東方見雲録

東方見雲録

2022.12.23
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カテゴリ: 教育




いなかの静かなところにあるちいさなおうちは、「どんなにたくさんおかねをくれるといわれても」売ることのできない、孫の孫のそのまた孫の時まで立派に建っているはずの家です。春夏秋冬、りんごの花が咲き、子どもたちが池で泳ぎ、木の葉が赤や黄になり、雪が降ってというくり返しの中で、子どもは大きくなって街へ出て行きます。

そんなある日、工事が始まって自動車が走り、周囲にたくさんの家が建ちます。それがビルになり、更には高層化して、地下鉄もできます。夜も明るく騒がしい街では、みんな忙しそうです。

その中に埋もれてしまった小さな家を、建てた人の孫の孫のそのまた孫にあたる人が見つけ、また静かな丘の上に運びます。

お話は、「ちいさいおうちのうえではほしがまたたき……お月さまもでました……はるです……いなかでは、なにもかもがたいへんしずかでした。」で終わります。

引用サイト:婦人公論 中村桂子氏記事より  こちら





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Last updated  2023.02.28 17:50:47
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