しました。今思えば、私は未来の可能性ばかり見ていました。一方で、事業として成立するのか。利益になるのか。時間軸はどうか。そういう視点はほとんどありませんでした。---## 失敗した銘柄には共通点があった今振り返ると、失敗した銘柄には共通点があります。話題になっていた。流行りに乗っていた。未来は明るそうだった。でも、同業他社と比較していませんでした。時価総額も見ていませんでした。財務も見ていませんでした。「すごそう」「伸びそう」「話題になっている」それだけで買っていました。今ならまず、「この会社は何で儲けているんだろう」から調べます。そして競合と比較し、時価総額を見て、財務も確認します。昔より慎重になりました。---## 投資初心者の頃の自分に言いたいこともし当時の自分に一つだけ伝えるなら、「株価だけ見て高い安いを判断するな」です。1000円だから安い。10000円だから高い。昔は本気でそう思っていました。今思うと全く意味がありません。そしてもう一つ。流行りの株を追いかけるな。YouTube。SNS。インフルエンサー。魅力的な話はたくさんあります。でも最後に責任を取るのは自分です。失敗した銘柄はたくさんあります。当時は本気で落ち込みましたし、買わなければよかったと思ったこともあります。でも今思うと、それらは全部授業料でした。もし失敗がなかったら、今でも株価だけ見て売買していたかもしれません。そう考えると高い授業料でしたが、無駄ではなかったと思っています。
2026.06.17
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投資の話になると、「結局S&P500でいい」「オルカンだけ買っておけばいい」という意見をよく見ます。私自身も、その考え方はかなり正しいと思っています。実際、私の資産の中でも投資信託は大きな割合を占めています。---低コストのインデックスファンドは本当に優秀だと思います。長期で積立を続けるだけで、多くの投資家より良い結果になる可能性があります。私も今から投資を始める人に相談されたら、まず投資信託を勧めると思います。---それでも私は個別株投資を続けています。なぜだろうと改めて考えてみました。---理由の一つは、少しでも市場平均を上回りたいと思っているからです。いわゆるアルファを狙いたい気持ちはあります。もちろん簡単ではありません。むしろ難しいと思っています。---それでも、「自分の分析が当たった」という経験をしてみたい気持ちはあります。せっかく企業分析をするなら、市場平均に勝ってみたい。そんな気持ちは今でもあります。---実際、投資を始めた頃に買ったオプテックスグループは、50万円ほど投資して70万円近くまで上がりました。当時は本当にうれしかったです。「自分の分析でも勝てるかもしれない」と思いました。今思えば完全にビギナーズラックだったのかもしれません(笑)---ただ、個別株を続けている理由はそれだけではありません。むしろ最近は、こちらの方が大きい気がしています。---企業分析そのものが面白いんです。業界地図を読んだり、決算説明資料を読んだり、競争優位性を考えたり。その会社がどうやって利益を出しているのかを調べるのが好きです。---投資を始める前は、コンビニもスーパーも飲食店も、ただ利用するだけでした。---でも今は違います。行列ができている店を見ると、「どこの会社がやっているんだろう」と思います。---新しい商品を見ると、「この会社は儲かっているのかな」と考えたりします。---投資を始めてから、世の中の見え方が少し変わりました。---企業分析を始めた頃は、売上高や営業利益を見ても正直よく分かりませんでした。でも簿記を勉強したり、決算資料を読んだりするうちに、「この会社、利益率高いな」「競合より強そうだな」と少しずつ見えるようになってきました。---本業のために投資を始めたわけではありません。でも結果的には仕事にも役立っている気がします。---もちろん、投資信託だけ買っていた方が資産が増えていた可能性もあります。正直、それは分かりません。---個別株を調べる時間を全部残業に使った方がお金は増えるかもしれません。でも、それを言ったら趣味なんて全部そうですよね。---ARMを調べたり、決算資料を読んだり、業界の将来を考えたり。そういう時間が私は結構好きなんだと思います。---ただ一つ思うのは、企業分析をしていなかったら、株を持ち続ける根拠は今より弱かったかもしれないということです。---コロナショック。金利上昇。戦争。景気後退懸念。いろいろな場面がありました。---そんな時、「この企業は大丈夫だろうか」と考えた経験が、長期保有につながっている気がします。---資産だけを考えれば、投資信託だけでも十分だったかもしれません。でも今ほど投資を続けられていたかは分かりません。---気になる会社を見つける。決算資料を読む。よく分からなくなる。他社も調べる。さらによく分からなくなる。でも面白い。---そんなことを繰り返しています。---もし今、「明日から投資信託しか買ってはいけません」と言われたらどうでしょう。きっと私はそのルールの中で最善を尽くすと思います。投資信託だけでも十分資産形成はできると思っています。---それでも個別株をやめることはないと思います。理由はシンプルです。楽しいからです。