東方見雲録

東方見雲録

2022.10.10
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カテゴリ: 生命



敵に襲われたときなどにカエル、ヘビ、クワガタなど多くの生物で見られる「死んだふり(擬死)」。古くから生物学者らに観察されていたが、現代生物学から無視されてきた謎めいた行動について約四半世紀にわたり研究を続けてきた岡山大学の宮竹貴久教授(60)が「『死んだふり』で生きのびる-生き物たちの奇妙な戦略」(岩波書店)として著書をまとめ、擬死が生存に役立っていることを一般の読者にもわかりやすく示した。宮竹教授は「研究は面白く感じる心が大切。好奇心から始まる研究に共感してもらえたら」と話している。

宮竹教授は大阪府茨木市出身。「死んだふり」を目の当たりにしたのはサツマイモを食べる害虫、アリモドキゾウムシの根絶事業に取り組んでいた1990年代後半の沖縄県職員時代。その生態の研究のため、飼っていた虫をつついてみると、高確率で死んだふりをすることがわかった。

ここで興味をもった宮竹教授は、県職員としての本来の業務後のアフターファイブや土日の時間を活用。つついた後に死んだふりを続ける時間を計測することから「世界初」の死んだふり研究が始まった。

宮竹教授は平成12年に岡山大学に着任。16年にイギリスの科学雑誌に死んだふり行動が捕食回避に役立つことを示した論文を発表。この発表を受けた論文がさらに発表されるなど、死んだふり研究が注目されるようになった。

そのとき脳内では

宮竹教授は現在、死んだふりをする生物の脳内で何が起きているかを研究。生物の活動性に関わり、脳内の神経伝達物質であるドーパミンの量が増えると死んだふりの持続時間が短くなることを突き止めた。またドーパミンが欠乏すると生物に運動障害が起きることを発見。人間の運動障害の対策に応用可能かどうか研究を続けている。

引用サイト: こちら





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Last updated  2023.03.27 18:42:58
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