通級入級叶わず(ToT)
先日体験入級していた通級学級。
先週役員の仕事で学校に行った時
校長から
『就学審査委員会の決定が先日出たのですが
通級を申し込む時に
親御さんのお気持ちを聞いておかなければならなかったのです。
それをお聞きしていなかったので
お時間がとれるときにお話いただけますでしょうか？』
と言われていたのです。
その時は
『どういう決定がされたのか就学委員会から
話をすることになっていますので
学校からはお話できません』
ということでした。
それを聞いたとき
『え？もし通級がダメだったら
今更希望動機なんか聞かなくてもいいんだから
入級できるってことかな？』
と勝手に喜んでました。
でも決め付けるとダメだった時に悲しいから
あまり期待せずに過ごしてました。
昨日の夕方、突然教頭から電話があって
『突然で申し訳ないんですが明日
先日お願いしたお話をお聞きしたいのですが
お時間ありますか？』
といわれたので
今日の朝から学校に行ってきました。
就学委員会からは何の連絡も来ていなかったので
この話をしてから連絡がくるのかなぁ．．．
なぁんて思いながら学校に行きました。
校長、教頭が二人で待っていました。
『まず最初に通級学級に体験入級されて
どういう風に思われたかをお話いただけますか？』
と聞かれました。
私は通級学級に行ってどれだけいいことがあったか
２０分近く費やして話をしました。
通級に行くようになって勉強への意欲が増した事
担任の先生への気持ちが変わってきた事（いい方向へ）
勉強だけではなく生活面でも意欲的になった。
etc．．．．
とにかく自分の気持ちを全て言いました。
その後
『入学前の話し合い、その後夏休みに行った話し合い
行ってきたわけですが
これまで普通学級で過ごされてきて
どのようにお感じになってますか？』
と聞かれたのです。
私は
『入学前はもちろんどういう風になるのか分からなかったので
不安もありましたが
入学してこれまで
行動面で担任に迷惑をかけたりすることも
あまりなかったし
成長もずいぶん見られるので安心しています。
ただ、勉強面では難しい面もあるので
そこを通級で補ってあげられれば．．．
と思っています。
もともと集団のなかでのルールなどを
身に付けさせたい
お友達を作って欲しい
と言う思いが強くて普通学級にいれたのですが
集団の中でのルールも思った以上に身に着いてきましたし
お友達という面でも沢山のお友達が出来て
帰宅後に一緒に遊んだりするお友達も何人もいるので
本当によかったと思っています。』
と言いました。
なんか、ちょっと雲行きが怪しいぞ．．．と思ったら、校長が
『実は就学委員会の決定を
学校のほうから伝えるようにとのことでしたので
今日お伝えしたいと思います。
４０名ほどの就学判定委員が話し合いをして出た結果は
入級には適さないとのことでした。
通級学級は情緒障害学級なので
知的に問題があまりないお子さんのための学級なのです。
さやかちゃんの場合は
週１回の通級指導では改善が見られないということや
通級と親学級でのギャップで
さやかちゃんがダメになるかもしれないという判断
そういうものもありまして
通級には適さないと言う判定が今回は出ました。
先ほどの体験入級の感想などをお聞きした時に
大変期待しておられたようなので
お母様としてはショックだと思いますが
今回はこういう結果になりました。』
(ToT)(ToT)(ToT) ガーーーーーーーン (ToT)(ToT)(ToT)
そんなぁ～．．．．．．．．．．
心の中で叫んでました。
でも顔はあくまで平静を装う私。
『そうですか、わかりました』
と言うのが精一杯。
４０人のうち、さやかと実際に関わった人が何人いたの？
ギャップに耐えられないなんて誰が決めたの？
書類上のさやかしか知らない人達から
勝手に判定されるなんて
どうしても納得いかない。
知的な面って去年の知能検査の結果で
そういわれたのだとしたら
ずいぶんと１年で変わっているんだから
今の状態で判断してもらいたかった
（判定前に確認したら知能検査の結果で
判定がかわるということはありません
っていわれたから受けなかったのに）
いろんな思いが頭をめぐる．．．．．
その後校長が
『あの、これまで入学前からこれまで
数回話し合いをしてきましたよね。
その話し合いを冬休みを待たずに