---私は投資を資産形成の手段として考えています。でも同時に趣味でもあります。---もし将来、子どもが投資を始めたいと言ったらどうするか。まずは投資信託を勧めると思います。でもその後は、「自分が好きな会社を1社買ってみたら?」と言うかもしれません。---お金を増やすためだけでなく、世の中の仕組みを知るためにも個別株は面白いと思っているからです。---日本だけでも面白い会社が本当にたくさんあります。こんな会社があるんだ。こんな商品を作っていたんだ。そんな発見が結構あります。---結局、投資信託だけでも十分だったかもしれません。でも私は個別株をやめないと思います。---お金を増やしたいのもあります。市場平均に勝ちたい気持ちもあります。---でもそれ以上に企業を見るのが好きだからです。今のところ、それが私の答えです。
2026.06.16
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私が投資を始めたのは24歳の時でした。2017年です。---当時は社会人2年目でした。今思うと投資より車に興味がありました。実際、その年にフォレスターを購入しています。車両価格は約370万円。ローンも約200万円ありました。---投資を始める人の話を聞くと、最初からしっかり資産形成を考えていた人もいます。でも私はそんな立派な感じではありませんでした。---証券会社に勤めた友人がいました。当時付き合っていた彼女は銀行員でした。大学時代は競馬も好きでした。そんな環境の中で、「投資って面白そうだな」と思うようになりました。---実家暮らしだったことも大きかったと思います。奨学金もありませんでした。地元企業で働きながら、少しずつ貯金ができていました。今振り返るとかなり恵まれた環境だったと思います。---ただ、その年に車を買ったこともあり、手元資金はそれほど多くありませんでした。最初に証券口座へ入れたのは49万円ほどだったと思います。楽天証券でした。そこから給料が入るたびに追加していきました。楽天証券の履歴を見ると、2017年末には投資額が93万円になっていました。---最初に買った銘柄はオプテックスグループです。当時は成長ストーリーに魅力を感じていました。正直、今ほど企業分析もできませんでした。---でも運良く上がりました。50万円くらい買った株が70万円近くになりました。---当時の私は思いました。---「投資って簡単かもしれない」---もちろんそんなことはありませんでした。---その後、スタートトゥデイ。ワークマン。サイボウズ。---話題になっていた成長株にも手を出しました。結果は高値掴みや損切りです。---三菱ケミカルは長い間含み損でした。気付けば5年以上保有していました。---最初の成功よりも、その後の失敗の方が学びは大きかった気がします。---それでも投資をやめませんでした。毎月5万円から10万円程度。コツコツ積立を続けました。---当時の手取りは20万円から25万円くらい。残業が多い月は30万円近くになることもありました。新人から5年目くらいまでは、本当によく働いたと思います。---今振り返ると、ARMでもありません。NVIDIAでもありません。---資産形成で一番大きかったのは、最初の数年間に積立を続けたことだと思っています。---実家暮らし。奨学金なし。残業。積立投資。---特別なことはしていません。むしろ地味なことばかりです。---あの頃の自分に一言だけ言えるなら、こう伝えたいです。---「投資信託を売るな」---相場が下がっても。ニュースが怖くても。SNSが騒いでも。---投資信託だけは持ち続けろ。---今ならそう言います。---2017年末に93万円だった投資資産は、気付けば約3000万円になりました。もちろん相場に助けられた部分もあります。運もありました。---それでも、あの時49万円を証券口座に入れたこと。そして積立を続けたこと。それが全ての始まりだったと思います。
2026.06.15
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高配当株の記事では自由について書きました。NISAの記事では30年後について書きました。そして今日はARMについてです。---正直に言うと、私のポートフォリオの中でARMは少し異質な存在です。伊藤忠商事やヒューリックのような高配当株とは違います。配当もほとんどありません。株価の値動きも大きいです。それでも私はARMを保有しています。---ARMを知ったきっかけは半導体業界を調べていた時でした。最初は、「CPUのIPを提供している会社」くらいの認識でした。でも調べれば調べるほど面白くなりました。---ARMを調べていて一番ワクワクしたのはAppleです。毎日使っているiPhone。MacBook。その中にARMの技術が入っている。「あれ、この会社すごいかもしれない」と思ったのを覚えています。---ARM自身は半導体を作っているわけではありません。設計の元になる技術を提供しています。そして世界中の企業がその技術を使っています。私が魅力を感じたのは、この仕組みでした。---さらにAIです。私はAI需要は今後も伸びると思っています。そしてAIが普及する世界では、省電力なコンピューティングが今以上に重要になると考えています。