東方見雲録

東方見雲録

2003.09.27
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カテゴリ: 2003
10時近くになっても子どもたちの姿がみえない。
やはり不人気か。それとも運動会でか。
スタッフだけで管理作業でもと腹を決める。

そうこうしているうちに元気な声、笑顔の女の子がやってきた。

今日の耕作体験は、「雑木林の下刈り」であった。
この女の子とお父さん中心に活動。
雑木林の成り立ち、管理内容など説明後、現場作業へ。

長柄の鎌にノコギリ。なかなか様になっている。

先ずは鎌での刈り取り要領を体験してもらう。これは少しやっただけで疲れそう。サワリだけにする。


お父さんと一緒に伐りおえる。ミシミシ倒れる音を体験してもらう。

後はスタッフと一緒にノコの使い方を練習。
その間、男手で刈り払い機やノコで下刈りをする。

実生のクワやネズミモチで林床は雑然とし、園路の交差部は見通しが悪い。また、キショウブの水路も伸びた草で見えない。
以前はもっと明るく、水路はキショウブが観賞でき、トンボが行き交うのも楽しめた。
これを以前に近づけようとの目的の林床整理だ。
実生で見通しが悪かったり、暗くなりすぎているところが他にもあったのだが、人数の関係で、水路脇だけにとどめる。

「明るくさっぱりしたね」「ご苦労さん」
散策の人からの声をありがたく受け止め、作業を終える。
女の子もノコの使い方、上達していた。

午後からは炭焼き施設の補修材を管理事務所に耕運機で取りに行く。耕運機の荷台に乗った女の子は満足そう。

午前の作業とまた違った楽しみ。
今日は友達はいなかったが満足してくれたようだ。

公園ではかって植えたヒガンバナが草刈り後の地でツクシンボウのように頭をもたげていた。
ヒガンバナは草刈り後の日照変化で蕾を出すのか。それとも毎年繰り返される草刈りタイミングに合せて咲きそろえているのか。実にいいタイミングで地上に出てきている。

ボランティア仲間がお世話していたコスモスも咲き、カメラを向ける人もいた。


花楽の秋。
収穫祭のイベントも近い。

おすすめサイト
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/cosmos.html




アーカイブサイト:活動風景 こちら








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