Das Zimmer der Pooh

Das Zimmer der Pooh

7/31 2005 @シンガポール


 とりあえず時間があまりないので、空港から東西線に乗って、ラッフルズ・プレイスへ向かうことになった。切符はカードでのデポジット方式で、お金をチャージし、SUICAみたいにタッチをすると改札口の扉が開く様になっていた。カードを戻すと1$返還される。この点は日本より環境資源対策として進んでいるなぁと思った。日本もデポジット制を普及させるべきだと思った。
 シンガポールのエスカレーターは日本よりもスピードが速く、右側通行で驚いた。車窓からは赤い屋根の家が建ち並び、プールがたくさんあった。そして空が高いと感じた。何故か車内で、乗り換えの時に現地人と間違えられて何かを聞かれた。恐らく広東語か北京語で、何を言っているかさっぱり判らなかったが、なんとなく乗り換えのことを聞かれたのだろうと思う。一応自分が日本人でここは初めてなので分からないということを英語で伝えたが、果たしてわかってもらえたのだろうか?
 ラッフルズ・プレイスからマーライオン・パークへの行き方が判らず、オロオロしていると、心優しい現地の女性が親切に案内してくれた。とても嬉しかった。駅から外に出ると、むぁ~っとした空気が感じられ、とても暑く、汗がだらだら出てきた。(後になって、この格好でこれからフランクフルトに行くつもりだったので、ここでこんなに汗をかいてしまい、シマッタ!!と思った。汗でベトベトしたまま次の日の夜までシャワーを浴びる機会がなかったのだ。)よく考えれば、ここから赤道は目と鼻の先なのだ。
 マーライオン・パークへは川沿いを歩いていくのだが、そこまでの夜景はとても綺麗であった。至る所の建物はライトアップされていた。日立タワーもあった。何となく歩いていくと、橋の近くにライトアップされたでっかいマーライオンを発見した。小マーライオンと大マーライオンが背中を向けあい、両方の口から水が吐き出されていた。大マーライオンから吐き出される水の勢いは、その水飛沫がその前(海側)にある広場にいるとかかってくるほどすごかった。
シンガポールの夕焼けマーライオン(大)
 その後、マーライオン・パークにある屋台で絵はがきを数枚買った。その時、玩具の扇風機を勧められた。(日本でも売っているアレである)でも、その扇風機にあたっても生ぬるい風しかこない。店員にこの事を気づかせてあげたかった。(気づいているのか?)そして店員に別れを告げ(?)、夜景を楽しみつつ空港に戻った。シンガポールは綺麗で良い町だったので、また是非行きたいと思った!
 空港で次に乗る便とゲートを調べてみた。その時間帯のフランクフルト行きが、ない!!これには焦った。よくよく見ると、我々が乗る便はなんと、New York(JFK)行きであった。とても驚き、カウンターで問い合わせてみたところ、シンガポール→フランクフルト→ニューヨークであった。よく考えれば普通のことだが、我々はその時とても焦っていたため、てっきり、シンガポール→ニューヨーク→フランクフルトと思い、一体一日何ヶ国行くねんッ!!というツッコミをしていた。(恥)その前に、日本→タイ→シンガポール事件があったので、なお焦ってしまったのである。真実を知ったので、一安心をし、免税店やカフェで買い物をしてシンガポール出発までの時間を潰した。パッションフルーツジュースが美味しかった。
 飛行機に乗ろうと手荷物検査を受けたら、なんと「眉毛切り用ハサミ」が引っかかったのでビックリした。前の時は何にも言われなかったので気づかなかった。さすがNY行きなだけあって、厳しい。NYには行かないので、捨てられることはなく別荘品扱いをうけた。別に捨ててくれて構わなかったのだが。(これが後に面倒なことを引き起こすことになる。)
 飛行機に乗ると、予備校が同じだった人がいてビックリした。世間(世界)は狭いと感じた第1弾の出来事であった。一体この一日で何回驚かされたのだろう。驚かされすぎて、これからの1ヶ月がとても心配になってしまった。(実際はこの旅行期間内でここまで驚かされた日はなかったのだが。)
 友人曰く、飛行機から見えるシンガポールの夜景はとても綺麗だったらしい。私は疲れていたのか、席に座ったらすぐに寝てしまった。でも通路側だったので、食事ですぐ起こされてしまった。なんて眠りを邪魔される席なのだろうと思った。まぁ、食事に出たチョコレートケーキ(ティラミスだったかも)がとても美味しかったので良しとしよう。(ってか、こんなものまで出るのか?!すごいぞ!シンガポール航空!)

コメントがあればBBSまで宜しくお願いします。

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