そこでARMの強みが活きるのではないかと思っています。---ARMの現在の時価総額は約58〜59兆円です。すでに世界的な巨大企業です。それでも私は、「ここで終わりではないかもしれない」と思っています。---NVIDIAやMicrosoft、Appleのような企業は400兆円、500兆円を超える規模になっています。もちろんARMがそうなる保証はありません。でも、AIやロボットが当たり前になる未来が来た時、その頭脳の一部を支える企業になれるかもしれない。そんなことを考えると面白いです。---実は私はARMをずっと持ち続けていたわけではありません。最初は60万円ほど保有していました。ただ途中で一部を売却しています。結果的にはその後大きく上昇しました。今振り返れば、そのまま持っていた方が良かったのかもしれません。でも当時の自分には未来は見えていませんでした。---その後も調べ続けました。やっぱり面白い。やっぱり可能性がある。そう思い、再び保有を続けています。---正直、10年後どうなっているかは分かりません。だからポートフォリオの中心にはしていません。現在の保有額も100万円程度です。資産全体から見れば一部です。---ただ、もし株価が半分になったとしても、今のところ売るつもりはありません。株価ではなく企業そのものに期待しているからです。---ARMについて考える時、よくソフトバンクの孫正義さんの話を思い出します。孫さんの話を全部信じているわけではありません。ただ、「AIが爆発的に普及する未来」を本気で信じて大きな投資をしている人がいる。その中心にARMを置いている。そこは素直に面白いと思っています。---孫さんは以前から、AI革命。ロボット。人類の進化。そんな大きな話をしています。正直、最初は少し大げさだなと思っていました。でもここ数年のAIの進化を見ていると、「本当にそういう未来が来るかもしれない」と思うことがあります。そして、その未来の中でARMが重要な役割を果たすと孫さんは考えているようです。私もそこに少し期待しています。---高配当株は自由のために持っています。NISAの日本株は30年後のために持っています。そしてARMは夢のために持っています。---投資に正解はありません。10年後に振り返れば、もっと買っておけば良かったと思うかもしれません。逆に期待しすぎだったと思うかもしれません。---それでも今の私にとってARMは、保有銘柄の中で一番未来を想像させてくれる企業です。だから私はARMを持っています。確信があるからではありません。未来に少し期待しているからです。
2026.06.15
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投資を始めた頃の私は、「どの銘柄が一番上がるんだろう」ということばかり考えていました。もちろん今でもリターンは大事です。でも最近は少し考え方が変わりました。今考えているのは、「どんな未来が来ても退場しないこと」です。---現在の資産は約3,000万円です。投資信託、日本株、米国株、債券、ビットコインなどに分散しています。正直、今の配分が正解かは分かりません。もっと米国株に寄せた方が良かったかもしれません。逆にもっと守りを増やした方がいい時期が来るかもしれません。それでも今の自分が納得できる形として、このポートフォリオになっています。---まず資産の中心は投資信託です。なんだかんだ、低コストのインデックスファンドは強いと思っています。これだけで多くの投資家より良い結果になる可能性も高いと思っています。個別株は好きです。企業分析も好きです。でも、自分が常に市場平均に勝てるとは思っていません。だからまずは投資信託で土台を作る。その上で個別株を楽しむ。そんな位置付けにしています。---一方で、個別株も保有しています。企業分析が好きだからです。業界地図を読んだり、決算説明資料を読んだり、競争優位性を考えたり。そういう時間が楽しいと思っています。---米国株ではARMやNVIDIA、AMDなどを保有しています。AIは今後も伸びる可能性が高いと思っています。世界中から資金が集まるテーマだとも考えています。もちろんリスクもあります。それでも自分のリスク許容度の範囲内で、少しは攻めたいと思っています。---正直に言うと、今振り返ればもっと買っておけば良かったと思うこともあります。でもそれは上がった後だから言えることです。当時の自分が本当にその金額を握れたかと言われると、たぶん難しかったと思います。投資は結果論で語れてしまうので難しいですね。---一方で、日本株も保有しています。伊藤忠商事。リコーリース。ヒューリック。ブリヂストン。そんな企業です。配当をもらいながら長期保有できそうな企業を中心にしています。NISAではこうした企業を少しずつ積み上げています。---債券も保有しています。利回りのある保険商品を活用しており、主な目的は子どもの学費です。基本的には触らないお金として考えています。リターンよりも安心感を重視しています。---ビットコインも少しだけ保有しています。将来的には金に近い存在になる可能性があると思っています。もちろん外れるかもしれません。それでも、もし自分の予想が当たった時に全く持っていないのはもったいないと思い、保有しています。---コロナショックの時、私は投資信託を売ってしまった経験があります。