できれば１２月中にまたやりたいと思っているのですが
どうでしょうか？』
といってきたのです。
『ん？』
と不思議に思ったんだけど
そうか、そうか。
就学委員会でまた『心障学級に』
っていう判定が出たから
また話し合いをしなければならないんだわ。
そういう決まりなのね。
あぁ～～、期待した私が馬鹿だった。
入級許可されたからじゃなくて
心障へっていう判定が出たから
そのための書類が必要だったってことね。
なんかだまし討ちにあった感じ．．．．．
最初から判定結果を言ってくれればいいのに
私は前向きな気持ちをさんざん言わせられた後で
どん底に突き落とされたのです。
どうして最初に結果を言うってことを話さなかったのか．．．
私の言葉の中から
心障学級に行かせる為の理由付けができるものを探そう
と言う意図があったのか．．．
思わずそういうことまで考えてしまいます。
とにかくまた夏休みの終わりにやったような話し合いを
１２月中にすることになりました。
『さやかちゃんのために
他にどういう方法があるのかを
話し合いたいと思います。』
と校長は言ったけど
ぎりぎりに話し合いをすると
３学期に対応できないので早めに．．．
なんてすっかり今のクラスから心障に移すという目標のもとに
話をしている。
すぐに焦ったのか
「いや、すぐにどうこうと
思っているわけじゃないんです」
なぁんていってたけどもう遅いよ。
そういうことね。
結局、今回の通級の判定は私が思っていた
最悪のシナリオ通りになってしまいました。
通級のためとはいえ
就学委員会にまたかかってしまったことで
また入学前と同じ状況を作ってしまった。
４０人のどんな人達よりも
さやかのことを理解して冷静に見ているのは
私だと言う自信があるし
最初どういう風になるのか不安だった
さやかの学校生活も思った以上に
うまくいっているし
今度の話し合いでも私は
現状維持を希望すると思います。
最後に『スクールサポート』について尋ねる私。
やれるだけのことはやってやらねば．．．
入学して間もなくお願いしていた『スクールサポート』。
うちの市では無償なのでなかなかなり手がいない．．．
などと言われてそれっきりだったので
通級がダメならそっちはどうかと聞いてみたのです。
『こちらのほうでもお願いはしているんです。』
と校長は最初に言っていたのですが
『身体障害だったらうちの学校では
個人にサポートがつくのですが
さやかちゃんのような状態のお子さんには
つけていないのです。
つけるとなると
子供達にさやかちゃんが特別である
という話をしなければならないし
クラスの保護者の了解も得ないといけないし
担任の了解も得ないといけません。』
なんていい始めた。
『私は隠そうとかそういうことは
全く思っていませんので
そういう話が必要でしたら
いつでもかまいません。
でもまずサポートしていただける人がいての話なので
そういう人がいましたら
それから話をしていただけますか』
とお願いしたのです。
あぁ～～。学校ってなんでこうなの？
探していますなんて口ばっかりじゃん！！
探す気もないくせに適当に返事してるんじゃないよ！
あぁ～！！頭に来る！
通級もスクールサポートも絶対に諦めないからね！！
何度断られても何度もトライしてやる！！
来月は病院できちんとした知能検査を受けるので
その結果がでてからまた通級希望を出そうと思ってます。
凹んでるんだけど
やっぱり私って状況が悪くなるほど
燃えるタイプみたい（笑）
負けないから！
さぁちゃんは１年２組が好きだっていってるんだから
１年２組にいさせてあげながら
できることをやってあげなくちゃ！
普通学級にいることで
さやかの芽がつぶされているのなら
心障への入級も考えるけれど
普通学級にいるから伸びている部分が
とっても大きいのです。
それだけにこのまま今の学級に
いさせてあげたいと思う気持ちが強いのです。
頑張るよ～～！！！
今日は本当は
『さぁちゃん、通級学級入級決定！！』
っていうタイトルで日記再開を狙っていたんだけど
悲しい事に狙い通りにいきませんでした。
ちょっと悲しいけど、凹んでいられない。
前に向かって進まなきゃ！
私以外にさやかのことを守ってあげられる人はいないんだから。
ポジティブに行こう！！
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