東方見雲録

東方見雲録

2003.11.03
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カテゴリ: 2003
日本女子バレー、やりましたね。
宿敵韓国に勝ちました。おめでとうございます。

今日は「文化の日」。

文化は英語でculture。nature、自然に対峙する言葉。

cul・ture は新英和中辞典 第6版 (研究社)によると

1 教養,洗練
2 [具体的には ]
a (ある国・ある時代の)文化,精神文明 《★【類語】 civilization が物質的な面に重きを置く語であるのに対して culture は精神的な面に重きを置く語》
b (伝承される信仰・伝統・習俗などの総体としての)文化,カルチャー

4a 養殖,栽培
b 培養
c 培養菌
ラテン語「耕作,手入れ」の意 (cult‐,colere 「耕す」から)
とある。

ここからわかるようにcultureは、ラテン語のcult‐,colere 「耕す」に語源をもつ。

自然のふところで培い、根づいた知恵ある暮らしのスタイルが文化か。

そんな思いも込めて水元で親子耕作体験にチャレンジして今年で5年目。

当時の意気込みをチョット紹介。私の「文化の日」とさせてもらいます。

*****今日の昔話*****

環境学習の場としての「耕作体験教室」


水元には公園のゆったりした雰囲気に魅了された根強いファンも多く、区部は勿論のこと、遠く多摩部、埼玉、千葉、神奈川からも講習会やボランティア活動に参加いただいている。来館者は年間10万人を超え、広域性をもった施設に成長しつつある。
今回はこのような現状を踏まえながら「環境学習の場」としての相談所の取り組みを紹介したい。

環境学習といえば、自然観察をもって良しとするところが多いが、水元では、親しむ・知る・働きかけ行動するといった各学習段階を、「緑の教室」から「緑の探検隊」「耕作体験教室」「緑の討論会」「グラウンドワーク水元」へと展開する講習会体系を整えている。
この体系を貫くものは「暮らしの中の緑を考える」という環境学習の視点で、その主軸は、大地を耕し、裁培から利用までの一貫講座としての「耕作体験教室」である。
昨年度、講習会参加者、ボランティアの皆さんの力を借り、耕作体験教室のフィールドとなる水田、畑、花壇を造成することができた。今年度はそれらを利用して、多様な講習会を行っている。


環境問題を考える時、環境保全とともに食文化や地域資源、広い意味での植物文化のあり方まで問われているものと考える。

人類の進歩も食を求め、大地を耕すことから始まった。ご存知のように、文化・カルチャーの語源が耕作にある。この原点に思いを込めた「耕作体験教室」である。

しかし、参加実態をみると、親しむ・知る段階への参加が多く、かつマニアックな要求もでてきている。自ら行動する段階となると少数で、これからといった感がある。

このギャップ埋めるため、人材育成の場として「花の市」「青空園芸教室」「ガーデニングボランティア」「エコガイド」などの活動も行っている。
ボランティア活動を中心に人材の環が広がり、多様な活動形態を支えていただいている。多くの方の熱い思いに感謝するともに、この思いを受け止め、新たな前進へとつなげていきたい。
その試みの一つとして、ボランティアを中心とした「自主運営花壇」の公園内設置や高齢者所帯の庭の手入れを行う「出前実習」など、公園や地域に一歩出て行く活動を今秋から展開する。

昨年廃止となった戸山公園緑の相談所の玄関にあった「グリーンカルチャー」のイベントポールは、今、水元にある。
江戸園芸の花、花菖蒲を庭に植栽したのは尾張藩戸山山荘が最初だという。その後、葛飾の地で裁培普及し、世界に広まった。
何かの縁を感じる。

現在、水元公園緑の相談所では、ガーデニングボランティアを「耕読舎」(晴耕雨読からとる)と名づけ、新たなグリーカルチャーのあり方に挑戦中である。

この小さなチャレンジが、耕作体験教室の思いが、際辺の地水元から静かに広がっていくことを願ってやまない。

****(99・10・15。職場関連の雑誌のための草稿)****

参考サイト: こちら


2022.10.01追記





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Last updated  2022.10.01 21:21:31
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