あの経験から学んだのは、暴落よりも退場することの方が怖いということでした。だから今は、暴落が来ても持ち続けられることを重視しています。---もし資産が半分になったらどうするか。もちろん実際にそうなれば不安になると思います。でも少なくとも投資信託は売らないと思います。債券もあります。現金もあります。日本株の配当もあります。ビットコインもあります。完璧ではありませんが、どこか一つがダメになっても生き残れる形を意識しています。---私にとって良いポートフォリオとは、一番儲かるポートフォリオではありません。短期間で資産を何倍にもするポートフォリオでもありません。---どんな未来が来ても、ある程度対応できること。短期で売ったり買ったりしなくても続けられること。そしてインデックス投資以上のリターンを少しだけ狙えること。それが今の私が目指しているポートフォリオです。---10年後に振り返れば、もっと攻めれば良かったと思うかもしれません。逆に守っていて良かったと思うかもしれません。それでも、自分が納得して続けられることが一番大切だと思っています。
2026.06.13
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私のNISA成長投資枠は、ほとんどが日本株です。理由はシンプルで、「30年売らなくていいと思える企業を持ちたいから」です。---NISAの話になると、「S&P500一択」「オルカン一択」という意見をよく見ます。実際、私も積立投資枠では投資信託を活用しています。それでも成長投資枠は日本株が中心です。---まず一つ目の理由は、自分で分析したいからです。企業分析が好きなんです。業界地図を読んだり、決算説明資料を読んだり、「この会社は10年後どうなっているんだろう」と考えるのが面白いと思っています。投資信託も好きですが、自分で選んだ企業を長く持つ楽しさもあります。---私がNISAで選ぶ企業は、- 10年後も稼いでいそう- 財務がしっかりしている- 配当や増配が期待できる- シェアやブランド力があるそんな企業が中心です。例えば伊藤忠商事。私は2019年から保有しています。商社という事業が簡単になくなるとは思えませんし、配当も期待できます。だから長期保有しやすいと考えています。---逆にNISAであまり持ちたくないのは、流行りのテーマ株です。もちろん魅力はあります。実際に私はARMやNVIDIAも保有しています。将来性もあると思っています。---ただ、NISAでは保有していません。理由は、将来のバリュエーションを予想する自信がないからです。AIブームがさらに続くかもしれません。株価も大きく伸びるかもしれません。一方で、加熱し過ぎた後に実力以上に売られる時期が来るかもしれません。私はその判断が上手くできる自信がありません。だから成長株は特定口座。NISAは長く持ち続けられる企業。そんな役割分担にしています。---また、配当も大きな理由です。NISAでは配当金も非課税です。長期間保有できれば、株価の成長だけでなく配当も積み上がっていきます。私は将来的に配当収入も増やしたいと思っています。---理想を言えば、NISAの1200万円枠が何十年後かに大きく成長して、株価も配当も3倍、4倍になっている状態です。もちろん未来は分かりません。でも、その可能性がある企業を選びたいと思っています。---そのためにも、一つの業種に偏らないようにしています。商社。リース。不動産。製造業。できるだけセクターを分散することも意識しています。---もし将来お金が必要になったらどうするか。その時はまずNISA以外の資産を使うと思います。特定口座の株かもしれません。債券かもしれません。できればNISAには長く手を付けたくありません。---なぜそこまで長期で考えるのか。将来の選択肢を増やしたいからです。転職に挑戦するかもしれません。子どもとの時間を増やしたいと思うかもしれません。働き方を変えたいと思うかもしれません。そんな時に経済的な余裕があれば、選べる道も増えると思っています。---だからNISAは短期売買の場所ではなく、長期で資産を育てる場所にしています。---昔の私は、「一番上がりそうな株はどれだろう」と考えていました。今は少し変わりました。「30年後も持ち続けたいと思える会社はどこだろう」と考えることが増えました。---NISA成長投資枠で一番大事だと思っていることがあります。それは、30年売らないことです。だから私は、一番伸びそうな銘柄ではなく、一番長く持ち続けられそうな企業を選んでいます。
2026.06.12
