東方見雲録

東方見雲録

2022.10.04
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カテゴリ: 生命



出雲市が分散飼育に取り組むようになったきっかけの一つが、1990年代から続く中国・漢中市との交流だった。2000年からはトキの飼育費も負担している。「出雲の空にトキを復活させたい」との関係者の思いは強く、同省などの「トキ保護増殖事業計画」の分散飼育に着目した。

 全国4カ所で実施されている分散飼育は、鳥インフルエンザなどの感染症による絶滅を防ぐのが目的。市は近似種の飼育・繁殖で実績を積んで分散飼育地に選ばれ、11年から飼育を開始した。今年6月時点で、野生復帰のために出雲から佐渡へ移送された48羽のうち、45羽が放鳥されたという。

環境省は本州でのトキの定着に向けて、放鳥候補地となる「トキの野生復帰を目指す里地」を公募。出雲市はこれまでの分散飼育などの取り組みが評価されて選ばれた。

 トキは水田を中心とした水辺を主要な餌場としており、ねぐらや営巣場所となる森林整備が必要になる。放鳥候補地の選定委員からは近隣市町村との連携や栄巣林の管理などが指摘された。

 市は今後、生息環境に適した場所を探る方針。モデル地域を選定し、環境保全型農業の普及や竹林対策などの栄巣林整備にも取り組む。放鳥の実現は26年以降になる見通し。市朱鷺(とき)のまち推進室の梶谷房生室長は「農家や山林保有者の協力なしに放鳥の実現は難しい。出雲でトキが飛ぶことを応援してくれる市民を増やすためのPRも大切だ」と話した。【松原隼斗】
引用サイト: こちら


関連日記:2022.08.05の日記  こちら





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Last updated  2023.04.01 17:00:58
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