ヨカッタ探し

ヨカッタ探し

December 11, 2005
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カテゴリ: 読書ろぐ
相方宅へ行った帰り、ちょっとした失敗に気付きました。

それはなんと既読の3巻!!
どうりで「これ貸してね」と言ったときの相方が、訝しげに
「あれ?まだ読んでなかったっけ?」と聞いたわけだ…。
新刊は青っぽい、と漠然とイメージしてたので、同系色の3巻と
間違えてしまったものと思われまする…。
正面から見ると、巻数がわかりづらいのよっ!(八つ当たり)

しょうがないので、乗換駅構内の本屋さんで文庫を物色。

というわけで、買いました。↓

畠中恵『ぬしさまへ』

『しゃばけ』に続く、
”病弱若だんなと愉快な妖怪達シリーズ(笑)”第2弾!
待望の文庫化です。
第1作を読んで面白さにはまり、図書館に行って、
本作と第3作『ねこのばば』の単行本を借りてきました。
まだ最新作『おまけのこ』は未読。読みたいっ!

『しゃばけ』は長編でしたが、こちらは短編集。
おかげで、若だんなを取り巻く妖(あやかし)の過去や、
ちょいと複雑な家族の心情まで、いろんな角度からの話が
あって、しゃばけワールドにますますはまってしまいます。

若だんなが鮮やかな推理で解決する!というわけで、
捕物帖の体裁をとってはいるんだけど…。
なにしろ、この若だんな、わけあって非常に病弱です。
捕物帖の主人公で病弱が特徴と言うのも珍しい。
それもそのはず。

大きな生き難さだったんだな、というのが、物語からもわかります。
で、その若だんなの手足となって働くのが、
これまたわけあって、若だんなの傍にいる「妖怪」達。

1作目は、若だんなの「なぜ」をめぐる事件、とも言えたかも。
なぜ病弱なのか?
なぜこれほど甘やかされるのか?
なぜ妖怪が見えるのか、傍に居るのか?
それに応える意味を持つ事件でした。
だから、捕物帖としての本領はむしろ、2作目以降から
発揮されているのかもしれません。
本作も、若だんなと彼を取り巻く人々(半分は妖怪)の活躍が冴え、
既読でも尚面白く、帰りの電車が短く感じられました。
わたしは、畠中さんのこのシリーズしか読んだことがないのですが、
『しゃばけ』にはまった人たちは、他の作品も褒めていますね。
機会を見つけて、読んでみたいな。





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最終更新日  December 12, 2005 02:19:48 AM
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