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私は投資信託も持っていますし、ARMやNVIDIAのような成長株も持っています。それでも、高配当株が好きです。今日はその理由を書いてみようと思います。---振り返ると、高配当株に興味を持ったきっかけは大学時代だった気がします。テレビで桐谷さんを見た記憶があります。配当や株主優待で生活している姿を見て、「そんな世界があるのか」と思いました。当時はまだ投資もしていませんでしたが、なぜか印象に残っています。---実際に投資を始めてからも、高配当株には惹かれました。理由はシンプルです。不労所得に憧れがあったからです。働いていない時にもお金が入ってくる。当時の自分にはかなり魅力的に見えました。---ただ、今は少し考え方が変わっています。もちろん配当金は嬉しいです。でも、高配当株の一番好きなところは配当金そのものではないかもしれません。---私は過去にコロナショックで投資信託を売ってしまった経験があります。その経験から、暴落時に持ち続けられることの大切さを学びました。高配当株は株価が下がることもあります。でも配当が入ってくることで、「慌てて売らなくてもいいかな」と思えることがあります。私にとっては精神的な支えになっています。---現在保有している日本株も、高配当株が中心です。伊藤忠商事。リコーリース。ヒューリック。ブリヂストン。オリックス。もちろん将来どうなるかは分かりません。それでも、長く持ちたいと思える企業を少しずつ増やしています。---もちろん高配当株にも弱点があります。減配のリスクがあります。配当にお金を使い過ぎてしまうと、将来の成長に使うお金が減るかもしれません。だから私は配当利回りだけで選ばないようにしています。企業の成長性や財務も見るようにしています。---また、高配当株だけに投資しているわけでもありません。ARMやNVIDIAのような成長株も保有しています。投資信託も続けています。高配当株だけではなく、成長株や投資信託も組み合わせることで分散を意識しています。いわゆるコア・サテライト戦略に近い考え方かもしれません。---では、なぜそこまで高配当株が好きなのでしょうか。それは自由につながる気がするからです。---私は仕事が嫌いなわけではありません。働くことで成長できることもあります。社会とのつながりも大切だと思っています。だから完全に働かなくなりたいわけではありません。---ただ、「この会社を辞めたら生活できない」という状態からは少しずつ抜け出したいと思っています。配当金が増えれば、転職に挑戦する勇気が出るかもしれません。新しいことに挑戦しやすくなるかもしれません。子どもとの時間も増やせるかもしれません。---今の目標は、40歳までに選択肢を増やすことです。完全なFIREを目指しているわけではありません。働きたい時は働く。休みたい時は休む。家族との時間も大切にする。そんな働き方に少しでも近づきたいと思っています。---高配当株が好きなのは、配当金が欲しいからだけではありません。人生の選択肢を増やしたいからです。そのために今日も少しずつ積み上げています。
2026.06.11
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投資を始めて数年経った頃。もっと企業のことを理解したいと思うようになりました。そこで挑戦したのが簿記2級です。---簿記を勉強しようと思った理由は2つありました。1つは投資のため。もう1つは20代のうちに勉強習慣を身につけたかったからです。当時は、「簿記2級を持っていたらすごいな」くらいの認識でした。なんとなく社会人なら知っておいた方がいい知識だとも思っていました。---実際に勉強を始めると大変でした。テキストがなかなか進みません。特に工業簿記は興味を持つのが難しかったです。それでも少しずつ勉強を続けました。---結果として、29歳の時に合格しました。通算では4か月弱。本気で勉強したのは2か月くらいだったと思います。しかも最初から2級に挑戦しました。合格した時は素直に嬉しかったです。かなり自信にもなりました。---簿記2級を取ったからといって、急に投資が上手くなったわけではありません。でも企業を見る解像度は少し上がりました。---一番変わったのは、会社の決算資料を見る時です。私の勤務先は非上場企業ですが、決算に関する資料は毎年共有されます。以前は正直、数字がたくさん並んでいるなくらいの感覚でした。でも簿記を勉強してからは、「この利益はどこから出ているんだろう」「純資産は増えているのかな」と少し気になるようになりました。---また、投資先の企業を見る時も変わりました。昔は売上や株価ばかり見ていました。今は営業利益や経常利益も気になります。利益がどこで生まれているのか。会社にどれくらい資産が残っているのか。そんなことを考えながら決算資料を見るようになりました。---個人的に面白かったのは、PL(損益計算書)とBS(貸借対照表)がつながった瞬間です。利益が出る。その利益が積み上がる。純資産が増える。言葉で聞くと当たり前なんですが、簿記を勉強するまではあまり実感がありませんでした。そこがつながった時は、「なるほど」と思いました。---また、簿記を勉強して面白かったことの一つが銀行です。昔は銀行の決算書なんて全く見る気になりませんでした。でも簿記を勉強してから、「銀行はお金を商品として扱う会社なんだな」と少し見えるようになりました。例えば、私たちが預けている預金も銀行のBSでは負債として載っています。勉強する前は、「預金なのに負債?」と思いました。でも銀行から見ると、預かったお金を将来返す義務があるので負債になります。そんな当たり前のことでも、実際に決算書の数字と結びつくと面白いです。今でも全部理解できているわけではありません。それでも、以前なら1分で閉じていた銀行の決算資料を眺めるようになりました。---簿記2級を取ったから儲かるようになったかと言われると、正直分かりません。ただ、企業分析の面白さは30点くらいから70点くらいになった気がします。---投資家に簿記は必要かと言われると、人によると思います。インデックス投資だけなら必要ないかもしれません。それぞれの投資スタイルがあります。でも、企業分析をしながら投資したいならおすすめです。決算書を理解する一番の近道だと思うからです。---もし簿記2級を取っていなかったら、今の投資スタイルにはなっていなかったと思います。今よりもっと「なんとなく」で投資していたかもしれません。---将来、自分の子どもが投資を始めたいと言ったら。私は簿記を勧めると思います。簿記2級まで必要かは分かりません。でも企業やお金の流れを知ることは、きっと無駄にならないと思うからです。
