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この食堂のメシは美味いとは言いがたいが
空腹を満たすには充分なものが食えて重宝している。
今日、食堂の女主がオレを黒く四角い箱の中に招き入れた。
箱の中のオレは、箱ごと宙に浮くのを感じながら
更に大きな動く箱に入れられた。
これが車というやつか。
そうこうしているうちに、なにやら白い建物に連れ込まれたオレは
今度はピンクの箱の中に移動させられた。
なんだ?
さすがのオレもちょっとドキドキしてきたぞ。
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ピンクの箱の中にいたはずのオレは
気付けばいつもの食堂の床に寝ていた。
夢だったのか?
まあいい。夢の中でも、車に乗ったことは明日誰かに自慢しよう。
さあ、身づくろいでもして夜の散歩に出かけるか。
?
夢だな。 これもまだ。
夢から覚めてないんだなオレ。うんそうだ。
だってそんなはずないもんな。
気を取り直して、
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・

・・・・・ ナイ。
〔オブちん♂本日めでたく、猫生の第二章をスタートいたしました。〕