2026.06.09
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投資を始めて数年が経った頃。私はコロナショックを経験しました。当時27歳くらい。資産は300万円ほどだったと思います。今振り返ると大した金額ではないかもしれませんが、当時の自分にとっては大切なお金でした。---保有していたのは楽天VTIだったと思います。今ほど投資信託やインデックス投資が一般的ではなかった頃です。コツコツ積み立てて、少しずつ利益も出ていました。そんな時にコロナショックが起きました。---株価はどんどん下がっていきました。体感では30%近く下がったと思います。今思えば世界中がパニックでした。毎日ニュースを見て、感染者数を見て、株価を見ていました。---当時一番怖かったのは、資産が減ることではありませんでした。利益がなくなることです。せっかく積み上がった含み益が消えていく。それが嫌でした。そして、「このまま戻らなかったらどうしよう」とも思っていました。---結果として、保有していた投資信託の半分弱を売却しました。正直、売った瞬間は少し安心しました。これ以上下がらないかもしれない。そんな気持ちだったと思います。---ただ、その安心感は長く続きませんでした。相場は少しずつ戻り始めました。結局私は、売った金額と同じくらいを買い戻しました。今思うと、かなり慌てていたんだなと思います。---もちろん当時の自分を責めるつもりはありません。初めて経験する大きな暴落でした。誰だって不安になります。むしろ、その経験があったから今の考え方につながっていると思います。---あの経験から学んだことがあります。それは、暴落時に一番大切なのは、暴落前の準備だということです。今は、暴落が来ても売らずに耐えられるポートフォリオを意識しています。個別株、高配当株、投資信託。自分が納得して持てるものを選ぶようになりました。---そして、当時の自分に言いたいことは2つです。① 積立を止めるな② 資産額を見るなです。---暴落時はどうしても資産額が気になります。私も毎日見ていました。でも見るたびに不安になるだけでした。積立を続けること。企業や資産そのものを見ること。それができれば、もっと落ち着いて行動できたと思います。---実際、この経験以降に来た暴落では一度も売っていません。もちろん不安にならなかったわけではありません。それでも、「また同じことを繰り返したくない」という気持ちの方が強かったと思います。コロナショックは資産を増やしてくれたわけではありませんが、投資との向き合い方を変えてくれました。---今後また大きな暴落は来ると思います。その時に同じ行動を取らないためにも、この経験を忘れないようにしたいです。
2026.06.08
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投資を始めてから、それなりに長い時間が経ちました。うまくいった投資もあれば、失敗した投資もあります。そんな中で、もし2019年の自分に一言だけ言えるなら、「もっと買っておけ」と言うと思います。もちろん結果論なんですが(笑)。---当時、私が買ったのは伊藤忠商事でした。きっかけはYouTubeだったと思います。今ほど投資系YouTubeが多くなかった頃です。色々調べていく中で興味を持ちました。ちなみに、バフェットが日本の商社株を買う前です。---当時魅力に感じていたのは、- 割安に見えたこと- 利益率が高かったこと- 配当が魅力的だったことです。また、商社の中でも非資源分野が強く、比較的安定している印象がありました。今振り返ると分析が完璧だったとは思いません。それでも、自分なりに調べて納得して買った銘柄でした。---もちろん順調だったわけではありません。コロナショックもありました。株価は大きく下がりました。その後はグロース株ブーム。周りではハイテク株や成長株の話題が多く、商社株はどちらかというと地味な存在だった気がします。それでも売りませんでした。---なぜか。今思うと、株価より会社を見ていたからだと思います。事業の幅広さ。財務の強さ。配当。優秀な人材が集まる仕組み。そういう部分を見ていると、「この会社は簡単にはなくならないだろうな」と思えました。---今でも伊藤忠は好きな企業です。もし今持っていなかったとしても、おそらく買うと思います。時々、「そんなに上がったのに今から買うの?」と思われるかもしれません。でも私は、自分がいくらで買ったかはあまり重要ではないと思っています。2019年に買ったから持つ。昔は安かったから買えた。そういう話ではなく、今見ても魅力があると思うなら買う。逆に魅力を感じないなら買わない。できているかは別として、そう考えるようになりました。---結果的に株価も配当も大きく成長しました。もちろん嬉しいです。ただ、この投資で得たものは含み益以上に、「企業を見る大切さ」だった気がしています。---## 今回の投資で学んだこと伊藤忠への投資を振り返ると、今の自分は大体こんな流れで考えています。① その会社は何をしているのか↓② 競争優位性はあるのか↓③ 財務や配当は健全か↓④ 今後も成長できそうか↓⑤ 今の株価は割高か割安か↓⑥ 納得できたら長く持つ---もちろん毎回うまくいくわけではありません。それでも昔のように株価だけで売買していた頃よりは、自信を持って投資できるようになった気がします。---最後に。2019年の自分に一言だけ言えるなら、やっぱり「もっと買っておけ」です(笑)。もちろん未来が見えていたわけではありません。でも、それくらい良い企業だと思えたこと。そして長く保有できたこと。その経験は、株価より企業を見ることの大切さを教えてくれました。
2026.06.08
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前回の記事では、株価ばかり見ていた私が企業分析に興味を持つようになった話を書きました。今回は、普段どんなことを考えながら企業を見ているのかを書いてみようと思います。とは言っても、難しい分析をしているわけではありません。応用情報、簿記2級、FP2級は持っていますが、証券アナリストでも何でもない普通の会社員です。そんな一個人投資家が普段見ているポイントだと思って読んでもらえれば嬉しいです。---## まず、その会社は何をやっているのか当たり前ですが、まずはここです。その会社は何を売っていて、どうやって儲けているのか。投資を始めた頃は、名前を知っている会社や、なんとなく成長しそうな会社を買っていたこともありました。でも今は、事業内容を理解できない会社にはなかなか投資できません。自分が理解できないものを何年も持ち続ける自信がないからです。---## 時価総額はいくらなのか昔は株価ばかり見ていました。1000円なら安そう、10000円なら高そう。5000円の株価が数週間後に4500円に下がれば、安そう、5500円になってしまえば高そうとか。今思うとかなり雑でした。最近は株価より時価総額を見ることが増えました。会社全体がどのくらいの価値として評価されているのか。また、同業他社と比べて高いのか安いのか。そんなことを考えています。最近は、「もし自分がヘッジファンドだったら?」「もし大企業の経営者だったら?」という目線で見ることもあります。この会社を買収したいと思うだろうか。そんなことを考えると結構面白いです。もちろん実際に買えるわけではないんですが(笑)。---## 売上は伸びているのか利益も見ますが、まず売上を見ることが多いです。理由はシンプルで、利益は投資や景気によって一時的に減ることがあるからです。でも売上が伸びているということは、その商品やサービスを利用する人が増えているということでもあります。もちろん売上だけでは判断できません。それでもまずは売上の推移を見て、「この会社は成長しているのかな」と考えることが多いです。---## 財務や配当は大丈夫そうか私は将来的に配当収入も欲しいと思っています。そのため配当も見ています。ただ、高配当だから良いとは思っていません。それよりも、「10年後も配当を出せそうか」の方が気になります。財務が健全か。無理な借金をしていないか。利益や配当は安定しているか。そんなところを確認しています。---## この会社の強みは何だろう企業分析で一番好きな部分です。なぜこの会社は利益を出せるのか。なぜライバルに負けないのか。例えばブリヂストン。タイヤは簡単に作れそうに見えますが、実際は技術やブランド、販売網など参入障壁も高いと思います。また、BtoB企業でもニッチな分野で高いシェアを持つ会社があります。そういう会社を見つけると、「これは面白いな」と思います。---## この業界に未来はあるのか会社だけでなく業界も見ています。内需なのか外需なのか。景気に左右されやすいのか。地政学リスクはあるのか。これから市場は大きくなるのか。もちろん未来は分かりません。それでも、「このテーマは将来伸びるかもしれない」と感じる瞬間があります。その瞬間が結構好きです。---## 企業分析で一番面白い瞬間企業分析をしていて面白いのは、点と点がつながる瞬間です。売上の推移。利益率。財務。時価総額。競争優位性。それらを見ていると、「なるほど、この会社が成長したのはこういう理由か」と少し見えてくることがあります。もちろん外れることもたくさんあります。それでも、自分なりに仮説を立てて調べていく過程は面白いです。---2019年と2020年に伊藤忠商事を買いました。当時は今ほど商社株が話題になっていたわけではありません。それでも事業の幅広さや財務、配当の成長などを見て保有を続けています。また、簿記2級の勉強をしてからは決算書を見る抵抗もかなり減りました。正直、今でも企業分析が得意だとは思っていません。もちろん今でも分からないことだらけです。それでも調べれば調べるほど新しい発見があります。昔よりは、株価ではなく会社そのものを見るようになったと思います。このnoteでも、そんな視点で企業分析を続けていこうと思います。
2026.06.08
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今では企業分析や決算資料を見るのが結構好きです。でも投資を始めた頃は全然そんなことありませんでした。むしろ、「なんか上がりそう」「少し前より下がっているから割安そう」そんな感じでした。---投資を始めたのは社会人2年目の2017年です。本当は大学生の頃から興味はありました。ただ、お金がありませんでした。社会人になって車をローンで買い、その後手元に残ったお金で投資を始めました。今思うと順番は逆だったかもしれません(笑)。---投資を始めたきっかけはいくつかあります。証券会社に就職した友人との会話。そして当時付き合っていた銀行員の彼女から、「NISA口座作った?」と言われたことです。気付いたら口座を作り、投資を始めていました。あの時友人や彼女がいなかったら、投資を始めるのはもっと後だったかもしれません。---最初に買った銘柄は、- オプテックスグループ- 三菱ケミカル- スタートトゥデイ(現ZOZO)などだったと思います。友人に勧められたり、成長ストーリーに惹かれたりして買っていました。ただ、正直なところ企業分析なんてほとんどしていませんでした。「前より株価が下がっているから安そう」そんな理由で買っていた銘柄もあったと思います。---最初は運良く利益が出ました。いわゆるビギナーズラックです。その頃は、「投資って意外と簡単じゃない?」と思っていました。もちろん、そんなことはありませんでした。---その後は失敗もたくさん経験しました。業績が悪化した会社を持ち続けて塩漬け。流行りの銘柄に飛びついて、そのまま人気がなくなり下落。暴落時には投資信託を売ってしまったこともあります。今振り返ると、株価ばかり見ていたんだと思います。なぜその会社を持っているのか、自分でも説明できませんでした。---実は大学時代、競馬が趣味でした。だから投資を始めた頃は、「上がるか下がるかを予想するゲーム」のように考えていた部分もありました。でも続けているうちに、投資は少し違うことに気付きました。---企業にはそれぞれ強みがあります。なぜ利益を出せるのか。なぜ成長できるのか。なぜライバルに負けないのか。決算説明資料や財務諸表を読むと、そのヒントが少しずつ見えてきます。最初は難しく感じましたが、分かることが増えると面白くなってきました。気付けば、株価を見るより企業を見る方が好きになっていました。---今でも企業分析は勉強中です。それでも昔と比べると、売買の回数はかなり減りました。株価が下がっただけでは慌てなくなりました。企業のことを理解できていると、以前より落ち着いて保有できるようになった気がします。---このブログでは、企業分析を中心に学んだことを記録していきます。また、- 攻めと守りのバランス- 長期投資の考え方- 暴落との向き合い方なども、自分の経験をもとに書いていければと思っています。昔の自分のように、「なんとなく株を買っている」そんな方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
2026.06.08
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はじめまして。地方でITエンジニアをやっています。このブログでは企業分析や投資について、自分が学んだことを記録していこうと思います。ブログを始めた理由は単純で、せっかく調べても結構忘れてしまうからです。本を読んだり、企業を調べたり、決算を見たりしても、しばらくすると「あれ、この会社って何が強みだったっけ?」となることがよくあります。だったら記録として残してみようと思いました。⸻投資を始めたのは2017年です。最初は企業分析なんてほとんどしていませんでした。名前を知っている会社だったり、配当利回りだったり、そんな感じで見ていたと思います。でも続けるうちに、「結局どんな会社なのか分からないと持ち続けられないな」と思うようになりました。そこから少しずつ企業分析や財務の勉強をするようになりました。⸻振り返ると、投資だけじゃなくて仕事もそうでした。応用情報も簿記2級もFP2級も、一気に身についたわけじゃありません。少しずつ勉強して、気付いたら取れていた感じです。子育ても家づくりもたぶん同じなんだろうなと思っています。⸻このnoteでは主に* 東証プライム企業の分析* 投資本の学び* 資産形成の話* 子育て世帯のお金の話などを書いていく予定です。企業分析が中心になると思いますが、自分の勉強記録みたいな感じで続けていければと思っています。⸻大きな目標があるわけではありません。ただ、毎日少しずつでも積み上げていけば、将来の選択肢は増えると思っています。知識も、経験も、お金も。そんな考え方でやっているので、このブログのテーマは「少しずつ積み上げる、自由な未来のために。」です。同じようにコツコツやっている方の参考になれば嬉しいです。よろしくお願いします。
2026.06.08
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